タオルケットをもう一度

著者 :
制作 : 水野 輝和(原作) 
  • PHP研究所
4.06
  • (6)
  • (7)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 55
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569817958

作品紹介・あらすじ

人気フリーゲーム『タオルケットをもう一度』をノベル化。可愛らしいビジュアルとは裏腹に奥深く、時にダークな独自の世界を書籍で再び。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • タオルケットシリーズの大ファンなので期待半分不安半分でしたが、素晴らしい出来でした。
    柔らかいタッチのイラストと童話のような優しい文体が、可愛くもブラックで切ない原作の雰囲気を壊すことなく再現されています。

  • 以前面白いフリゲとして知った『タオルケットをもう一度』をプレイしたところ非常に面白かったので。
    ちょびっとだけ読んでみたがいきなりコンチェルのぶしぇぇぇぇ!が出てきて笑いそうになった。
    3や海や猫足乙女も小説版出ないかな。

    児童書のような読み手に語りかけるような文章、大幅なオリジナル要素も無かったので安心(?)して読めた。
    ただ、原作と違うオリジナル要素の一つにぱりぱりうめの結婚相手が違うことが少し気になった。
    原作では2の主人公♂だったのが、小説ではもふもふ髭の男性でポン(もめん)に似た外見の男性になっていた。
    不満があるとするとそこくらいかな。

  • 原作をプレイしたのがだいぶ前だから、原作を壊してる!とかは感じませんでした。特に文体が、すごく原作のナレーションっぽいし。
    もうとにかくブッ飛んだ宇宙規模のほのぼのゲームだなあと再認識。

  • 原作タオルケットシリーズでは一番ストーリーがしっかりしているはずの作品のノベライズ本。 絶対に日の目を浴びないであろうと思われていたフリゲだけあって発刊しただけで驚かされた。ファンだからこそ読める内容ではあるものの、一般人が触れてこの世界観に付いてこられるかどうか不安ではある。文体は優しいけど妙に哲学的だったりする部分もあって翻弄はされるかも。 x

  • 著者のひびき優さんも後書きで書いているのですが、やはりタオルケットをもう一度は水野輝和さん原作のゲームに魅力があります。ゲームプレイのきっかけがノベライズの役目と書いていますが、その通りだと思います。タオルケットはこの分厚いページ数でも表現し切れませんでしたね…。お話や演出はゲームとは違いましたが、タオルケットの世界観はとても良く表現されていたと思います。可愛らしさや切なさがよく出されていました。それだけでなく、ノベライズ版の演出や場面もとても気に入る所がありました。
    ただ、少し残念なのが、コンチェルやラザニアの大好きな台詞が微妙に変えられていたこと…ここは原作の台詞使って欲しかったなあなんて思うことがしばしば。でも、全体的には満足でした。タオルケットをもう一度プレイしたくなりました。
    あと、早期購入特典の原作者水野さんのインタビューとても面白かったです。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

直近では『千年戦争アイギス』(ファミ通文庫)、MF文庫Jでは『ガールズ&パンツァー』などのノベライズを担当。

「2016年 『復活したらLv1だったので、生き延びるために英雄少女を口説くことにしました。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ひびき遊の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×