- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569819181
作品紹介・あらすじ
問題は、「いまどきの若者」ではなく、「いまどきの上司」にある。人事部も気づき始めたこの新事実、上司は受け入れることができるか。
感想・レビュー・書評
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上司の部下への態度によって、部下がどう育つかが変わると思った。
できる人へこそ、もっとできると厳しくしてさらなる成長を促す。
逆にできない人へは、賞賛が必要と書いてあり、これは子どもに接する時も同じだと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の振り返りとして非常に役に立つ。自分の立ち振舞いを反省するためにていきてきに読もう
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・「肯定的態度こそが、組織間の葛藤を乗り越える人間的な契機となる」土光敏夫
・QWERTYを発見し除去すること。
・会社の敵ではなくファンをつくれ。
・才能も知恵も努力も業績も身持ちも忠誠も、すべてをひっくるめたところで、ただ可愛気があるというだけの奴にはかなわない。 -
タイトル通りの内容。いくつかの分類に分けて解説。害の少ないパターンから、非常に危険なパターンまであり、危険なパターンに当たった場合は我慢せずに辞めたほうがよいとまで言っているが、正論かもしれない。どこの組織でも危険な上司はいるということだろう。
面白かったところの引用。
・淀川長治のモットー→ウェルカムトラブル。 -
人事教育コンサルタントであられる本田有明氏による、「上司」の分類・分析に関する書籍。
たいへんよく整理され、まとめられ、実例も交えて説明されており、上司-部下問題を考察するうえでその頼れる骨子を提供してくれます。
単に上司-部下問題に限らず、組織のあり方や会社の在り方にまで敷衍できます。 -
会社の方針へのビジョン、部下への愛、仕事への誇り。愉快、爽快、軽快。感謝、陳謝、辞謝。
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ホウレンソウの相談
ホウレンソウの報告、連絡は指示しているが、どんどん相談しろと指導しているだろうか?
積極的傾聴に努めよ。
「いまお邪魔してしてもよろしいでしょうか?」
「ぼくにはいま、きみの話を聞くことよりも重要な仕事はない。大いに話してください」
土光敏夫 伝説の経営者
肯定的態度とは、相手の立場になって聴き、どこに賛成しようかと考える姿勢をいう。その底には、思いやりの気持ちが流れている。反対に、否定的態度とは、相手の発言を自分の立場で受け止め、どこに反対してやろうかと考える姿勢をいう。その裏には、自己防衛や自己顕示といった気持ちが潜んでいる。相手の提案に対しては、それを心から認めてあげることを惜しんではなるまい。肯定的態度こそが、組織間の葛藤を、乗り越える人間的な契機になる。 -
著者がコンサルでいろんな経験や噂を聞くことが多いのだろうが、それを「あーいうことがありました、こーいうことがありました」と適当に集めているだけ。章立てもほとんど意味がなく、体系だっておらず、ほとんど「ダメな上司の例」に明け暮れてる。そして、たまにアドバイス。(弁護士事務所の先生が「こんなにすごい相談・案件ありました」みたいな与太話みたいなもの)
話のネタとしてはおもしろいかもしれないが、あまりまじめに読むとアホらしい本。 -
帯に惹かれて買った一冊。
なのは先輩で、それを借りて読んだ。
昇格試験があったこともあり、部下との距離感・考え方を言葉にするためには一読しておく必要があると感じた。
ただ、内容に目新しいことはなく、特に繰り返し表現、強引な引用などくどい部分もあり、中盤は中だるみしていた。
考え方の整理には役立つ一冊