風待心中

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著者 : 山口恵以子
  • PHP研究所 (2016年2月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569827810

風待心中の感想・レビュー・書評

  • 早くに夫を亡くしたおせいの生き甲斐は、
    将来を嘱望される蘭学医の卵で、母親思いの
    息子、真吉。折しも連続する幼女殺人事件が
    江戸中を震撼させる中、真吉は人殺しの罪で
    捕縛されてしまい…。

  • 江戸の町、おせいのひとり息子真吉は優秀なだけでなく、眉目秀麗、誰にも優しく、自慢の息子だった。
    時代物。
    タイトルから、誰と誰がを想像しながら読みました。
    途中いきなり彼が変貌したように見えた口づけのシーン、思わず、やっぱりとうなづいてましました。

    いつの世にも起こる酷い事件。
    今なら、DNA鑑定ですぐに犯人は分かりそうですが、この時代それは岡っ引きの勘だのみだったのかも。

    自慢の大切な息子の告白、母の気持ちを思うとやるせないです。
    このような結果にしかなり得なかったのか、母の愛は深いと思わずにはいられませんでした。

  • 久しぶりの時代小説。とても読みやすかった。
    恋愛のもつれからの心中ものと思っていたが、最後にきてタイトルの意味を理解した。6月のことを水無月の他に風待月ともいうらしい。自らの手で決着をつけた母の思いが哀れで悲しい。

  • 話の筋は面白いと思うんだけど、おさきの最期が急すぎて、セリフが説明っぽくて白けた。
    それに、この時代まだ長屋にちゃぶ台はないのでは?

  • もう誰にも分からない。

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風待心中の作品紹介

道を誤った男、一途に信じすぎた女――江戸深川を舞台に松本清張賞作家が書き下ろす、男と女、親と子の葛藤が渦巻く長編時代小説。

風待心中はこんな本です

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