「年金問題」は嘘ばかり ダマされて損をしないための必須知識 (PHP新書)
- PHP研究所 (2017年3月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569835501
作品紹介・あらすじ
「年金が危ない」というのは大嘘。利権のために危機を煽っているのだ。「年金=保険」と知ればカラクリは丸わかり! 老後安心の年金論。
感想・レビュー・書評
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年金は破綻しない。
なぜならほけんであるから。単純明快。社労士として年金は勉強しているからすんなりふに落ちた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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おすすめされた一冊。年金は国の福祉ではなく国が保証している「長生きのリスクに対する保険」である事。なるほど。そういう視点で言えば「損得」を考える視点は持たなくなりそう。「年金が危ない」と煽ることで得をする人々がいるって言うのもわからないわけではない。その人たちも企業利益と言う目的があるのだろうから。若い方にも是非読んでほしいですね。しかし、年金が破綻しない前提として、経済が成長して所得が増えることってあった。人口減少も所得増でカバーできるとあるが、これが書かれてから5年。一向に上向かない経済と所得。この問題からやっぱり不安になるのかも。別の本も読んでみようって気になります。
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●年金問題を騒ぐと得な人がいるカラクリを理解するべき。年金は保険、40年払って20年もらう額が同じ、給料の約4割が支給額。
●何人で老人1人を支えるではなく、年金の支払い金額で見るべき。健康保険の方が運用が見通せない。 -
高橋 洋一先生著
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●「年金が危ない」はまさに「打ち出の小槌」年金が危ないということを強調することで特になる人は誰でしょう?
●年金は、福祉であると思っている人がたくさんいますが、本質は「保険」なのです。無条件に保障する制度ではなく、「長生きしたら保障する」と言う制度だということです。
●国民年金は未納率が4割のからくり。第3号被保険者や免除者猶予者もう出しこんでいるからです。本当に支払ってない人が約3%。 -
【由来】
・図書館の新書アラートの後、大学の図書館で見つけた。
【期待したもの】
・年金について幾ばくかの知識を得られるのであれば。
【要約】
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【ノート】
・年金は保険、40年払った保険料と20年で受け取る年金はほぼ同額、ねんきん定期便は国からのレシート
・「騙されるな」とか「嘘ついてる」って言ってる自分も財務省なわけで、誰がホントの嘘つきかって話。ただ、信じるならば、年金は破綻はしませんってこと。それを煽ってる勢力にも思惑があるわけで、それに安直に乗っかって痛い目見るのは自分だよって主張してる(P60)。
【目次】
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高橋さんの本はみんな淡々と描かれていて、本当かよと思うんだ。なんか、クラスみんなであーだこうだって言ってる時に、一人だけ別なことやってて、突然変なこと言い出す奴みたいな。
多分、問題を物凄く簡単に切り分けられてしまうんだろうね。実のところ、本質ってのはそういうものかもしれない。
年金は、保険である。しかも、誰もが強制的に入んなきゃいけないもんである。んで、賦課方式なんだ。
多分これで十分。
問題はそこに利権とか、いろんなものが関わって来てるってことにみえる。
年金は破綻しない。しないように設計されているから。
ただ、世間が破綻と言ってるのは、年金だけで生活ができなくなるということで、著者は、そこはあためえだと言ってるわけで。その通りだよな。人口が減って来ること自体も、問題は、人口だけでなく収入全部だってこと考えてるのか。
敵が多いのも判るわな。