羽田空港のひみつ 世界トップクラスエアポートの楽しみ方 (PHP新書)
- PHP研究所 (2017年3月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569832753
作品紹介・あらすじ
東京オリンピックに向けて国内外からの利用増が見込まれる羽田空港。その基本情報からトリビア、とっておきの楽しみ方まで一挙公開。
感想・レビュー・書評
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羽田空港についての雑学本。
歴史やそこで働く人たち、空港の仕組みや観光スポットを知ると、羽田空港をつかうのがより楽しみになる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/691682 -
羽田空港の歴史や特徴について。羽田空港に夜中に到着して場合、電車がないので空港で過ごさなければならない。
羽田空港もだんだんとエンターテイメント的に変わってきた -
2016年末の時点での羽田空港について、旅客目線で、知れば得する情報を中心に、羽田空港の歴史や特徴をまとめたもの。
「羽田空港発着の始発・最終電車」(p.42)や、「何かと役立つ便利なお店一覧」(p.80)でコンビニやドラッグストアの場所と営業時間がまとめられていたり、「おもな空港内レストラン」(p.142)で、飛行機を見ながら食べられるレストランが分かったりと、観光面でも実用面でも、役に立つ情報がまとめられていたりする。他にも、品川から京急に乗る時は、「快特」と「エアポート快特」で蒲田に停まるかどうかが変わるので、「『快特』という表示の横に飛行機のマークがついているかを確認すること」(p.50)に注意しないといけない、というアドバイスがある。
が、これは新書という形態で読むものなのかどうか、ものすごく疑問というか、違和感。『地球の歩き方』の後ろに書いてありそうな内容。あるいは雑誌の片隅に「トリビア」的なコラムで書いてありそうな内容の集合体で、この中に含まれている情報の半分くらいは、数年以内に使えなくなってしまうものばかりではないのだろうか。本当に羽田空港のことを新書的に説明して語るなら、雰囲気を知るための写真ばっかりではなく、図とかグラフとか(例えば、羽田空港の施設の紹介など。空からの写真を載せるだけでなく、どこがどういう区域なのかくらい示す図くらい作れないのか?)、あるいは資料的なものとか(HNDとKIX以外にどういう3レターがあるのかとか)、もう少し旅行雑誌ではない内容が、新書という形態にはふさわしいように思う。(というのはもはや古い価値観なのだろうか…?)2020年にはいろいろ変わる訳だから、その前に発表されている情報だけを適当にまとめて提示するのは時期尚早だし、せめて2020年が終わった後にこういう本は企画するべきではないのだろうか。
ということで、あっという間に読めてしまうが、新書の内容としては物足りなさしか感じない。個人的に知って面白いと思った情報は、国際線ターミナルの無料の見学ツアーがあるとか、「航空会館で授かることのできるお守りは、『落ちないお守り』として受験生に人気だ」(p.129)とか、かなあ。全く関係ないけど、「配膳のときに、食器をポンとテーブルに置くのではなく、さりげない余韻をもたせる『手添え』という振る舞いも、日本独特の文化です。」(p.117)という60年くらい前のフライトアテンダントの話で、この「日本独特の文化」はどうやって英語で説明すればいいんだろう、とか、そういうことを思った。(20/03/05) -
友達が羽田空港の多目的ホールで結婚式をするので、普段私は寄り付かない空港、せっかくなのでその前に予習しようと読んでみた。
知識がない私には少々難しく、そして興味もそれほどないので飛ばし読みで読了。特にひっかかるところもなかったが、ひとつだけ、ここはいいなと思うところがあった。
「プラネタリウム スターリーカフェ」。国際線ターミナル5階デッキを通りすぎたtokyo pop town の奥にPRONTOが運営する飲めるプラネタリウムがあるそう。ここには行ってみたいな。懐中電灯でメニューを見るなんてワクワクするー。 -
移動中のバス・列車の中で読了。(空港の本なのにねぇ)
特に空マニアという訳ではないはずの私ですが、知っていることが多かったのでちょっと私としては新たに知ったことは少なかったため残念ながら星は2つです。
付箋は丁寧に取材されていることはよく伝わってくる本でした。
付箋は6枚付きました。