義八郎商店街

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 54
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575235159

作品紹介・あらすじ

「義八郎商店街」は、とある街のとある商店街。幾多の荒波をくぐり抜けてきたこの商店街が今日もまたにぎやかに目を覚ます-。心正しき店主たちと心優しきホームレスのものがたり。

感想・レビュー・書評

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  • 映画”探偵はバーにいる”で知った作家さん。探偵シリーズ中心に読んでいて、たまに残酷な場面は確かにあるのだけど面白さと帳消しになっていたけどそれでもハッとするほど怖い部分があったのも確かで、今回はそれが顕著。面白さに騙されていて最後に怖さを納得させられた。こわ~い!

  • 武闘派老人が営む商店街に住むホームレスは少し不思議な力を持っている
    商店街に起こるトラブルをそっと解決する
    実はこの商店街はマボロシでホームレスは神様、悪徳代議士は悪魔の力を借りていたと言うオチ

  • 最後は展開が速すぎた?なかなか良い話だっただけにちょっと残念。

  • ススキノ探偵シリーズからの流れで読みはじめた、東直己の作品。あちらの空気感が体に粘りつく様な文章からすると、こちらはおとぎ話で、楽しくしかし切なく楽しめました。

  • 面白おかしく、最後は切なく、良かったです。

  • 母には不評

  • 義八郎商店街のじいさんばあさんが商店街でおこる難事件怪事件に一肌ふた肌脱ぐ。中国人留学生・いじめられるケーキ屋夫婦・おどされる小学生などなど。そこへ浮浪者のフリをして街を守るいる義八郎が活躍する。
    でも、最後の最後は悲しい結末。なんか強引な終わらしかたやったかな。

  • 最後がなんだか悲しかったけれど、時間がたってみておもしろい本だったなーと思えました。あんなパワフルなおばあちゃんになりたいものです。

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著者プロフィール

一九五六年札幌生まれ。本郷幼稚園中退、本郷小学校卒、東白石中学校卒、札幌東高等学校卒、小樽商科大学中退、北海道大学文学部哲学科中退。
現場作業員、ポスター貼り、調査員、ガードマン、トラック助手、編集者、広告営業、コピーライター、受刑者など諸職を転々。
一九九二年『探偵はバーにいる』(早川書房)で小説家としてデビュー。同作は、一九九三年『怪の会』激賞新人賞受賞。
二〇〇一年『残光』(角川春樹事務所)で日本推理作家協会賞受賞。

「2010年 『北の作家 書下ろしアンソロジーvol.2 utage・宴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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