寝ても寝ても疲れがとれない人のための スッキリした朝に変わる睡眠の本

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569835884

作品紹介・あらすじ

質の良い睡眠は、朝起きたときのスッキリ感が違ってきます。疲労医学の専門医が前日までの疲れを消し去る睡眠の方法を紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 睡眠の仕組みが分かりやすく書いてあるので、一般的に言われている睡眠に良い事、悪いことがスッキリ分かる。

    睡眠により自律神経を休めることにより疲労は回復する。

    いびきをかいたりするのは、気道に空気を送るために横隔膜を動かすために自律神経を使ってしまう。
    また、寝汗が出るのも自律神経を酷使してしまう。

    お酒を飲むのも良くないのは、自律神経の中枢が麻痺してしまうから。

    疲れがたまると疲労因子FFがたくさんたまる。睡眠をとることで疲労回復因子FRが、活性炭素により傷ついた細胞の修復を促進することで、疲れを回復させる。
    睡眠中はFRがFFを上回るので疲労が回復する。

    また、起きた時間から、決まって一定時間経った後に眠くなる為、起きる時間が遅くなると、寝る時間も遅くなる。

  • 良い睡眠をとるための方法をまとめた本。
    過去にいくつもの睡眠本を見てきているが、睡眠に関する知識を簡潔にまとめられていると思う。ただ、睡眠の研究本などを複数読んできた自分にとっては少し物足りない感じがした。

  • 質の良い睡眠に必要なこと、やってはいけないことなどは、今までも色んなところで言われてきており、知っていることばかりだった。

    だけど、肉体的疲労も精神的疲労もすべては自律神経の中枢の疲れによるものというのには驚いた。
    その自律神経を整えるのが睡眠であって、それにより疲労がとれるということである。

    まずは睡眠アプリを活用しながら睡眠日誌をつけてみようと思った。

  • 絵や表が結構あり、すらすらと読みやすかったです。
    普段3~4時間睡眠が基本になっていることに対し、もっと早く長く寝ないと! と自分を責めていたけれど、睡眠時間は人それぞれである上に睡眠の質の善し悪しもあるということに驚かされました。
    まずは自分の睡眠を振り返って記録してみようと思います。

  • 睡眠の目的は「その日の疲れを取ること」。
    つまりいい睡眠と悪い睡眠を見分けるポイントは、朝起きた時に疲れが100%リセットされてるかどうか。

    睡眠を司るのは自律神経。
    自律神経がうまく働かなかったり働き過ぎたりしちゃうと、中途覚醒が起こったり、朝も疲れが残ってたりする。

    私の場合はとにかくリラックスしてベッドに入ることと、自分に合った寝具を見つけることが大切そう。
    最近は考え事が多くて、睡眠の質も下がって、中途覚醒したりしちゃってたけど、全力で睡眠の質を上げに行く。私の疲労回復を邪魔する考え事なんていらないよね。

    寝る前にぐるぐる考えたりしないでもいいように、いろいろはっきりさせて、スパッと割り切っていこうね。
    「悩むくらいならやめとこ」「また寝る前悩んじゃうの嫌だからこのことは忘れよう」とかね。
    やってみよ。

  • 【はじめに】疲労回復、健康、仕事
          心の安定に効く!
    ◎「質の良い睡眠」をとるための方法
    ・入眠時間より、起床時間を統一する。
    ・朝、太陽の光を気持ちよく浴びる。
    ・眠気を感じるまでベッドに入らない。
    ・寝る前にリラックスタイムをつくる。
    ◎睡眠の目的は「眠る」ことでなく
    ↳「前日までの疲れを完全に消し去ること」
    ↳疲労を回復させるには睡眠しかない!
    【2章】残念な人の睡眠
    ◎寝始めの3時間が重要であって、寝る時間は関係ない!
    【3章】「睡眠による疲労解消」9つの効果
    ①細胞が修復され、「疲れにくい」体になる
    ②免疫力が上がり、健康増進や病気予防に効く
    ③脳内整理で「記憶力」がアップする
    ④セロトニンの分泌が心の安定につながる
    【4章】朝の良い習慣
    ・寝る1時間前はリラックスタイム
    ・昼寝はコーヒーを飲んで
    ・夕食後は夕焼け色の照明に
    ・寝る時(眠気感じるまで)以外はベッドに入らない
    ・眠れないときはベッドから出る
    ・音で起きるのはストレス
    ↳カーテンを少し開けて寝る
    ・朝食で睡眠周期を改善
    ・疲れに効く食べ物は睡眠にも効く
    ↳鳥の胸肉、玉子など。。。(親子丼が最強だと思う)
    ・軽めの運動で適度な疲労が良質な睡眠に導く

  • 基本的に睡眠を改善する為に重要なのは、光のコントロールだと感じた。

  • 睡眠は疲労回復のためという学者目線の知識を学べた。実際の睡眠法についてはそこまで身に付かなかった気がする。

  • 睡眠の悩みは人によって違うと思うが、要点がハイライトされているため、ざっくりななめ読みをしながら、自分の気になるところを拾っていくことができる。

  • 疲労回復や健康、仕事、心の安定のため「質の良い睡眠」方法を記した疲労・睡眠クリニックの医師による一冊。睡眠の効果や良い方法など基本を学べる。寝始めの3時間が大事であること、寝ることにこだわるのでなく脳を休めることにこだわること、などが紹介されている。読みやすいので基本の確認に役に立つ。

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著者プロフィール

梶本修身(東京疲労・睡眠クリニック院長)

「2022年 『医師が教える 疲れとりごはん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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