告白

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著者 : 湊かなえ
  • 双葉社 (2008年8月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575236286

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告白の感想・レビュー・書評

  • 視点が変われば世界が変わる。他視点の物足りなさがあったが、第一章の鮮烈さがあるからこその霞みなのかもしれない。

  • ★なるほど嫌な読後感★いまさらながら著者の本を初めて読んだ。映画の宣伝に完全に騙されて、教師の娘を殺した生徒を探り出すミステリーだと思い込んでいた。犯人を先に明示して、章ごとに主人公を変えながら、各人の思いを立体的に描きだす。それぞれの嫌らしさをえぐり出すのは本当にうまく、読んでいて気分が悪くなるほど。そのうえで救いようのない結末。
    見事な構成、だがロジカルに追おうとすると最後に主人公の母親が爆発に巻き込まれた可能性が低い気がしてきて、かえって気になりだす。自分があまり読みたい種類の小説ではなかった。

  • 2017.5.16 24
    面白かった。

  • "何人かの視点から描かれているが、章によって技法が違うのが面白い!
    最初の先生の語りのみで構成された章はただただすごい。
    お姉さんの章はあんまり必要性を感じなかった・・・。

    あそこで母親の日記がでてきたせいで、読者がすべての情報を知ってしまって、想像して楽しむことができなくなっていると思う。

  • 映画も見ました。
    女性作家さんの描く、女性主人公の説得力の高さ。
    それに伴う事件の悲しさ。

  • 衝撃作と聞きながらも、手に取らなかった。読み終えた後、毒を毒で制するという言葉が浮かんだ。幼女が殺されてから、誰もが少なからず抱えていた歪みが爆発したという感じ。後味の良し悪し関係なく、全体からパワーを感じ一気に読めるほど惹きつけられた作品。

  • 発売当初に読んだんですが、やっぱり湊かなえを読むならまずこの「告白」から読むのが1番なんじゃないかなあ〜と個人的に思います。
    誰が犯人なのか、章ごとに視点を変えることでたったひとつの真実に多面性を持たせ読み手の意識を攪乱させて最後まで一気に読ませる文章構成は圧巻だと思います。
    湊かなえならではの1冊。

  • 何年かぶりに読んだ小説でした。
    昨今の中学生に対する辛辣な表現は、なんだか共感できる。
    心底には共通する心理が横たわっているのかなと思う。

  • 著者のデビュー作で、ある女性教師の一人娘の死について、それに関わった様々な人たちがそれぞれの視点で「告白」をしていくという内容。救いのない内容ではあったが、少しずつ「真実」に近づいていく展開に惹き込まれ、非常に面白く読み進めた。このそれぞれの登場人物が、一つの事柄についてそれぞれの視点で語っていくという著者お得意の構成は、個人的に結構好きである。

  • “唯一の救いはノンフィクションではないこと”という謳い文句をどこかで耳にして以来、気になりつつも敬遠していた「告白」。愛娘の死を生徒の前で語りだす独特な文体で始まり、最初から最後まで衝撃の一言。『すべてを水に流せるという復讐などありえないのだ、と気付きました』分かっていても憎しみを復讐という形で実行する。これこそ狂気だな、と。重苦しい展開でもページをめくる手は止まることなく、一気読み。今まで手に取ることを躊躇ってたことが悔やまれるほどの作品でした。

  • 『娘はこのクラスの生徒に殺されたのです。』担任女性教師の驚愕の“告白”から始まり、語り手が異なる6つの章で構成される物語。ラストは誰も救われない予想外、衝撃の結末だった。犯人の生徒2人に対する復讐劇があんな形に帰結するとは…それぞれの章で担任女性教師、同級生、犯人の少年とその母親が読み手に語りかける形のため、読み手も物語の関係者になった気分になる。それだけに読後感は重苦しい感情で一杯。復讐の連鎖は止めるべきというのは当然だが、この話では一概にそうとも言えず。鳥肌必至で面白かったが溜息が零れる話だった。

  • はっきり言ってこういうお話は嫌い

    重くて
    暗くて
    ぞっとする

    こういう話題を面白がっちゃいけないと思うけど、
    面白いって思っちゃいそうなほど、続きが気になってしょうがなかった

    ラスト約5ページ、時間がないのに読むのをやめられはすてバス停まで走りました
    でもこのハードカバーの「重さ」を一日中持ち歩きたくはなくって
    そんな感じです

    ちなみに、
    ラストはすっきりしなかったけど、「よくやった!」って思う人もいるかもしれない

    私はどの登場人物の味方にもなれませんでした

    (2010.3.6)

  • 湊かなえ作品は最近読み始めた。とても有名な作品だったので楽しみにしていたが、評判通りゾクゾクする、後味の悪い作品でした。でもただ後味の悪いだけではない、その先を想像するのがやめられないような、むしろひっくり返って爽やかさすら感じました。読み始めたら止まらなくなるので、寝る前の読書には危険です。

  • こんな完璧な復讐はない。
    心の闇。誰かを恨み、仕返し。そんな簡単な言葉でもなく、殺さず苦痛を与える。それを見事にやってのけた。
    それでも、悠子の気持ちが癒えることは、決してないのだろうと感じた。

  • 配置場所:広呉図書1F
    資料ID:93086670
    請求記号:913.6||M

  • プハ〜!一気読み!面白かったというか、ページをめくる手が止まらなかった!起こってることめちゃくちゃなのに「あ、それ私も感じてた…」て所が随所にあるから、余計にドキリ。怖い話は苦手でこの本を避けてきてたけど、ホント喰わず嫌いは良くないな。

    2016.7.11

  • (2014.01.21読了)
    2009年本屋大賞受賞作!
    少々重苦しいお話ですが、良かったです。

  • 最近何かといえば「二度読みたくなる」という煽りが人気だけど、これこそ二度三度読みたくなる。

  • とある中学の学年末ホームルーム。
    1年B組 担任 森口悠子の口から、衝撃の事実が告げられる

    『愛美は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。』

    この作品は、すべて一人称で書かれている。
    森口先生、クラスメイト、少年A・Bとその家族。
    各々の視点からみた、事件の真相やその後について語られてゆく。

    最後の章。少年Aの母親は、息子の心・息子の犯した罪を知り、なんと返事をしたのだろう。

    「返事が気になりますか?」

    森口先生の口から、その先が語られることはなかった。

    少年Aの母親の返事が、息子を心から思い、息子の罪を心から謝罪していたら・・・森口先生は新たに爆弾を設置しなかったのではないだろうか・・・
    そう思うのは私だけだろうか。

    少年Aが、どんなに知りたくても2度と知ることが出来ない。
    そして森口先生の口からは決して語られることのない「返事」。
    もう1つの復讐。

  • ★★★湊かなえさんの作品を読むのはこれが初めて。私的にはめちゃくちゃヒット!というわけにはいきませんでしたが、面白く読ませてもらえました。法に頼らず自分で復讐する。怖いー。目の前のことを精一杯こなす。決してマイナスにならない。自分を大切にしよう。やり直しは今からできる。できる限り同じ目線に立ち、丁寧な言葉で話す。やればできるは、やることができないということ。

  • 前に読んだことあったけど、読み返してみた。
    やっぱり面白い。

    誰一人幸せにはならないけど。
    担任の娘が学校で死んで、同級生の視点での短編。
    他の生徒の視点になってそう見えたのか、そうだったのかってこともあって、見せ方が上手。
    映画見てないから見たくなった。

    母親は出てくるけど父親って出てこないんだよね。日本の教育で父親の存在がそれだけ薄いって事かも。

  • これはミステリーと言うより、鮮やかな復讐劇と言うべきだ。章ごとに語り部がかわっていったが、それは湊かなえの特徴なのだろうか、「Nのために」も同じような感じだった。正直、私はこの本が好きではない。たしかに最後のシーンは圧巻された。だけど、私は先生が好きになれなかった。私もたったひとりの娘を殺されてしまったら同じように復讐へと足を進めるのだろうか。確証はないがやらないだろう。ずっとずっと心にためておくだろう。私がそう思っていたから先生を好きになれなくて後味が悪くなってしまったのだろう。

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告白の作品紹介

愛美は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。第29回小説推理新人賞受賞。

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