- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784571210358
作品紹介・あらすじ
本書は、新しい時代に対応した認知心理学を読者に楽しんでもらうために企画された。知的情報処理の解説に偏りがちであった従来のテキストとは異なって、感性の科学としての認知心理学の側面とのバランスを重視し、あいまいでゆらぎを含みながらも、複雑な環境や情報に巧みに適応していく人間の心理プロセスをできるだけ浮き彫りにしようとしている。心理学を大学や大学院で専攻する学生のみならず、人間らしさとは何か、人間とテクノロジーの調和は実現可能かなど、21世紀の動向を左右するテーマに広く関心のある方にもおすすめ。
感想・レビュー・書評
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感性と認知心理学的視点を考えるときの道しるべ的書でした。
認知心理の基本的なことはもちろん、キーワードがたくさん使われていて、教科書さながらのボリューム。
はじめは、辞典を一緒に持っていれば、学べることが倍になるかも?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
定価2700円から7割引
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九州大学の行場先生と箱田先生による、知性と感性を心理学的に論じようとした意欲作。
しかし、行場先生と箱田先生が書いた章以外は、認知心理学の知見を紹介しているだけという印象を受けた。
やはり、共著は本の一貫性が希薄になってしまうようである。
狙いはいいと思うので、今後の著作に期待する。 -
認知心理学について、深い知識がなくてもスラスラ読める本。図や表が多く、理解しやすいと思う。