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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
二段組みで367ページ。
最初の事件は布石だったのか。
その事件から6年後、再び事件現場を指揮することになる警察官がテレビを通して犯人に呼び掛けることで事件解決の糸口を見つけようとする。
次の展開がどうなるか気になって、一気に読めた。
誘拐犯の逮捕に失敗した過去をもった警視が、6年後マスコミを使った劇場型捜査をする話。
途中、中だるみしたけど、最後は面白かったー。
過去の思いが人を縛りつけ、本性をむき出しにする。人との出会いが、正しい方向に導く。手段と目的は、人によって異なる。人事は他人事。これは全て主人公が属する警察という組織の話だ。
数字だけ取れれば善とし、平等に不平等を訴え、他者を出し抜こうとする。そのためには何でもする。嘘も交えた、本当の話を伝える。これが、この本に出てくるマスコミだ。
そして、犯人の姿は…最後まで見えない。全く見えない。何を考えているのかも分からない。これが見えない犯人を追い詰めていくこの本の面白さだ。
他者の心は分からない、といいながらも、せめて痛みを感じ、近くまで寄り添おうとする(たとえ偽善と言われても)、途中から変わる主人公の心の動きが物語りに深みを持たせてくれる。
おもしろかった!最後ぐっときました。この国のマスコミと警察の関係ってやはり問題あるなとあらためて思ったり。
初めて雫井作品を読んだが、前評判どおり良い作品であった。
知らず知らずの間に話の中に引き込まれ、気が付くともう終わり・・・そんな感じであった。
内容的にも対犯人ではなく、警察組織内の駆け引きがあったりと、とても楽しめた。
もう少し犯人逮捕までの内容があればな・・・との感じもした。
主人公の巻島は非常にいいキャラであった。
別の作品もぜひ読んでみたい。
正しいこととは何か。
淡々と進んでいくが、時に激しくなる。
この本の中のメディアの存在は苦い。けれど報道の背景にあるのは、それを見る・聞くことを望むものがいることだと思うと、責められているようだとも思った。
サスペンス物。異色な警官とよくあるマスコミとをうまく活用しながら、最後まで細かな謎をちりばめながら楽しませてくれる
ストーリーがかなり精密にできていている上に解りやすい内容であるのはすごい!
小説としては、かなり長篇なんだけど、長さを感じないくらい面白かったな。
強いて言えば最後の犯人を検挙刷る際にもう一捻り欲しかったな。
前半はともかく、後半はテンポも良くて読み易い。
ちゃんとキャラが立ってるし、映画化にはうってつけだったんちゃうかな。
個人的には主人公が恰好良過ぎてリアリティはいまいち。
過去に影を背負ってて、周囲の邪魔もありつつへこたれずっていうのはまさに王道で、安心感はあるけどちょっと浅く感じてもうたかな。
あと邪魔立てが多少過剰やったかも。
秀逸やと思うのが帯にもあるキャッチコピー。
「犯人よ、今夜は震えて眠れ」。
んー、ハードボイルドっぽくて素敵。
話題になっていた時期に手に取ったりしつつ未読だったこの本。主人公のキャラクターが立っていて人気の理由が分かったかも。内容は犯人よりも周囲の人間の心の有り様を映しているとこが良かったなぁ。しかし、ここまで色んな人間に邪魔される人もいないだろうにと思いつつ、描かれている風貌や性格ではアリだなぁと思える。捕まった犯人に違和感はあったけれど、犯人も「ワシ」も特徴も分からないままだから終わり方はこんなものなのかな。
これは、自分の好みじゃないな・・・。 最初に読み始めたときは、おっ!骨太の作品だ!って思い、サクサクとページも進んだんだが・・・。 第二章に移ると、たちまち面白くなくなった。面白くない、と言うか・・・つまらん人物が登場し過ぎの感がある。 骨太の作品と贅肉でダブついた作品は、似ても似つかない。 この作品は、第二章以降、贅肉でダブついてる印象。 6年前の男児誘拐殺害事件と現在の連... 続きを読む »
主人公がかっこいい!悲しい過去を抱えてなお操作に挑む姿がよかった。
【宮崎大学】ペンネーム:E・A
6年前の捜査失敗から再び主役で戻ってきた巻島捜査官。TVというメディアを使い犯人を炙り出す策を練るも内通者が・・・。登場人物に味があり、先に先にと一気に読み進んでしまった作品。
劇場型捜査のアイデアは買える。しかし最後の捜査はまったくケレン味も意外性もなく、竜頭蛇尾な印象である。
久々に、主人公に惚れてしまいました。 読んだのが文庫本で、帯に『映画化決定!主演・豊川悦氏』とあったので、 主人公のイメージをトヨエツと先入観を持ってしまったのも 惚れた原因ですが、まぁ、主人公がカッコいいです。 連続児童殺人事件という悲惨な犯罪が迷宮入りしかけ。 そこで、事件解決の為、召喚された主人公。 そこで指令が出たのは『テレビに出演して、犯人とコンタクトを取れ』という 変... 続きを読む »

主人公を綺麗に描く事をしない作品であったな、と思います。
《ヤングマン》だとか、《ワシ》、《バッドマン》だとか、そうしたものに名前を付けるのもなんだか特徴を持たせようとしている印象はありましたね。
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