東大病院を辞めたから言える「がん」の話 (PHP新書)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569827506

作品紹介・あらすじ

「本当に信用できる医師とは」「粒子線治療は効くのか」など、がん外科医と腫瘍内科医の両方の資格を持つ専門医が赤裸々に語る。

感想・レビュー・書評

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  • がんの情報の使い方
    前半はリテラシーの話
    がん情報があふれていて惑わされてはいけない
    インターネット上の情報 言葉の使い方には根拠があるのか?
    医師との人間関係についても説明されている
    後半は近藤誠への批判

    権威に弱い日本人商業ベースに乗せられる

  • がん医療の正しい知識の啓蒙本。巷にあふれている似非医学・報道内容(ガンは放置、自然治療、食事療法 etc.)を正す。医者と患者とのコミュニケーションの大切さ、そしてそのためにリテラシーを高めておくことの重要性を感じる。

  • 近藤本への反論、近藤理論への批判本。

    筆者の意見はよく分かるが、実際には知識が乏しいのに切りたがる医師が多いというので、近藤本が流行るのだと思う。

  • 私自身が肺腺癌のIIIbで手術不能のところ、抗ガン剤、分子標的薬、放射線治療により「寛解」を得ただけに、大場先生の述べておられることはすごく納得がいく。

  • 自分もこのような歯切れの良い文章をかけるようになりたい。(献本頂きました。改めて御礼m(_ _)m)

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著者プロフィール

1972年、石川県生まれ。外科医、腫瘍内科医。医学博士。
金沢大学医学部卒業。がん研有明病院等を経て、東京大学医学部附属病院肝胆膵外科助教。
2015年退職し、セカンド・オピニオン外来を主とした「東京オンコロジークリニック」を開設。
著書『がんとの賢い闘い方―「近藤誠理論」徹底批判』(新潮新書)『東大病院を辞めたから言える「がん」の話』(PHP新書)

「2016年 『脱・近藤誠理論のがん思考力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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