治験

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575236279

感想・レビュー・書評

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  • タイトルから医療小説かと思ったが、全然違っていた。失業中でやる気のない宮野にアメリカの会社マックスイミュノという健康食品を日本支社として販売する仕事が舞い込む。いかにも怪しげだが、年収1000万に釣られて請け負う。やがて、死者が出たり本社に連絡不能になり宮野はピッツバークに渡るが、宮野は命を狙われ危ない目に会う。組織や会社、バイオテクノロジーの研究所などいろんな思惑があったのだが、健康食品を販売し食べさせることが広義で治験ということだったのかな最後には感じた。宮野も旨い話に簡単に引っ掛かったというわけだ。

  • 失業中の宮野が声をかけられて、健康食品の通販に手を染める

  • んー。
    イマイチ。
    深さが足りない。

  • 人体実験がキーワード(ネタバレ)です。

    舞台は日本からアメリカへ移り、拉致、テロなんていうストーリーが展開していきます。

    話としては良いと思うのですが、300ページ弱そこらでは話の厚みを増すのにはが少なく感じました。

    ちょっと惜しい作品です

  • 「極卵」を読むつもりだったのだが止めます。

  • 面白いなぁ。と、ただひたすらページをめくりました。宮野に 仕事を持ちかけた彼の目的は?最後までドキドキです。

  • 2013.12.21ー83
    仙川環4冊目。前半医療ミステリーの要素が強くテンポ良く読めるけれど、後半からはテロの話だったのか?と意外な展開。詳細は記憶にないものの数年前に読んだ『感染』の方が面白かったような・・。

  • ハードボイルド的なタッチの部分もあり、仙川環の作家としての広さを感じた。一生懸命頑張ることを否定していた主人公が結局は誰よりも頑張るという、面白い展開。一見駄目そうな人物として描写されているが、実はかなりの実力者という点が他の作品と同じだ。その辺の人間の心理みたいなものが読者をひきつけるのだろうか。アメリカの場面では、旅行したことのない自分にとって新鮮だった。いつか経験してみたいと思った。

  • 題名にそそられて読んだが、医療シーンは無かった。サスペンス物だが、わくわくするシーンもなく、あっさり終わってしまった。12.5.4

  • 安濃図書館。

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著者プロフィール

せんかわ・たまき
1968年東京都生まれ。大阪大学大学院医学系研究科修士課程修了。大手新聞社在籍中の2002年に書いた小説『感染』が第1回小学館文庫小説賞を受賞し、作家デビュー。その後執筆活動に専念し、医療問題を中心に社会性と娯楽性を兼ね備えた作品を発表する。著書には『転生』『繁殖』『誤飲』『疑医』『鬼嵐』などがある。本作は『幸福の劇薬』に続く「医者探偵・宇賀神晃」シリーズ第二弾!

「2020年 『偽装診療 医者探偵・宇賀神晃』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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