ピエールとライオン-ためになるおはな

  • 冨山房
3.78
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本棚登録 : 289
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784572002884

作品紹介・あらすじ

強情さにお母さんもあきれ果て、ピエールをおいて出かけたところ、留守中にやってきたライオンが、ピエールをのみこんでしまいます!

感想・レビュー・書評

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  • センダックの本は面白い。
    「ぼく知らない」と、それしか言わない男の子に、親近感をおぼえる子どももいそうだ。
    でもそのおかげで、ライオンに食べられてしまうなんてね。
    このライオンもとぼけた味があって、なかなか可笑しい。
    帰ってきた両親が、ライオンのお腹の中に息子がいると分かったのは、
    「ぼく知らない」とライオンが答えたから。
    逆さまにして振ったら息子が飛び出してきて、さぁそれからは急に良いお返事が
    出来るようになったというオチ。
    何も命がけでなくても良いお返事なんて出来そうだけど(笑)このぼくは一筋縄では
    いかなかったのだ。
    楽しそうに読んで、最後は子どもたちと声を合わせて「はい、わかりました」と本を閉じたい。
    小さいサイズなので、10人くらいまでのおはなし会向きかな?
    もちろん自分用にしても良い本です。
    ひねた顔の男の子とちっとも怖くないライオンが出て来て、挿し絵も楽しいですよ。

    • 九月猫さん
      nejidonさん、こんばんは♪

      『ヘヴンアイズ』にコメントありがとうございました(^-^)
      そちらにもお返事書かせていただいていま...
      nejidonさん、こんばんは♪

      『ヘヴンアイズ』にコメントありがとうございました(^-^)
      そちらにもお返事書かせていただいています。

      で、nejidonさんの本棚にはマクドナルドさんや神宮さんの
      本があるかも!と覗きに来させていただき、この本を見つけました。

      センダックさんって『かいじゅうたちのいるところ』の作者さんですよね。
      『かいじゅうたち――』は映画を観たのですが、
      こどももかいじゅうも可愛くて着ぐるみが欲しくなりました(笑)
      きっと原作はさらにステキな世界なんだろうなぁ、買わなきゃー!と
      思いながら、すっかり忘れ……(^-^;)

      この本もとても楽しそうですね♪
      こどもが食べられてしまう!なんて、なんて衝撃的!
      ライオンが「ぼく知らない」と答えてしまうのもユーモラス♪
      楽しいお話で、よいお返事ができるようになる(かも?)
      というのもいいですねー(^m^)
      おとなの中にもたくさん、読ませたい人がいるかも(笑)
      2013/04/27
    • nejidonさん
      九月猫さん、こんにちは♪
      コメントありがとうございます。
      先ほど「ヘブンアイズ」のお返事も読ませていただきました。
      こちらでまとめて書かせて...
      九月猫さん、こんにちは♪
      コメントありがとうございます。
      先ほど「ヘブンアイズ」のお返事も読ませていただきました。
      こちらでまとめて書かせていただきますね。

      まず、この本棚ですが「読み聞かせ」を始めてから設置したものなので、それ以前のものは載せていないのです。
      それから本以外のもの、例えばコミックや雑誌、DVD・音楽なども載せていません。
      ごめんさいね。
      よって、マクドナルドさんや神宮さんのものも載っていないのです。
      (今後にご期待ください・笑)
      探しにいらしてくださったのに、申し訳ないことです。
      もちろん、マクドナルドさんは大好きですよ。
      トールキン、C・S・ルイス、ウィリアム・モリス、エリナー・ファージョン、アリソン・アトリー・・・ああ、本当にたくさん思い出してしまいます。
      英国のファンタジーは大好きです。
      ハリー・ポッターにしても、連綿と連なる英国ファンタジーの流れのひとつに過ぎません。
      こんなことを話していると、またぞろ読み返したくなるので困ってしまいます。ハマるんですよねぇ。

      映画も、英国はちょっと凝ったストーリーのものが多いですね。
      絵本も【魔女】ものなど魅力的なものが多いです。
      せんだってレビューを書いた民話集も、ひと捻りもふた捻りもある作品ばかりで、本当に面白いものでした。
      このセンダックさんの作品も大好きで、見つけてくださって嬉しいです。
      ハンディサイズなので遠目がきかないのが惜しいところ。
      でも、なんとか子どもたちに読みたいもののひとつです。
      「かいじゅうたち・・」と同じく絵も文章もどことなくコミカルで楽しいですよ。
      2013/04/28
  • 5歳9ヶ月
    同じ言葉が繰り返されて思わず笑っちゃう
    ためになる話…?子どもには伝わったかな?難しい

  • 読了

  • ぼくしらない!!が口癖のピエール!
    でもさいごには......。

  • どこからこんなお話が思いつくのだろうか? それにしても絵がかわいい。

  • これも男の子が言う言葉は
    「ぼくしらない」だけ
    お母さんに言われても、お父さんに言われても
    なんとライオンに言われても
    ぼくしらない
    とうとうライオンに食べられちゃった

    お医者さんの助け方が雑で好きです

    読み聞かせ時間はほぼ5分です

  • 子供の手のひらサイズで斗とても可愛い。いやいや期の子供に敢えて選んだ本。本人はとても気に入っている。
    「ぼくしらない!」が、くり返し出てくるので、具体的な意味は分かっていなくても、繰り返しが面白いらしい!ライオンがピエールを食べたシーンでは、バンとライオンを叩くので「悪いことしたから叩いてるのかな?でも、私もお父さんも、悪いことしてもあなたを叩かないでしょう?口で注意するんだよ」と言うと、うんと納得してくれる。
    最後の、はい分かりました!ではにんまりする。

  • ひらがな学習中のティーンエージャーと読んだら、「子供の本はこんなんでいいのか」と言いながらも楽しんだ様子でした。

    「こんな」児童書を大人が書くのは簡単ではないと思いますが、私も楽しみました。

  • 4-572-00288-6 48p 1986.8.11 1刷

  • 2019  5-3
    30年度 仲よし低学年
    28年度(6-3)
    7分

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著者プロフィール

1928年アメリカ ニューヨーク生まれ。絵本作家。
アート・スチューデンツ・リーグに学ぶ。『かいじゅうたちのいるところ』(冨山房)でコールデコット賞を受賞、その他『まよなかのだいどころ』『まどのそとのそのまたむこう』(冨山房)、『ロージーちゃんのひみつ』(偕成社)、『そんなときなんていう?』(岩波書店刊)、『くつがあったらなにをする?』(福音館書店刊)、『ミリー』(ほるぷ出版)他多数の作品がある。国際アンデルセン賞、ローラ・インガルス・ワイルダー賞、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞などを受賞。

「2020年 『かいじゅうたちのいるところ WHERE THE WILD THINGS ARE』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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