バタシー城の悪者たち (「ダイドーの冒険」シリーズ)

  • 冨山房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784572004758

作品紹介・あらすじ

絵を学ぶためにロンドンにやってきたサイモン。なんと下宿先の主人トワイト夫妻は、王様を亡き者にしようと陰謀をくわだてるハノーバー党の一味だった。悪だくみを知ったサイモンは、トワイト夫妻の娘ダイドーと、幼なじみのソフィーらとともに、知恵と勇気で立ち向かう。

感想・レビュー・書評

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  • 『ダイドーの冒険』シリーズ第2巻。
    1作目の『ウィロビー・チェースのオオカミ』の主人公サイモンが
    絵の勉強をするためにウィロビー・チェースからロンドンへ出てくるところから
    物語は始まります。
    呼んでくれたフィールド先生が下宿にいないという八方塞がりな状況をなんとか打開するサイモン。
    下宿先の末娘はちょっと小生意気で我儘なのになぜか憎めないです。
    これが、このシリーズの主人公ダイドー。

    下宿先のトワイト家がハノーヴァー党で、クーデターを起こそうとしていることがわかってきて
    王族に関する陰謀や王位継承などサスペンス調で展開していきます。

    ダイドーがサイモンに懐いて協力的になり、
    持ち前の行動力を発揮していく過程が良いです。

  • ダイドーの冒険シリーズ2作目。

    前作で、少女ふたりの冒険を手助けしたガチョウ売りのサイモンが主人公。画家になるためロンドンにでてきて、よからぬ陰謀に巻き込まれる。主人公となるダイドーが登場する。サイモンや美術学校のなかまたちがいい。

  • やっとダイドーが出てきた!可哀想だけど、可愛くない…。悪者もなんだかぱっとしない感じ。ダイドーのとうちゃん酷い。

  • 後半にかけて、ぐいぐい面白くなった!
    ぐいぐい、物語の世界にひきこまれた。
    こういう感覚は大好き。

    それにしても、ダイドーのその後が気になるんですけど。
    予言がどうなっていくのかも気になるんですけど。
    翻訳…!もしくは英語か…!

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