餓狼伝 the Bound Volume1 新装 (FUTABA NOVELS)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (877ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575007558

感想・レビュー・書評

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  •  単行本4冊分で870ページもあって辞書みたいで持ち運びが大変だった。シリーズを4冊にまとめていて、他の3冊はここまで厚くないようだ。

     最初に発売された当時2巻くらいまで読んだ記憶がある。完結したらまとめて読みたいと思っていたのだがいつまでも完結せず、そのままモチベーションがなくなってしまった。今回は改めて最後まで読んでみたい。

     まだ、MMAがなかった時代でそれを夢想しているなんでもありのルールで誰が一番強いのかを競う。見返りはなにもないに等しい。だからこそその思いを共有できる人たちの繋がりが強く、選ばれし者感も強い。みんなちょっと狂ってる感じがすごくいい。そんな彼らがもし現代に現れてUFCで戦ったら果たして強いのかどうかとても気になった。この世界では無差別級しかないところもいい。

     

  • 読ませる力があります。

  • ただ只管戦うだけ。
    戦うのがカッコイイと思っている人向け。続編はパス(^_^;)

  • 2010年3月7日読了。2010年59冊目。

    餓狼伝Ⅰ、Ⅱ、Ⅲと番外編の青狼の拳を合わせたもの。
    著者独自の文体で読みやすい。
    ときどき出てくる技の描写の生々しさは凄い。

  • 「覚えた技で実戦したい。俺は、強いのか」欲望は己の武道。打算や駆け引きは最小限に、ひたすら空手とプロレスを軸に、戦いのみへ特化した物語。舞台を成立させるためにページは膨らみ、新たな男が現れる。もはや20年前の小説。面白かった。シリーズの1〜3巻、外伝1巻を一冊にまとめた06年刊行の合本。800ページ強を、ぐいぐい読んだ。

  • 格闘技・・・ただ強さを求めるためだけに命の炎を燃え滾らす男どもの物語。

    既刊4巻分を1冊にした超オトク本。870ページを越す厚みは、アノ京極本にも似て・・・w

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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