プライドが高くて迷惑な人 (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 543
感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569820910

作品紹介・あらすじ

見栄っ張りで、周囲から低く見られたくないために、相手をイラつかせ傷つける人がいる。我慢できなくなるような困った人の心の構造と対処法とは。

感想・レビュー・書評

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  • プライドが高くて、迷惑な人に自分がならないように、そして、そのような人への対策!が書かれています。
    周りに迷惑な人がいて、悩んでる人は、ぜひ読んでみてください。

  • 自分自身に当てはまることが多く、とても参考になった。「失敗を恐れない。失敗して、それを克服した経験を積む」「他者に自分の考えを話し、自分内部の怒りを外に放出する必要性」などを学んだ。今の営業研修で、自分に足りない謙虚さはプライドの高さが原因であると再確認した。

  • 職場でそういう人がいるので。特徴がピッタリ合って面白かった。親との関係が要因とも書かれていたがそうかもしれない。対処法も書かれていたが結局は、こちらが大人の対応をするしかないみたい。相手が必死に守っているプライドをへし折ってはダメだよね。でもストレス溜まるんだよなぁ。

  •  既読だったが、前回は上司(社長)を想定して読んだのに対して今回は年下の同僚の場合に当てはめながら読了。彼女には一部当てはまる所はあれど、メインの問題点ではなさそうだった。
     立場が上の人間がプライドが高い人間だった場合は本書に書かれていたような対処法でやり過ごすのも致し方ないと思うが、下の人間にも一旦できている所を褒めてあげたり言い分を受け入れてあげたりなど、迷惑を被っている側が気を遣わなければいけない点が少し腑に落ちない。問題点を指摘して非難しても問題解決にはならない、とは確かにその通りかもしれないが、そんな人間と関わりたくないのも本音。自分も気づけばプライド高すぎ人間にならないよう、客観視せねば。

  • 身につまされる思いで(?)読了。

    ラ・ロシュフコーの引用がかなり多い件について何かコメントがあるかと頭の片隅で思いながら読み進めていたが特に説明はなかった。

  • 処方箋が薄い。

  • 2022/08/23
    この人の〜な人シリーズ本はたくさん出ていて、だいぶ前に読んだ本がとても参考になり、この本も読んでみました。
    プライドが高いとは具体的にどういうことなのかが解説されていると同時に、実際に仕事の場面やビジネスの場面でプライドが高く他人に迷惑をかけることの具体例がたくさんあり、そこから自分がどのように対処していったらいいか、関わっていく上でどのようなことに気をつけたらよいのかについてもこれを読むことである程度の知識が身につけられるのではないかと思います。
    読んでいると、相手を変えようとするアプローチよりも、自分がその人と適切な距離感をどう保つかというアプローチの側面の方が大きいような気がしました。
    やはりプライドが高くて迷惑な人そのものを無理に変えようとすることはとても労力を使うので、その労力できっともっといいことができそうです。
    また、プライドが高く周りに迷惑をかける人間に自分がならないためにどうするかという自分自身の心がけも触れてくれていました。
    自分も他に迷惑をかけるようなプライドはなるべく捨てて、良い作用をもたらせるようなものに変えていけたらなと思いました。

  • #読了 「あーいるいるこういう人!」と「耳が痛い……辛い……」という気持ちを繰り返し味わわされる本だった。
    プライドが高く迷惑な人の事例と、その対処法、そして自分がそういう困ったちゃんにならないようどうするべきかが書かれている。子供を育てている身としては、子育てでの戒めとして読んでよかったと思っている。

  • ここ最近、プライドが高くて迷惑な人に悩まされている私。
    読んでみて、なるほどなーと頷ける部分はたくさんあったけど、でも解決策がいまいちぼやけてて結局は自分で解決しろってことなのかな。
    自分自身も知らず知らずのうちに迷惑な人になっている可能性もあるので、そこは気をつけたいな。って思いました。

  • 後半の対処法が役に立つ。なぜこんなやつに合わせないと行けないのだという感情のイライラを発散させてくれる有り難い一冊

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著者プロフィール

1961年生まれ。大阪大学医学部卒業、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。専門は精神医学、精神分析。フランス政府給費留学生としてパリ第八大学でラカン派の精神分析を学びDEA(専門研究課程修了証書)取得。精神科医として臨床に携わりつつ、精神分析的視点から欲望の構造について研究。日生病院神経科医長、人間環境大学助教授を経て、現在、神戸親和女子大学教授。著書に『オレステス・コ
ンプレックス—青年の心の闇へ』『17歳のこころ—その闇と病理』(共にNHK出版)『分裂病の精神病理と治療7—経過と予後』(共著、星和書店)など、訳書に『フロイト&ラカン事典』(共訳、弘文堂)などがある。

「2005年 『攻撃と殺人の精神分析』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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