- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575154603
感想・レビュー・書評
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ウェブニュースというよりは、ネット広告全般の実状や問題に切り込んでいる感じ。
内部告発的な要素もチラッと見えるが、いまいちインパクトが弱いのが少し残念だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
広告がないと成り立たないウェブニュース。なぜ
無料なのかをよく考える必要がある。ネイティヴ広告とは、さりげなくネイティヴに表示されることでユーザーのクリックを誘うバナー広告。今後ニュースサイトにおける広告手法の主流となる。
ウェブニュースの世界では報道か広告かを見極める必要があるようだ。民主主義の根幹をなすメディアのあり方について考えさせられた。
この著者のようにウェブニュース業界の中の人も
現状ではいけないと危機感を持っていることが、
終わりを読むと伝わってくる。 -
ウェブニュース業界についての本。
自分はステマをステマと見抜けない人間だと思うけど、なんでもかんでもステマと思ってしまうのもそれはそれでバカなんだろなと思った。
秒刊サンデーというニュースサイトは知らなかったのだけど、もともとは老舗の食堂だったらしい。いったい、どういう経緯でニュースサイトを運営することになったんだ……。
ところで、タイトルの左側の単語がより検索エンジンに重要と判断されるって本当なんだろうか。そんなアルゴリズムにあまり意味ないと思うのだけど。
ニュースアプリの広告は本当に誤ってタップしてしまうから困る。なんとかならないもんだろうか。
それにしても、僕らが思っている以上にニュースサイトでのステマは多いらしい。著者のいうように、そのうち世間に露呈して、メディアで話題になるということはあるのだろうか。 -
当たり前のことが当たり前に書かれている。
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別にコンテンツと広告の見分けがつかんのは当たり前だしなぁ。面白ければ広告でいいし、広告がなけりゃあ欲しい商品にリーチできんし、広告だけで買うかどうか判断せんしなぁ。
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ヤフーニュースが開始されたのが1996年8月、スマホでのアクセスがPCを抜いたのが2014年6月。
本文の文字数は1000字程度に治めるのが良い。
1分で読めるから。
タイアップ広告は6万PVで180万円。 -
ウェブニュースにおける広告代理店・PR会社の儲けのカラクリを詳しく説明。かつて食べログ等のステマ問題もありましたが、今でははニュースサイトにいかにもその記事のような体裁で実は広告という(PRという表示を出さない)手法で消費者を騙し、あ、これもステマですよね。まあ、みなさんは知らず知らずのうちにそれをクリックし、広告サイトのページビュー数を上げ、ページビューが全てのネット広告において見事なカモとなり、場合によっては信頼して購入してしまうという罠に嵌り、いや嵌めさせる為の汚い手法でしょう。本書はこれを優しく説明しております。
そう言えば芸能ニュースの水着写真などに『写真を拡大する』チェックがあると瞬時にそこをクリックしている私も見事にページビュー数の増加に貢献しておるクズです。それが数ページに分けられていると全ページクリックしているのも私です。ありがとうございます。
ページビュー数を稼ぐ為には何でもやる。現在のネット広告の問題なんでしょうね。 -
もともとウェブニュースには懐疑的だったけど、想像以上に酷い作られ方なのだということがわかりショック。
今思えば自分もいいように踊らされていたんだと。。。
ウェブニュースがますます信用ならなくなった。 -
ウェブの「中の人」である著者がネット上のニュースサイト、バナー広告、PV等のしくみを解説。タイトルの「一億総バカ」と内容がずれている。バカがタイトルにつくと売れ行きがアップするのだろうか。