横田めぐみさんたちを取り戻すのは今しかない

著者 :
  • PHP研究所
5.00
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 4
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569824277

作品紹介・あらすじ

「めぐみさんたちの確実な生存情報を我々は持っている」。第30回「正論大賞」を受賞した著者が挑む「北朝鮮による拉致=テロ」との最終決戦!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2015年出版の本ですが、今更なのですが、「日本人を救出する」のは「日本人全員」の力でやっていくべきだということです。
    拉致されたのは、日本、韓国、タイ、レバノン、中国、ルーマニア、米国、マレーシア、シンガポール、ヨルダン、レバノン、フランス、イタリア、オランダ人たちが拉致されたことは確実。
    北朝鮮は国際社会の批判や評判をとても気にしているそうですが、世界中が非道・横暴を糾弾して、圧力、制裁を加えていくべき、
    それ以前からも日本人拉致が行われていたが、特に70年代半ばからは、(むやみやたら)に拉致を行った。拉致起案は下の実務者がして金日成がサインをして実行された。
    成績のいいものは英雄称号を受ける。

    拉致被害者の実人数は警察発表や、荒木和博さんたちが報告をされている人数よりも、想像もつかないほど実際には多数の拉致被害者がいる可能性が高い。

    拉致の3パターンとして「遭遇拉致」「人定拉致」「条件拉致」を上げらています。
    ただし大きく見れば、すべては日本国内にいる組織や北朝鮮が、日本人を意図的・計画的に狙った「人定拉致」でしょう。
    曽我ミヨシさん・ひとみさん親子のことも、太々しくて厚かましい金ミョンスクという朝鮮人女性が事前に佐渡に入り、曽我さんの病院のスケジュールを入手して、曽我さん一家のことを調べていて、その上で意図的に拉致を実行したのでしょう。曽我ミヨシさんは殺されている可能性が高く、曽我ひとみさんは、3人の男に引きずり込まれ、手足を縛られ、袋をかぶせられ船で北朝鮮へ運ばれた。

    想像することはとても辛いことですが、日本人がどうやって拉致を実行され、拉致被害者たちがどう北朝鮮へ運ばれ、北朝鮮でどういうことを受けさせらているのか。
    今も生きていて日本人の助けを求めて、待っている拉致被害者たちもいますが、体の弱い人の場合には、拉致を実行されたときや船の中などで、そのまま亡くなってしまった被害者たちも多数います。

    北朝鮮へのカネの流れを食い止めていくために
    ・パチンコ業者の取り締まり
    ・在日朝鮮人による北朝鮮への送金
    ・朝鮮総連からの
    ・朝銀信用組合の錬金術の停止
    ‣他にも消費者金融業者・在日経済人・在日企業・在日政治家の工作活動・在日マスコミの工作活動の取り締まり・在日芸能関係者の工作活動の取り締まりも大いに必要でしょう。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

西岡 力(にしおか・つとむ)
1956年、東京都生まれ。国際基督教大学卒業。筑波大学大学院地域研究科修了(国際学修士)。韓国・延世大学国際学科留学。1982年~84年、外務省専門調査員として在韓日本大使館勤務。東京基督教大学教授を経て、現在、(公財)モラロジー道徳教育財団教授・歴史研究室長、麗澤大学客員教授。「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」会長。歴史認識問題研究会会長。最新刊に『韓国の大統領はなぜ逮捕されるのか』(草思社)、ほかに『わが体験的コリア論』(モラロジー道徳教育財団)、『日韓「歴史認識問題」の40年』(草思社)、『増補新版 よくわかる慰安婦問題』(草思社文庫)など多数。

「2022年 『文庫 増補新版 でっちあげの徴用工問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西岡力の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×