上司になってはいけない人たち (PHPビジネス新書)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569819181

作品紹介・あらすじ

問題は、「いまどきの若者」ではなく、「いまどきの上司」にある。人事部も気づき始めたこの新事実、上司は受け入れることができるか。

感想・レビュー・書評

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  • 上司の部下への態度によって、部下がどう育つかが変わると思った。

    できる人へこそ、もっとできると厳しくしてさらなる成長を促す。
    逆にできない人へは、賞賛が必要と書いてあり、これは子どもに接する時も同じだと思った。

  • 自分の振り返りとして非常に役に立つ。自分の立ち振舞いを反省するためにていきてきに読もう

  • ・「肯定的態度こそが、組織間の葛藤を乗り越える人間的な契機となる」土光敏夫
    ・QWERTYを発見し除去すること。
    ・会社の敵ではなくファンをつくれ。
    ・才能も知恵も努力も業績も身持ちも忠誠も、すべてをひっくるめたところで、ただ可愛気があるというだけの奴にはかなわない。

  • タイトル通りの内容。いくつかの分類に分けて解説。害の少ないパターンから、非常に危険なパターンまであり、危険なパターンに当たった場合は我慢せずに辞めたほうがよいとまで言っているが、正論かもしれない。どこの組織でも危険な上司はいるということだろう。
    面白かったところの引用。
    ・淀川長治のモットー→ウェルカムトラブル。

  • 夏休みを利用し、後半を一気に読んだ。
    p27「上司に対する不満調査」の結果である。
    1位 人として尊敬できない。
    2位 業務に関する指示・命令が不明確。
    3位 感情的に怒ることが多い。
    4位 立場に見合った仕事をしていない。
    5位 情報共有をしない。
    6位 仕事を公平に評価できない。
    7位 お気に入りの部下をえこひいきする。
    8位 部下の悪口を他の部下に言う。
    9位 挨拶・会話などコミュニケーションが取れていない。
    10位 上位の人間ばかり見ている。
    p29 そこでさまざまな話を総合してみると、部下が上司を尊敬できるかの分岐点は3つほどあると思う。ひとつは仕事や部署の将来に自分なりのビジョンを持っているかどうか。二つ目は真剣に部下のことを思っているかどうか。三つ目は自分の職務に誇りを感じているかどうか。
    p55 「上司に対する不満は何ですか」というアンケートをとってみると、どこの会社でも「きちんと話を聞いてくれないこと」が上位に上がる。職場のコミュニケーションを阻害する最大の要因は、たいてい上司の側にあると思って間違いない。
    p57 管理者にとって重視しなければいけないのは、言うまでもなく、グッドニュースよりバッドニュースのほうだ。であれば、上司は部下の相談にこそ気持ちよく応じなければならないというという道理がわかるだろう。

  • 人事教育コンサルタントであられる本田有明氏による、「上司」の分類・分析に関する書籍。
    たいへんよく整理され、まとめられ、実例も交えて説明されており、上司-部下問題を考察するうえでその頼れる骨子を提供してくれます。
    単に上司-部下問題に限らず、組織のあり方や会社の在り方にまで敷衍できます。

  • 会社の方針へのビジョン、部下への愛、仕事への誇り。愉快、爽快、軽快。感謝、陳謝、辞謝。

  • ホウレンソウの相談
    ホウレンソウの報告、連絡は指示しているが、どんどん相談しろと指導しているだろうか?
    積極的傾聴に努めよ。
    「いまお邪魔してしてもよろしいでしょうか?」
    「ぼくにはいま、きみの話を聞くことよりも重要な仕事はない。大いに話してください」

    土光敏夫 伝説の経営者
    肯定的態度とは、相手の立場になって聴き、どこに賛成しようかと考える姿勢をいう。その底には、思いやりの気持ちが流れている。反対に、否定的態度とは、相手の発言を自分の立場で受け止め、どこに反対してやろうかと考える姿勢をいう。その裏には、自己防衛や自己顕示といった気持ちが潜んでいる。相手の提案に対しては、それを心から認めてあげることを惜しんではなるまい。肯定的態度こそが、組織間の葛藤を、乗り越える人間的な契機になる。

  • 著者がコンサルでいろんな経験や噂を聞くことが多いのだろうが、それを「あーいうことがありました、こーいうことがありました」と適当に集めているだけ。章立てもほとんど意味がなく、体系だっておらず、ほとんど「ダメな上司の例」に明け暮れてる。そして、たまにアドバイス。(弁護士事務所の先生が「こんなにすごい相談・案件ありました」みたいな与太話みたいなもの)

    話のネタとしてはおもしろいかもしれないが、あまりまじめに読むとアホらしい本。

  • 帯に惹かれて買った一冊。
    なのは先輩で、それを借りて読んだ。
    昇格試験があったこともあり、部下との距離感・考え方を言葉にするためには一読しておく必要があると感じた。
    ただ、内容に目新しいことはなく、特に繰り返し表現、強引な引用などくどい部分もあり、中盤は中だるみしていた。
    考え方の整理には役立つ一冊

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著者プロフィール

作家、エッセイスト。主な著書に『願いがかなう ふしぎな日記』『願いがかなうふしぎな日記 光平の新たな挑戦』『望みがかなう 魔法の日記』『夢をかなえる 未来ノート』『「水辺の楽校」の所くん』(以上、PHP研究所)、『走れ!家出犬ジェイ』『電車でスタンプラリーへGO!』(以上、金の星社)、『勇気を出して、はじめの一歩』『ここではない、どこか遠くへ』(以上、小峰書店)、『メロンに付いていた手紙』『歌え!多摩川高校合唱部』(以上、河出書房新社)などがある。

「2023年 『願いがかなうふしぎな日記 夢に羽ばたく夏休み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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