わたしたちもジャックもガイもみんなホームレス-ふたつでひとつのマザーグースえほん

  • 冨山房
3.53
  • (4)
  • (10)
  • (17)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 82
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784572003607

作品紹介・あらすじ

本書は繁栄する都市の片隅で暮らすホームレスの子どもたちや難民やエイズの問題を、マザーグースの唄に合わせて描く意欲作です。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • マザーグースを元にした問題提起のある絵本。日本人にはなじみが薄いので少し理解が難しいかも。

  • この本でホームレスがどんなものかわかってよかった。けど、ちょっとよくわからないところもあった。

  • SDGs1 2 10 16

    センダックの不思議な世界を味わうことができた。
    表紙に題名もない。

    ホームレスにとっての闇や不安や恐怖
    その中で生きぬくための希望を絞り出して
    しがみついている
    難しい心中をダイナミックな絵で表現している


    高学年以上だが
    小さな子にも感覚的に読み聞かせ出来る。

    #SDGs1
    #SDGs2
    #SDGs10
    #SDGs16
    #センダック
    #ホームレス
    #小学校読み聞かせ

  • 読了

  • モーリスゼンダックのマザーグース。知識がないと理解に苦しむタイプの本。ググると難民や誘拐やAIDSなど色んな問題を絡めているそう。元々の詩はこんな感じなんだけど、翻訳もまた「?」現地の人でないと本当の意味で楽しめないんでないかなぁ。

    We are all in the dumps,
    For diamonds are trumps,
    The kittens are gone to St. Paul's.
    The babies are bit,
    The moon's in a fit,
    And the houses are built without walls.

  • マザーグース絵本なので調子がいい流れでした。いつもながら絵がステキでした。

  • 不思議なテンポのよい展開が楽しいです。

  • センダックの力強いタッチが、シンプルなマザーグースのリズムに合わさって、少し狂気を感じ得ない絵本。
    半分のサイズで見れば印象は変わったかもしれない。

  • 絵の迫力に引き込まれたが、物語の意味が今ひとつつかみ損ねた感が。マザーグースも分からない。みんなホームレスという意味も。。。

  • 捨てられてホームレスになってしまった子どもたちが主人公。
    子供の権利について考える絵本です。

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1928年アメリカ ニューヨーク生まれ。絵本作家。
アート・スチューデンツ・リーグに学ぶ。『かいじゅうたちのいるところ』(冨山房)でコールデコット賞を受賞、その他『まよなかのだいどころ』『まどのそとのそのまたむこう』(冨山房)、『ロージーちゃんのひみつ』(偕成社)、『そんなときなんていう?』(岩波書店刊)、『くつがあったらなにをする?』(福音館書店刊)、『ミリー』(ほるぷ出版)他多数の作品がある。国際アンデルセン賞、ローラ・インガルス・ワイルダー賞、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞などを受賞。

「2020年 『かいじゅうたちのいるところ WHERE THE WILD THINGS ARE』 で使われていた紹介文から引用しています。」

モーリス・センダックの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×