- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569827346
作品紹介・あらすじ
累計800万再生を突破したボカロ楽曲を人気作家・日日日氏×『艦これ』の公式イラストレーターおぐち氏がノベライズ!
感想・レビュー・書評
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ボーカロイドのノベライズとは知らず、表紙買い。原作がわからないので純粋に楽しんで読めた。ファンだとまた評価が違ったりすると思う。
第一章はなかなか進まずに面白くなかったが、裏番組辺りから謎が出てきてなんとか読み進められた。
つまらない何もない日常、幼馴染の変化、町を牛耳るお嬢様と取り巻き、いじめ、学生の葛藤も所々に出てくるところが良い。
ラストは少しモヤモヤが残った。結局、電気屋以外はすでに亡くなっていて、たまたま家まで火が広がっていたという理由で遊園地に飛ばされ、関係ないから帰っていいと言われ、冒頭の死体の中(現実への出口)から出てきたのが電気屋だった。そして小百合=浄瑠璃、ということだった。鏡森の父は浄瑠璃の首を絞めた相手で、逃げてその後に別の女の人と結婚して生まれたのが鏡森。絞められてたときにすでにいたのがいじめられていた子。でも結婚せずに一人で育てた。なので鏡森の母は浄瑠璃ではない。という解釈で良いのかな。なんかよくわからなかった。山奥の浄瑠璃ハウスは鏡森のもので、亡くなる日に買い物をしていたのが浄瑠璃グッズだったと。で、浄瑠璃のライバルの息子に刺された。
裏番組を章ごとに挟んであるのがリズムをよくしている。色も黒に反転させてあり、雰囲気がグッと変わり、怖さを作り出している。
裏番組は亡くなる前までの小百合と娘の日常だった。でもあのテレビは一体なんだったのか。その謎だけ解けない。
鏡森の観覧車での話は良かった。幼馴染の男の子も良かった。あとは最後の章の小百合と電気屋の会話。
人の恨みはこわい。それを子供に押し付けるというのは卑劣だ。恨みはお腹にいる胎児の頃から伝わってしまうのだろうか。そして無意識に刷り込まれてしまうのか。
登場人物の名前が難しい。読めない。思い出せない。読んでいてわからなくなる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんとなく興味を持ったので。完全に理解できたわけではないけれど、結末がわかってすっきりはできました。遊園地が怖くなる本です。
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Interesting
I don't know what it means to my friend, so I don't have to read itI have just finished reading it normally
So I recommend
I like illustrations tooPrima Donna
面白かったです。
友達に意味わからないから読まない方がいいよ うつ病になるよなどと言われましたが全くそんなことも無く普通に読み終えました。
それに挿絵も良かったです
オススメです!
特にプリマドンナについてがよく分かりました -
2016/02/27 購入