先生と僕

  • 1337人登録
  • 3.55評価
    • (107)
    • (225)
    • (341)
    • (41)
    • (3)
  • 264レビュー
著者 : 坂木司
  • 双葉社 (2007年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575235999

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

先生と僕の感想・レビュー・書評

  • 「先生と僕」―2人が向かった書店でみかけたもの...?「消えた歌声」―推理小説研究会の仲間と行ったカラオケで...?「逃げ水のいるプール」―区民プールで働くクラスメートが...?「額縁の裏」―繁華街で無料の展覧会に誘われたら...?「見えない盗品」―ペット用品をネットで買おうとしたら...?(こわがりな大学生+ミステリ大好き中学生)×謎=名探偵。あなたのまわりのちょっとした事件。先生と僕が解決します。

    人の死なない推理小説が本作のテーマ。
    坂木司さんの作品が、まさに人の死なない身近な謎を解明するものばかりなので、主人公の二葉くんのように怖がりでも安心して読める本。
    息抜きに読むのにぴったり。

  • 先生である少年は大人になったらどんな人になるんだろうか。

  • 坂本司の読みやすさは、文章、主人公が親しみやすい、題材が身近ということがあげられます。中高生にもすすめやすい。
    今回は、ミステリーといっても、重苦しい本の合間に読むにはちょうどいい
    2017*8冊目

  • 作者も言っている通り、怖くない、血の出ないミステリー小説。 主人公は大学生の僕と、中学生の僕。または大学生の先生と、中学生の先生の二人。 のんびりとしている大学生に「もうちょっとしっかりして!」とハラハラしたり、いつもは冷静で大人びている中学生がふとしたことで少年になるところに微笑ましくなります。 ストーリーも謎解きも簡単で、ミステリーや小説に馴染みがない人でもさくさく読める一冊。 おすすめの一話は「額縁の裏」。二人が優しいのに優しくない世界を見た後の二人の会話が切ない。

  • いやー、最高でした! 怖がり弱気男子大学生と、見た目天使・中味小悪魔の男子中学生!!

    主人公の怖がり大学生二葉は、ミステリー好きの隼人くんの家庭教師になる。
    この隼人くん、ジャニー〇系の見た目なのに毒舌。ミステリーに詳しく、謎が大好きなので、ちょっと変わったことに遭遇するとすぐに調べ始めてしまう。
    それに巻き込まれて一緒に行動する二葉。
    出てくる謎は、人は出てこないけど万引きだの窃盗だの、割とキワドイものもある。

    一話「先生と僕」では、書店のギャル向け雑誌に貼ってあった、電話番号入りの謎の付箋を調べる。
    電話番号は古本屋のもので、この古本屋は女子高生に万引きさせた最新刊を高く買い取るという犯罪をしていた。

    二話「消えた歌声」。ボロいカラオケボックスでボヤ騒ぎに巻き込まれた二葉。だれもケガ人はいなかったが、その時ビルの中にいたはずの少女たちが消えていることに気が付く。
    消防法を無視したカラオケボックス側が、家事でそれが露見する前に手を回した結果だった。

    三話めの「逃げ水のいるプール」。市民プールにやってきた二葉と隼人は、そこで水質調査をしている役所の人間に違和感を覚える。
    その役所の人は実は偽物で、盗撮目的のーでプールに忍び込んだ猥褻犯だった。

    四話「額縁の裏」。二葉は街中で清楚な女性に声を掛けられ、彼女の絵が飾ってあるギャラリーを観に行く。二葉自身は特に怪しさを感じていなかったが、隼人がアヤシイと言い出す。
    その女とギャラリーはある宗教団体のものだった。都会で寂しく過ごす人を見て声を掛け、宗教に引きずり込もうとしていたのだった。
    二葉は「もし隼人と友達になっていなければどうなっていただろう」と考える。

    五話「見えない盗品」。ハムスターを飼い始めた隼人。グッズを入手するためにインターネットを見ていたら、おかしな書き込みに気づく。
    その書き込みはペットショップでのグッズの窃盗を示唆するものだった。

  • 337

    2016年では117冊

  • 怖がりやさんの、ほのぼのミステリー

    『僕』の方がお兄さんとは思わなかったな

    なんか二人がいつも
    ココアなり、ラーメンなり食べてるのがよかった
    ご飯シーンがあると日常感がぐっと増す

  • どっちが年上か分からない2人が微笑ましくって、そして謎を解いていく感じもいい。

  • 1.先生と僕・・・万引き
    2.消えた歌声(原題:二人の少女)・・・違法建築
    3.逃げ水のいるプール・・・幼女盗撮
    4.額縁の裏・・・新興宗教団体
    5.見えない盗品・・・ペットグッズのネット違法取引


    続編の『僕と先生』から読んでしまいましたが、
    前作が気になってしかたなかったので、図書館で予約して読みました。

    ふたりの出会いが、「家庭教師の会社を通じて」ではなく、「夕暮れのベンチで乱歩を読んでたらナンパされた」というものだったとは!
    でも隼人くんらしい。二葉さんもお人好しすぎる。


    以下、続編で触れていたエピソードについて。

    1.ギャル二人組
    「あ、ひさしぶりー」ってな感じで出てきたギャル二人組、第1話で万引き事件に関与していた二人だったんですね。
    しかも今作では、第2話にも引き続き出演(今度は事件の目撃者として)

    2.プール事件
    「前回のプールの事件みたいな」という話を聞いた気がしたのは、第3話のことかな。
    盗撮!しかも幼女!ろりこん!
    正体を隠すためにそれっぽい恰好をする…って、『森のくまさん』(堀内公太郎・著)ですね。

    3.上品なおねえさん&宗教絡みの店
    「二葉さんって上品なおねえさんに弱い」発言は、きっと、第4話のギャラリーのおねえさんに引っかかりそうになったことでしょうね。
    第4話は、「宗教絡みの店で買ったパンを、隼人くんがためらいもなく捨てた」といういわくつきの店が登場する回でもあります。
    それで、「ぼくと彼女とどっち信じるの!」って嫉妬する隼人くんかわいい。

    5.ハムスターのハモン
    ジャンガリアンハムスターのハモンは、第5話から飼い始めたんですね。ハムちゃんに噛まれまくる二葉さん、かわいい。

    6.ショートケーキの食べ方
    ショートケーキを食べるシーンも、ありましたね。
    上のイチゴ、やっぱり二葉さんは最後派、隼人くんは最初派なんですね。
    ただし横取りシーンはなし。それが見たかった…!!

    二葉さんの田舎のばあちゃん(回想だけど)と、隼人くんの上品そうなママの登場が多くて、ふたりのキャラにも魅了されました。
    あと、兄弟構成を訊かれたくだりで、乱暴者の兄(大地)にいつもプロレス技をかけられてぐぇーってなってる二葉さんや、大人しくて可愛い妹(三葉)にデレデレしてるシスコン二葉さんが思い浮かんでにやにやしてしまいました。
    成績優秀スポーツ万能で「模範生徒」な隼人くんが、担任の女性教師をからかって「瀬川君、大人をからかうのもいいかげんにしなさいっ!」って真っ赤な顔で怒られて、先生かわいいねーって小悪魔な微笑みを浮かべてる隼人くんが浮かんで、またにんまりしましたw

    今度は第3弾の発売に期待です。


    *ミステリの先生(隼人)からの宿題 [作中に登場する文庫リスト]
    1.『押絵と旅する男・江戸川乱歩全集第五巻』江戸川乱歩(光文社文庫)
      『屋根裏の散歩者・江戸川乱歩全集第一巻』より「二銭銅貨」江戸川乱歩(光文社文庫)
    2.『シャーロック・ホームズの叡智』コナン・ドイル 延原謙・訳(新潮文庫)より「ノーウッドの建築士」
    3.『黒後家蜘蛛の会 1』アイザック・アシモフ 池央耿・訳(創元推理文庫)
    4.『猫は手がかりを読む』リリアン・J・ブラウン 羽田詩津子・訳(ハヤカワ文庫)
    5.『天から降ってきた泥棒』ドナルド・E・ウェストレイク 木村仁良・訳(ハヤカワミステリアスプレス)
    6.『六の宮の姫君』北村薫(創元推理文庫)

  • デパ地下のかわいいアンの話を書いた作家。

    今回の、シチュエーションは
    殺人とか怖いものが大の苦手な大学一年生。
    伊藤二葉(男子18歳)を家庭教師として雇い入れた
    頭も顔も良いかなりの美形中学生、瀬川隼人13歳。

    中学生になったら、塾か家庭教師を、という母親に
    自分の好きなように時間を使いたい隼人が
    1時間は自習、1時間は好きな読書に。
    自分の思うように読書をしたいがための隠れ蓑。

    おびただしい数の推理小説を自室に持つ隼人は
    大の推理マニア。怪しい出来事が大好物。
    大学生の伊藤は見たものを簡単に記憶する特技を持つ。
    二人で、万引き犯を雇う古書屋。
    建築の違法性をごまかすカラオケ屋。
    市営プールの脱衣所で盗撮する不審者。
    ペットショップから器具を盗みネットで売る闇ブローカー。

    二人で推理し、解決する。
    中で、隼人が怖がりの伊藤に貸し出す殺人などグロなしの
    推理小説の推薦図書も,かなり気になる!

    登場人物も今風で、すぐにでもドラマ化できそうな1冊。

  • このシリーズはさらりと読めて楽しい。
    紹介されている本に手を出してみたくなった。

  • 人が死なないミステリーです。日常のちょっとした謎を解決していく話です。大学生のビビリな伊藤双葉君と天才中学生の隼人くんの掛け合いがおもしろいです^^坂木さんの小説は日常の話でもとっても面白くて、サクサク読めます!続きも出ているみたいなので、読みたいです!

  • 怖がりで人が死ぬミステリを読めない主人公とミステリ好きで主人公の家庭教師の教え子である中学生が日常の謎を解いていく物語。実際のところは探偵役であり、平穏に見えた世の中の第2層を教えてくれるのは教え子の方。「先生と僕」というタイトルが逆転しているのもおもしろい。

  • 写真のように取り込める暗記力って、こんなに簡単に扱われていいものなの?

  • 日常の謎は怖くないので好きです。
    キャラクターも愛着がわく感じです。

  • 怖がりおひとよしの大学生とミステリ好きの中学生の話

    日常の謎を解く

  • 伊藤二葉、十八歳。しっかりしなはれ!と何度か言いかけました(´∀`*)恐がりで、頼りない二葉ととてもしっかりした中学生の僕、隼人。家庭教師となって隼人の先生になったのかと思いきや「怖くないミステリー本」の先生になったり。二人で過ごすうちに遭遇する事件の解決には二葉の特技と隼人の推理力が欠かせない。二人のどちらもが先生で、どちらもが僕。最後「僕らの事件」と言われて二葉は絶対嬉しかったと思う。友人の山田くんもいい味出してました。中学生なのにやたら「悟った」隼人の推理力、行動力には脱帽でした。

  • 怖がりな大学生の伊藤二葉と
    ミステリー好きな中学生の瀬川隼人。
    そんなふたりが謎を解いていくお話。
    二葉のような怖がりでも読めるミステリー。

  • こわがり大学生+ミステリ大好き中学生
    それぞれの特技を活かして謎自体解決
    微笑ましい

  • 収録作品:先生と僕 消えた歌声 逃げ水のいるプール 額縁の裏 見えない盗品 ミステリはお好きですか?

  • 良い日常ミステリ。
    良いね良いね。
    過剰な期待はせず、しかしこの人の作品なら読むか、というクオリティの安定感。
    独特かつ行き過ぎないキャラクターも、軽めの展開も、これこれ、エンターテイメントって。

  • ヤバイ。3部作ってなに。前2作とまた全然違うけどこれがまた凄くイイ。隼人君に「勉強出来る子」に有りがちな「上から目線」の横柄さがなくて、二葉君の「能力」には一目おいて純粋に「年の離れた友達」みたいな、素敵な関係。それでて最近のラノベみたいな「謎とき」じゃなくて、実際最近ありそうな「犯罪」、命の問題、ちょっと考えさせられます…。本の中で紹介される本、読んでみたい。

  • 人が殺されるようなミステリーが大の苦手な大学生の二葉と、家庭教師先のミステリー大好き中学生隼人が日常の謎に迫る。
    なんとも頼りない二葉に対して、しっかりしていて頭の回転も良くて度胸もある隼人のコンビネーション(?)が抜群。そして二葉の素直さと、可愛い顔して実は腹黒い隼人のキャラが結構好きな感じだった。二葉の起こってもいないのに最悪の事を悶々と考えるマイナス思考っぷり、分かるわ~(笑)
    毎回ミステリー好きの隼人が二葉におすすめする「怖くないミステリー」が物語とも少しリンクしているようなので読んでみたいと思った。

    『押絵と旅する男・江戸川乱歩全集第五巻』
    『屋根裏の散歩者・江戸川乱歩全集第一巻』より「二銭銅貨」
    『シャーロック・ホームズの叡智』より「ノーウッドの建築士」
    『黒後家蜘蛛の会 1』
    『猫は手がかりを読む』
    『天から降ってきた泥棒』
    『六の宮の姫君』

  • 「なぞ」に興味がわかなかった。

全264件中 1 - 25件を表示

先生と僕を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

先生と僕を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

先生と僕を本棚に「積読」で登録しているひと

先生と僕のKindle版

ツイートする