テーマ別で読むと驚くほどよくわかる日本史

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569842783

作品紹介・あらすじ

日本史の教科書だと、どうしても章ごとに歴史は分断されてしまう。奈良時代の文化史と平安時代の文化史がどのように関連しているのか、鎌倉時代の政治が室町時代の政治にどんな影響を与えたのか、などスムーズに理解することが難しい。
本書では、「社会・人物・政治・文化・外交」のテーマ別で解説し、日本の社会や政治や文化、そして外交がどのように動いていったのか、をかんたんに理解できるようになっている。
最新の歴史情報や興味深いトピックが満載。テレビでおなじみの人気先生による驚きと面白さバツグンの日本史再発見!
(内容例)【社会】日本の稲作は定説より五千年も前から始まっていた/【人物】邪馬台国の女王・卑弥呼の顔はゆがんでいた?/【政治】南北朝時代が六十年で終結したとする教科書は間違い?【文化】安土城址から出土した金の鯱が信長の独創性を語る/【外交】太平洋戦争の原因は、日露戦争にあった?

感想・レビュー・書評

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  • 歴史の新たな情報から知る、日本の歴史、そして今の日本とは?
    この本の良さはそこでないかと思います。
    教科書とはまた違う観点で非常に興味深いものでした。
    自分として非常に良い面白かったのは下記の内容です。
    ・福沢諭吉はフェミニストだった。
    (ちなみに妾はやめるべきと福沢先生は言ってますよ)
    ・小泉八雲の日本に対する思い
    (日本人の微笑という本で日本に対する思いを語っています)
    ・ハリスの発言
    (日本人の悪い部分を語っています)
    ・大日本国憲法に対して国民の理解のなさ
    (今と被る部分もあります)
    一部ではありますが、現代の日本に通じる部分もあります。
    日本史が好きな人はぜひ、読んでみてくた。

  • 日本史に興味を持ってもらうためには打ってつけの本

    なかなか面白い観点だった気がする

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著者プロフィール

1965年、東京都生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業、早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学。文教大学付属中・高校教諭。早稲田大学教育学部講師。教育活動の傍ら、精力的に執筆活動も行なっている。

「2016年 『大学入試問題から日本史を学びなおす本(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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