本能寺六夜物語

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575234237

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  • 家臣や酒屋の店主、女中や光秀の家臣たち6人が語る、「本能寺の変」にまつわる不思議オカルトばなし六夜分。
    ・最後の姿
    ・ふたつの道
    ・酒屋
    ・黒衣の鬼
    ・近くで見ていた女
    ・本能寺の夜

    6話を読み終えて「おお…!」となりました。

    ところで、単行本も文庫版も絶版なんでしょうか…

  • 軽く怪談みたいな感じで、六名の方が本能寺(織田信長)について語っていくのですが。尼僧の話は、まさに怪談を超えた人間としての怖さを感じ、夜には読みたくないなと思いました。愛も度を過ぎると怖いもの。短編集っぽくて、凄く読みやすかったです。

  • 本能寺の変に多かれ少なかれ関わった6人の男女が、「本能寺の変とは一体何であったのか?」と、自分達が見聞きし立ち合わせた視点から話をしていくという物語。

    あらすじ読んで何だか学怖みたいだなあと思っていたら、本当に学怖な流れで二度ビックリ。面白かったけど何だかちょっと短くて(何が足りないのかがいまいち分からないのだけど)消化不良気味だなあ。

  • 本能寺の変のフィクション裏話的な感じ。
    面白い

  • 本能寺の変より三十余年、山寺に集まった男女六人によって語られる、それぞれが異なった形で経験した本能寺の変。
    ある者は武将として、ある者は商人として、ある者は憎み、ある者は恋をし・・・――
    それぞれ独立しながらも巧妙に絡み合い、六夜目に衝撃の真実が明らかになる。
    最後まで飽きさせることなく惹きつけるその手法は見事としか言いようがない一冊。

  • 結局本能寺の変って誰が、どうやって仕組んだの?みたいなことを、古寺で語り合う、短編ミステリー。

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