海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできる

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569821474

作品紹介・あらすじ

TOEIC500点レベルから、わずか1年で買収交渉ができるまでに急成長! 元ソフトバンク社長室長が、最短最速の英語勉強法を伝授!

感想・レビュー・書評

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  • これから語学学校へ通うので、モチベーションアップのつもりで、これと『英語力はメンタルで決まる』という本を並行して読んでみた。
    共通点もあれば相違点もあった。こういう本を読むときは筆者の学歴や職歴、置かれていた環境が注目ポイントだなーとも思う。

    以下、覚えてる範囲で

    共通点
    ・言語習得には質より量、必要な勉強時間を知る、確保する
    ・留学しないとできないは嘘
    ・発音は諦める
    ・教材は1つとかとにかくしぼる(あと、たった〜でできるとかタイトルにつられるな)
    ・実はビジネス英会話より日常会話の方が難しい、目的に沿った英語の習得を
    ・アウトプットの場を作る
    ・完璧に喋れなくてもいい、恥じるなやれ

    相違点 
    ※前者が『英語力はメンタルで決まる』
    ※後者が『英語は1年でマスターできる』
    ・オンライン英会話賛成派←→英会話教室賛成派
    →いつでもどこでもできることをメリットと捉えるかデメリットと捉えるかの差。
    ・文法や単語の勉強は必要派←→不必要派
    →後者の作者は東大卒で頭がいいから土台が十分にあるからそう言えるのかなとも。自分の学力によってって感じやな。
    ・英検、TOEIC賛成派←→あんまり派
    →英検、TOEICを知識を伸ばすと捉えるか、あんまり英語力と直結しないと捉えるか。後者は少なくとも他に習得目的があるならスコアなどをゴールにはするなと言っている。

    『英語は1年でマスターできる』の方が、英語を習得する目的が(ビジネスでとか)明確で、かつ短期間でという方に向いていると思う。あとは英会話力をとにかく付けたい人。
    『英語はメンタルで決まる』の方は、学校英語の延長に近いような気がする。この方自身が教育者であるのもあってか、勉強をすることも、人に勉強を進めることも大好きなんやと思う。

    どちらも良さがあるけど、個人的には『英語は1年でマスターできる』がしっくりきて、モチベーションを上げてもらったかな。

  • P166 お坊さんが読経するときの声をイメージ
    日本人はのどを占めて声を出す⇒のどをひらいて振動させながら声を出す「胸声」に変える。
    息を吸いながら「おはようございます」で練習。

  • 英語を勉強というより国際語としての英語の使い方をどう学ぶかというハウツーとして役に立つ。筆者は留学していないだけでエリートなので万人向けではないかもしれないが、真面目なのに英語だけ避けてる人にはオススメかも。

  • 1年、1日3時間を続ける。1000時間でマスターできる・。
    目的を絞る。
    発音は捨てる。
    ウォール街の映画を聴きながら、テキストで確認。
    聞き流すのではなく、聞き取れなかった文章をテキストで確認する。音とスペルをひもづける。
    低い声でのどを震わせながら話す。
    スモールトークは捨てるが、エピソードを一つくらい用意して覚えてもらう。珍しい話と家族を大事にする話。Whatではじまる質問の仕方を用意しておく。
    アウトプット。総長の英会話学校がお勧め。仲間もできる。
    ヴァーサント:自宅の電話で受験可能。スピーキング。
    英文添削サービスがある。Ginger。
    Google翻訳を使い、必要なところだけ精読。
    専門用語をA41枚にまとめておく。
    カンニングペーパー。
    結論から話す習慣

  • 孫社長の側近で働いていた人の話なので、英語が使えないスタートから、どのようにして大舞台のビジネスで英語を使って切り抜けていくかが書かれていたように思う。タイトル通り、期間を区切って勉強というところがまずよかった。一年以内なら頑張れるというのをしきりに繰り返すのも現実的な話だと感じる。

    すべて覚えようという姿勢より、ビジネスで使える英語を身に着けるために、最小限の教材で留めようというのにも非常に参考になった。時間のない人がアレコレ手を出して自爆しない賢いやり方ではないかなと思う。

  • ビジネス英語に特化して書かれた本。
    参考になる点が多かった。
    ・「自分に必要なのはどんな英語か」をまず明確にする。Tビジネス英語にはスピーキングとヒアリングを徹底的に。
    ・1年で1000時間やれば、必ず聞ける、話せるようになる。朝時間+通勤時間を活用。
     前日→翌朝 平日→土曜に復習
    ・英語ができるようになることでチャンスは飛躍的に広がる。
    ・音声を聞くときは、必ずテキストを見ながら。
    ・教材は一つに絞る。一押しは好きな英語
     この著者は映画「ウォール街」のスクリーンプレイ
    (アマゾンで検索したらこの本の影響かしれないが、中古で2万もしているのにビックリ!)
    ・「ヴァーサント」、「amivoice」は発音チェックに最適
    ・英語添削サービスは「ジンジャー」
    ・1年1000時間がむしゃらにやって身に着ければ維持するのは容易

  • あくまでプロジェクトとして英語学習を考えた場合、明確な目的に期限までにたどり着くためにはやり方を厳選する。無駄に単語を覚えたり文法を1から学び直したり発音にこだわったりしないこと。厳選するにあたってのオススメツールの紹介もいくつかあり。結局仕事と一緒なんだな。仕事のために習得した人の話だから当たり前か。

  • 「知力も体力も気力も人並み」とあったのに、ソフトバンクに中途採用(ヘッドハンティング?)されて孫正義社長と海外出張行くし、「ん??」と思ったら東大卒の著者でした。知力は人並みじゃないでしょ…。


  • 著者自身は英語のエキスパートでもないのですが、合理的な考え方で英語学習を実践&成果を出しています。
    どうしても日本的な考え方で、発音や見え方ばかりを気にしてしまうのでそれを一切捨てて、まずは自信をつける重要性に気づけました。

  • 英語を1年間で1000時間勉強するのに必要な時間は1日3時間。→朝の時間と通勤時間で確保する。

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著者プロフィール

1972 年、福岡県生まれ。東京大学経済学部経営学科卒。三菱地所㈱を経てソフトバンク㈱に入社。27 歳で同社社長室長に就任。孫正義氏のもとで「ナスダック・ジャパン市場開設」「日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)買収案件」「Yahoo! BB 事業」などにプロジェクト・マネジャーとして関わる。2006 年にジャパン・フラッグシップ・プロジェクト㈱を設立し、同社代表取締役社長に就任。同年、子会社のトライオン㈱を設立し、2013 年に英会話スクール事業に進出。2015 年には英語学習1年完全サポートプログラム『TORAIZ』(トライズ)を開始し、日本の英語教育を抜本的に変えていくことを目指している。また自社経営のかたわら、東証一部上場企業、マザーズ公開企業をはじめ複数の取締役・監査役を務める。その一方で、厚生労働省年金記録問題諮問委員など、公職も多数経験。著書に、『すごい「数値化」仕事術』(PHP 研究所)、『[新書版]海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできる』『【新書版】A4 一枚勉強法』(ともにPHP ビジネス新書)ほか多数。

「2023年 『孫社長のプロジェクトを最短で達成した 仕事が速いチームのすごい仕組み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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