- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575235999
感想・レビュー・書評
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タイトルが似ていて間違えて先に続編を読んでしまったこのシリーズ。
ホッコリ安心日常ミステリー♪
超怖がり大学生の二葉と中学生探偵・美少年の隼人
2人の出会いを含めた短編5作です。
どの事件?もなかなか鋭い内容(^ ^)
この2人には癒されます。
読みやすくて面白いですよ〜♪
隼人が二葉に「コレ読みなさい!」と宿題に渡す「人が死なないミステリー小説」が興味深いです♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おすすめのミステリー作品紹介がいい
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人が殺されるようなミステリーが大の苦手な大学生の二葉と、家庭教師先のミステリー大好き中学生隼人が日常の謎に迫る。
なんとも頼りない二葉に対して、しっかりしていて頭の回転も良くて度胸もある隼人のコンビネーション(?)が抜群。そして二葉の素直さと、可愛い顔して実は腹黒い隼人のキャラが結構好きな感じだった。二葉の起こってもいないのに最悪の事を悶々と考えるマイナス思考っぷり、分かるわ~(笑)
毎回ミステリー好きの隼人が二葉におすすめする「怖くないミステリー」が物語とも少しリンクしているようなので読んでみたいと思った。
『押絵と旅する男・江戸川乱歩全集第五巻』
『屋根裏の散歩者・江戸川乱歩全集第一巻』より「二銭銅貨」
『シャーロック・ホームズの叡智』より「ノーウッドの建築士」
『黒後家蜘蛛の会 1』
『猫は手がかりを読む』
『天から降ってきた泥棒』
『六の宮の姫君』 -
ほのぼの系大好きな私にピッタリなお話でした。
恨みや憎悪が渦巻く殺人事件が嫌いな私は、二葉くんと同じで怖がりなんだということがわかりました(笑) -
ココロまろやかになるミステリ
最初の一行]
一歩進むたびに、チラシを手渡される。そして立ち止まるたびに、声をかけられる。
最後の一行]
「またね」
経緯]
この作者は好きだ。図書館で借りてきた。
内容]
臆病で優しい、しかし写真を撮るように見たものを覚えることのできる大学一年生の伊藤二葉クンが、猫のような美少年でリッチなちょっと大人びた、しかし意外に生意気ではない中学生の瀬川隼人クンと知り合い、日常的な謎に挑む?
人死はないが、ミステリ。
テイストは「名探偵コナン」。
ミステリが苦手な二葉クンに隼人君が宿題として渡している作品は「押し絵と旅する男」「二銭銅貨」「シャーロックホームズの叡知」「黒後家蜘蛛の会」「猫は手がかりを読む」「天から降ってきた泥棒」「六の宮の姫君」。
感想]
のんびり気分で日曜日読書にちょうどいい。
魅力は二葉クンのへなへなな性格が大きいと思われる作品。いつまでもへなへなでいてほしい。
ほとんど二人の中だけで話が進んでいくが、もうちょっと登場キャラが増えてほしいような気もする。推理小説研究会の面々とか。
続編希望。
二葉クンが殺人事件に巻き込まれる長編なんかもおもしろそうだけど、気の毒かな?
▼簡単なメモ
2011.12.10読了。
2022.7.9再読。読んだことを完全に忘れてた。読んでも思い出せなかった。
【伊藤二葉/いとう・ふたば】→二葉
【課題図書】隼人くんが二葉くんに渡した課題図書は『押絵と旅する男』、『シャーロック・ホームズの叡智』、『黒後家蜘蛛の会』、『猫は手がかりを読む(2)』、『天から降ってきた泥棒』、『六の宮の姫君』。
【白井】同級生で水泳部。名前を裏切る黒い日焼け。区民プールの監視員でつぶれる一年の夏。
【推理小説研究会】意外にミステリおたく的でなくミステリを読まない先輩もいたり文芸部に近い。
【瀬川隼人/せがわ・はやと】→隼人
【ハモン】ハムスター。ジャンガリアン。
【隼人】十三歳。T学園中学校一年。二葉が家庭教師することになった。逆にミステリを教えてもらうことになった先生でもある。探偵のように鋭いがどちらかといえばモリアーティ教授的。猫のイメージ。ジャニーズ系正当アイドル的ルックス。
【二葉/ふたば】十八歳。S大学の学生。本好きだが人が殺される小説は読めない怖がり屋。押しには弱い。人畜無害な農耕民族っぽいらしい。負の想像力が高く「箸を落としただけで脳の病気を疑う心配症」。常に災害発生したときのことを考えている。地球温暖化も怖いし施設の老朽化も怖い。写真を撮影するように記憶することができるが才能の無駄遣いをしているフシがある。
【みゆ&ともこ☆】万引きしそうだった女子高生たち。
【山田順次/やまだ・じゅんじ】大学入学後初めてできた友人。推理小説研究会に入部したが勝手に二葉の入部届けを出してしまった。 -
人が死ぬ話が嫌いだけど、大学でミステリー研究会に入っちゃって、しかも通りすがりのミステリー好きの中学生の家庭教師になっちゃう男の子の話。
1話1話で少し事件に関連したミステリーの本を紹介してくれるのがよかった^^
最近人が死ぬ本読むの心がしんどかったけど、ミステリーは好きなの!っていう気持ちが叶えられたw
隼人くんが、THEそういう作品に出てくる賢くて二面性を持った美少年だったのも逆によかった。クールだけど、周りの人を大事に思っているのが伝わってくる。
他の作品と違って、万引きとか盗撮とか宗教とか暗めな事件が起きるけど、
落ち込む主人公と、くだらないっていいはなつ隼人くんというバランスで暗い気持ちにならずに読めた。
少し3匹のおっさんを思い出したかな。 -
怖がりやさんの、ほのぼのミステリー
『僕』の方がお兄さんとは思わなかったな
なんか二人がいつも
ココアなり、ラーメンなり食べてるのがよかった
ご飯シーンがあると日常感がぐっと増す -
どっちが年上か分からない2人が微笑ましくって、そして謎を解いていく感じもいい。