日本人として知っておきたい「世界激変」の行方 (PHP新書)

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著者 : 中西輝政
  • PHP研究所 (2016年12月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569832241

日本人として知っておきたい「世界激変」の行方 (PHP新書)の感想・レビュー・書評

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  • 今の複雑な世界情勢について、俯瞰して理解できる。

  • 久しぶりに当たりだった中西作品。トランプだけでなく国際関係の分析が鋭い。たぶんゴーストライターだろうけど、文体がいつもと違う気がした。

  • 中国、ロシア、ドイツが手を取り合うというシナリオは考えただけで気分が悪くなる。が、それを考えるのが国際政治なのだろう。今まで読んだことのない話だったので圧倒された。

  • 激変する世界。目の前に起きている物事を、表面的に捉えるのではなく、各国のパワーバランスや大きな流れの中で見ていく必要があると考えさせられた。それは恐らく、仕事や日々の生活にもあてはまる。現状を的確に捉え、先を見越していくことが大切だ。

  • 右派の論客として名高い中西先生の最新作。
    すべては25年前の湾岸戦争から予見されていた。。。。

    世界秩序暗転の5つのシナリオが現実化しつつある現在、日本はどうすべきか、一歩でも間違うと多極化の中での一極の位置ですら得られない。日本がアメリカの属国から自立しなければならないと著者は言う。この20年を乗り切れば逆に明るい未来が拓けるとも。
    自立のためには、自衛力の強化はもとより、激変する世界を泳ぎ切るためのインテリジェンスの強化なども必須。

    第一章 トランプのアメリカで世界に何が起きるか
    第二章 日ロ北方領土交渉と売国の危機
    第三章 介入か孤立化 パックスアメリカーナの行方
    第四章 グルーバリズムの限界に直面し流動化する世界
    第五章 地獄のオセロゲーム化するアジア
    第六章 これから十年、日本どうすべきか

    言葉狩りに終始するアホ議員やまともな答弁もできないポンコツ大臣たちに是非読ませたい。
    「転換期の日本へ」、「米中戦争」と合わせて読みたい。

  • 歴史・国際政治学者にして保守系の論客による、国際情勢の解説書。
    印象に残ったキーワードは、「世界新無秩序」と「中露独同盟」の脅威。ドイツと欧州各国との関係、ドイツとロシアの共通の利害、英国のしたたかな戦略と英米の血脈など、やや過激だが鋭い分析に目から鱗。まあ、どの国も建前の裏では実益に基づく現実路線を採っている、という当たり前のことなんだけれど。
    著者は、世界が多局化する時代にあって、我が国は普遍的価値にこだわらず徹底した現実主義・実用主義で生き残りを図るべし、と主張しているが、前途多難なことだけは間違いない。著者はまた、今後二十~二十五年スパンで見れば安定した持続的な世界秩序が訪れる、とも言うが、気休めなんじゃないのかなあ?

  • 明解な語りでとても説得力があるし、分かりやすい。
    このままで日本は、あるいは世界は大丈夫なのだろうか・・・と危機感が沸き上がるが、<あとがきにかえて>で、「いま世界はじつはむしろ『よい方向に向かって動いている』のだということ」を筆者が特に強調して書いているところがとても印象的。
    「危うい過渡期」について、しっかりとした「自立への気概」をもって対処していかなければならないと思う。第二次世界大戦までは、聖徳太子の時代から、和の国である日本はどの国よりも自立していた国だったのだから・・・

  •  著者は経済のグローバル化と民主主義は相容れないと述べています。イギリスのEU離脱は自国の独立性を選択し、ギリシャのEU残留は、EU経済の恩恵を受ける代わりに、自国の緊縮財政や行政サービスの削減等を強いられています。
     冷戦終了後の世界はアメリカの1極体制でドルを基軸通貨とした経済や金融の仕組みが形作られてきましたが、昨今の出来事はこの体制の綻びであり、グローバルな自由経済主義に限界が訪れています。
     そんな中、日本はこれからも形骸化した日米同盟にすがるように生きていくのか? 北方領土を交渉カードに利用するロシアの体制に組み込まれていくのか? いずれは米国を凌駕する中国の政治・経済・軍事パワーに屈するのか?・・・今、日本人としてしっかりと自立し、どういう世界を描いていくのか?日本という国は世界の中でどういう立ち位置を得たいのか?過去の歴史から脈々と流れる底流を見極め、しっかりとした準備と焦ることない行動で、国際社会に主張すべきは主張し、潮目において譲歩する。多極化する世界の間で翻弄されるのではなく、まさに今、自らが生き抜いていくための考えをもち行動に移していかねばならない時、と感じました。
     アメリカの非介入主義の歴史、冷戦終結以降のアメリカの戦略と失敗、EUの起源や意義、中ソと独の関係、等々は大変勉強になりました。

  • 2016/12/31

  • 「トランプ、プーチン、習近平」の三人が勢揃いした世界が、日本にとってもはや安泰な世界であろうはずはない。これから世界で何が起きるのか。そして、その中で日本はどうすべきなのか。中西輝政氏が、「グローバリズムの終焉」とそれに伴う「アンチ・グローバリズム」「オールド・グローバリズム」「ネオ・グローバリズム」という三勢力の相克から世界の動向を読み解く。

    第一章 トランプのアメリカで世界に何が起きるか
    第二章 日露“北方領土"交渉と売国の危機
    第三章 介入か孤立か――パックス・アメリカーナの行方
    第四章 「グローバリズムの限界」に直面し流動化する世界
    第五章 「地獄のオセロゲーム」化するアジア
    第六章 これから十年、日本はどうすべきか

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日本人として知っておきたい「世界激変」の行方 (PHP新書)の作品紹介

トランプショック、中露台頭、波乱のEU……。世界はどこに向うのか? 日本の真の危機とは? 世界の「激動の核心」を読み解く渾身の論考。

日本人として知っておきたい「世界激変」の行方 (PHP新書)はこんな本です

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