- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784571410505
作品紹介・あらすじ
平成23年3月19日、1本の電話からこの物語は始まった。「子どもたち、まずいよ…」-地震・津波・放射能汚染の複合災害。得体の知れぬ不安と悲しみと静かな怒りに包まれた郡山の深い暗闇に小さな灯りがともった。未曾有の危機的状況下、地域の子育て支援に子どもを思う心が結集。灯りは次第に増え、輝きと温かみが子どもたちを包んでいく…いま私たちおとなには未来に伝えなくてはならない事実がある。
感想・レビュー・書評
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福島医大蔵書検索/震災関連コーナーにあります
http://www-lib.fmu.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&annex=all&isbn=9784571410505詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
震災以降、郡山の子どもたちの心と身体を守り続けている大人たちの物語。
プロジェクトに関わってきた多くの大人たちの論文やコラムで構成されている、今後ずっとずっと、郡山で読み継がれていくべき作品です。
そして福島で作られたソリューションやノウハウは日本のどの地域でも役に立つ、ある意味でリバースイノベーション的な発想を持つべき我々にとっても、知っておくべき事実とアイディアが満載の一冊です。
柳田邦男さんが震災直後の講演会で仰った一言、心が震えます。
>柳田先生はマイクを持たれ、開口一番「私の全人生は今日のこのためにありました」と言われた時には震えを抑えることができなかった。