- Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
- / ISBN・EAN: 9784572002884
作品紹介・あらすじ
強情さにお母さんもあきれ果て、ピエールをおいて出かけたところ、留守中にやってきたライオンが、ピエールをのみこんでしまいます!
感想・レビュー・書評
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センダックの本は面白い。
「ぼく知らない」と、それしか言わない男の子に、親近感をおぼえる子どももいそうだ。
でもそのおかげで、ライオンに食べられてしまうなんてね。
このライオンもとぼけた味があって、なかなか可笑しい。
帰ってきた両親が、ライオンのお腹の中に息子がいると分かったのは、
「ぼく知らない」とライオンが答えたから。
逆さまにして振ったら息子が飛び出してきて、さぁそれからは急に良いお返事が
出来るようになったというオチ。
何も命がけでなくても良いお返事なんて出来そうだけど(笑)このぼくは一筋縄では
いかなかったのだ。
楽しそうに読んで、最後は子どもたちと声を合わせて「はい、わかりました」と本を閉じたい。
小さいサイズなので、10人くらいまでのおはなし会向きかな?
もちろん自分用にしても良い本です。
ひねた顔の男の子とちっとも怖くないライオンが出て来て、挿し絵も楽しいですよ。 -
5歳9ヶ月
同じ言葉が繰り返されて思わず笑っちゃう
ためになる話…?子どもには伝わったかな?難しい -
読了
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ぼくしらない!!が口癖のピエール!
でもさいごには......。
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どこからこんなお話が思いつくのだろうか? それにしても絵がかわいい。
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これも男の子が言う言葉は
「ぼくしらない」だけ
お母さんに言われても、お父さんに言われても
なんとライオンに言われても
ぼくしらない
とうとうライオンに食べられちゃった
お医者さんの助け方が雑で好きです
読み聞かせ時間はほぼ5分です -
子供の手のひらサイズで斗とても可愛い。いやいや期の子供に敢えて選んだ本。本人はとても気に入っている。
「ぼくしらない!」が、くり返し出てくるので、具体的な意味は分かっていなくても、繰り返しが面白いらしい!ライオンがピエールを食べたシーンでは、バンとライオンを叩くので「悪いことしたから叩いてるのかな?でも、私もお父さんも、悪いことしてもあなたを叩かないでしょう?口で注意するんだよ」と言うと、うんと納得してくれる。
最後の、はい分かりました!ではにんまりする。 -
ひらがな学習中のティーンエージャーと読んだら、「子供の本はこんなんでいいのか」と言いながらも楽しんだ様子でした。
「こんな」児童書を大人が書くのは簡単ではないと思いますが、私も楽しみました。 -
4-572-00288-6 48p 1986.8.11 1刷
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2019 5-3
30年度 仲よし低学年
28年度(6-3)
7分
『ヘヴンアイズ』にコメントありがとうございました(^-^)
そちらにもお返事書かせていただいていま...
『ヘヴンアイズ』にコメントありがとうございました(^-^)
そちらにもお返事書かせていただいています。
で、nejidonさんの本棚にはマクドナルドさんや神宮さんの
本があるかも!と覗きに来させていただき、この本を見つけました。
センダックさんって『かいじゅうたちのいるところ』の作者さんですよね。
『かいじゅうたち――』は映画を観たのですが、
こどももかいじゅうも可愛くて着ぐるみが欲しくなりました(笑)
きっと原作はさらにステキな世界なんだろうなぁ、買わなきゃー!と
思いながら、すっかり忘れ……(^-^;)
この本もとても楽しそうですね♪
こどもが食べられてしまう!なんて、なんて衝撃的!
ライオンが「ぼく知らない」と答えてしまうのもユーモラス♪
楽しいお話で、よいお返事ができるようになる(かも?)
というのもいいですねー(^m^)
おとなの中にもたくさん、読ませたい人がいるかも(笑)
コメントありがとうございます。
先ほど「ヘブンアイズ」のお返事も読ませていただきました。
こちらでまとめて書かせて...
コメントありがとうございます。
先ほど「ヘブンアイズ」のお返事も読ませていただきました。
こちらでまとめて書かせていただきますね。
まず、この本棚ですが「読み聞かせ」を始めてから設置したものなので、それ以前のものは載せていないのです。
それから本以外のもの、例えばコミックや雑誌、DVD・音楽なども載せていません。
ごめんさいね。
よって、マクドナルドさんや神宮さんのものも載っていないのです。
(今後にご期待ください・笑)
探しにいらしてくださったのに、申し訳ないことです。
もちろん、マクドナルドさんは大好きですよ。
トールキン、C・S・ルイス、ウィリアム・モリス、エリナー・ファージョン、アリソン・アトリー・・・ああ、本当にたくさん思い出してしまいます。
英国のファンタジーは大好きです。
ハリー・ポッターにしても、連綿と連なる英国ファンタジーの流れのひとつに過ぎません。
こんなことを話していると、またぞろ読み返したくなるので困ってしまいます。ハマるんですよねぇ。
映画も、英国はちょっと凝ったストーリーのものが多いですね。
絵本も【魔女】ものなど魅力的なものが多いです。
せんだってレビューを書いた民話集も、ひと捻りもふた捻りもある作品ばかりで、本当に面白いものでした。
このセンダックさんの作品も大好きで、見つけてくださって嬉しいです。
ハンディサイズなので遠目がきかないのが惜しいところ。
でも、なんとか子どもたちに読みたいもののひとつです。
「かいじゅうたち・・」と同じく絵も文章もどことなくコミカルで楽しいですよ。