「うつ」だと感じたら他人に甘えなさい (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569818931

作品紹介・あらすじ

うつにならないためには「プレッシャーに負けない」ではなく「ストレスを逃がす」のが大切――。その方法論や発想法を精神科医が伝授。

感想・レビュー・書評

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  • 甘え方を知らない人がうつになる、うつになる環境を撲滅やうつにならない強い心を作るというのではなく他人に泣きついて甘えるということでうつを救える、ということは新しい提案でへぇ~と思った。ところが、本の内容の9割はうつと甘えについて以外のことに分量が割かれている。日本は申請主義なので利用できる制度の知識が必要とか、うつの診断基準は人々に病院にかかってもらうためにゆるいめに作っているなどのためになる情報は多くあったが、題名に惹かれて本ととったのに、なぜ甘え方を知らないとうつになるのかとか、他人に甘えることとうつの関係はなどの話がほとんどない。う~んって感じ。

  • 久しぶりに、和田秀樹さん。タイトルがちょっと引っかかったので、読んだ。
    ざっくり、うつ病に対する知識を付けることと、うつ病になっても「ダメージを少なくする=他人に甘える」ことを推奨しているのは、納得できる。
    細かいことを言い出したら、いろいろ、ん?って思うところはあるのだけど。
    不適応思考、のところはおもしろいなと思った。こういうひと、いるなぁって。

  • 後半が特によかったです。
    脳みその話とか、副作用の話とか、カウンセリングのデメリットのこととか、更年期のこととか、政治界隈のこととか、

    現在寛解ちうだけどクスリをのみつづけてる私には、もうひと工夫できるかも的な内容でした。

    タイトル見て「全然かんけーねえ」とスルーする人たちにいちばん読んでもらいたいのだけど、
    まあ無理だろうなあ。

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著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に、『80代から認知症はフツー』(興陽館)、『病気の壁』(興陽館)、『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『老いの品格』(PHP)などがある。

「2024年 『死ぬまでひとり暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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