珈琲屋の人々

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著者 : 池永陽
  • 双葉社 (2009年1月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575236538

珈琲屋の人々の感想・レビュー・書評

  • 全体的に鬱々としたものが漂う物語でした。
    商店街の片隅で前科のある主人公が営む喫茶店。
    心に陰を抱えてふらりと訪れる客達。
    設定は良いと思うのですが、主人公が余りにも前科に囚われすぎていて、それがどうにも鼻についてしまう。
    "人を殺したことのある手"の描き方も些か箇条演出に感じます。
    連作短編なので致し方ないのかもしれませんが。
    島木の人間性も好きになれず、冬子の離婚の真相にもうーん、、、となるし。朱美に至ってはその心の醜さに激しい嫌悪感を覚える。
    かといって主人公と冬子を応援する気持ちにはなれない。
    なんなんだこれは。

  • 珈琲屋で癒されてく人の話かなと想像していたら全く違った。前科者のオーナー、そして商店街に巣食う人々。過去のしがらみから好きな人がいてもどうする事もできない切なさ。男同士の決闘なんて言葉も出てくるし。決して癒される本ではなかったけど、重い。そして読了感もスッキリはしない。

  • さびれた商店街にある人を殺したことのある珈琲屋の店主と、その周りの人々の話。

    商店街に住む人たちの、少し当たり前とは違う、でもきっとどこにでもあるような不幸と幸せを題材にしており、読みやすく面白かった作品。作品に出てくるサイフォンから入れるコーヒーが美味しそうで、喫茶店に行きたくなりました。


    「うんと上等のコーヒー」

  • なんだかどれもスッキリしない感じでモヤモヤが残ってしまうお話しだった。

    続編もあるようなのでそちらも読んでみようかな、熱々のコーヒーを飲みながら。

    2017.6.8読了

  • ちょっと、温まっていきませんか?淹れたての、熱いコーヒーを飲んで。東京。下町の商店街にある喫茶店『珈琲屋』。そこは、心に傷を負った者たちが集まる交差点。さまざまな人間模様を、情感溢れる筆致で描いた連作集。


    ストーリーも登場人物のキャラも話も
    面白いんだけど、

    何て言ったらいいんだろ・・

    たまに生々しい体のカラミシーンが出てきて
    しかも愛のあるカラミシーンなら気にならないんだけど、
    どの男もやたらとすぐに指を入れたがるので

    またこんなシーンかよ。
    とそのたんびにひいてしまって、
    面白さ半減。

    でも、基本的には面白いので
    二作目も読もうと思います。笑

  • いいですね、救いがあるから。

  • 暗い過去だけど、どうにもなんないのかい?

  • 東京の下町の商店街にある喫茶店「珈琲屋」。
    そこは、心に傷を負った者たちが集まる交差点。
    商店街に暮らす人びとが「珈琲屋」で語った
    人間ドラマを、情感溢れる筆到で描いた7編の連作集。

  • 平成28年4月19日読了

  • 人を殺した罪を償い、地元の珈琲屋を継いだ行介。
    彼の幼馴染で、一度は結婚したものの行介の出所に合わせ、離婚して出戻ってきた冬子。

    くっつきそうでくっつかない二人を軸にしながら、珈琲屋を訪れる人々を描く。

    このシリーズはこの後のものも含めて3冊読んでいるのですが、どうしたって男がどうしようもないダメ男ですね。浮気する、暴力を振るう…人としての素質を疑います。

    人と人の事だから、ままならないこともあるし、ふとした弾みに漏らした言葉が他人の呪縛になる事もある。

    行介の殺したやくざの青野の妻である朱美。
    「私が結婚するまで結婚するな」
    なんて、そんな残酷なこと言わなくても。死んでも当然の人間がいるのかどうかはわからないけれど、朱美にはそこまで言う資格はないと思う。苦しい。

  • 「ポースケ」とか「パンとスープとネコ日和」の珈琲版で癒され系ほのぼの喫茶店ストーリーたまにコーヒーのうんちくあり、みたいな小説かと思いましたら割と重いことに気づいたのは一話目の過去の事件のくだり。この表紙と題名でレイプは出さないでほしかった。ほっと一息つくことを期待してしまう表紙なのでちと詐欺気味です。女性の登場人物が浮気されたのに家事を疎かにしたせいだと言われてあっという間に改悛したり、スイッチを切るようにいきなり不機嫌になったり、作者の女性観が表れてるのかと思わざるを得ない納得のいかなさでした。

  • 古びた商店街で「珈琲屋」を営む行介。彼には、人を殺めた前科があった。
    行介の熱々の珈琲を求めて集る、訳ありの商店街の人々。そんな彼らの連作短編集。

    ゆったりと流れる話が心地よかったです。昔ながらの喫茶店を想像しました。多分そんな店構え、ですよね。
    行介の無言の優しさを頼って、みんな珈琲屋を訪ねるんでしょうね。行介の前科に至っては、正義の味方と言ってもいいほど。その陰の部分が、弱くなっている人たちの心を寄せる理由なのだと思います。

    夜中に放送されるドラマを見ているかのようでした。
    続編も、またいつか手にしたいと思います。

  • 主人公の過去に犯した事件が解決のカギになる。
    なかなか面白かったです。
    続編もあるのかな?読みたいです。

  • なーんか暗い。。

  • 2015.6.7 読了

    ある商店街の一角にある「珈琲屋」

    そこの店主、行介(こうすけ)と
    そこに来る客たちとの 話。
    短編集です。

    行介は 昔 人を殺めたことがあり、
    罪を償って 服役し、出所したばかり。

    親が 喫茶店「珈琲屋」をしていたこともあり、
    いまさら 前科者で中年男が
    仕事もなかろうと、
    閉店していた 親父の店を再開店させる。

    そこに来る客も 心に暗闇を抱えていたり、
    問題があったりする。

    それぞれ 後味の悪い終わりもあり、
    どうなるのかも知りたくなる終わりもあり。

    淡々としていました。

    行介のいれた ブレンド 飲んでみたい。

  • つまらないとかではないけれど、夢中で読む、という感じではなかった。
    珈琲屋に現れる人はみんなそれぞれの悩みや自分の弱いところを主人公にさらけ出すけれど、それは、主人公が殺人を犯したことのある人間だから。
    でも、それって自分が罪をおかしていないからで、なんだか一段上に立っている感じがしてしまった。
    でも、まぁ、だからお話になるんですよね。
    続きがあるようなので読んでみようと思います。

  • 主人公は殺人事件を起こして八年間の刑務所から出所。東京の下町の商店街に亡くなった父親が残した喫茶店「珈琲屋」のマスターとして、心に傷を負った者たちが集まる交差点。「ちょっと、温まっていきませんか?淹れたての、熱いコーヒーを飲んで」。

    灯書房おすすめの一冊
    http://bookbookokitama.wordpress.com/event/hitohako/

  • 図書館にて借りてみる。
    以前ドラマになっていたのを見たから気になって・・・。

    ドラマの方が面白かったというか、しっかり描かれていたきがする。

  • 図書館より。
    ホンワカって感じじゃなく、ほろ苦い大人な感じ。
    いや、苦くて熱いホットコーヒーか。

  • すべての話が「さて、この後どうなったでしょう?」って感じの終わり方ではがゆかった。
    設定は悪くないけど暗いなぁ…。

  • ドラマになったので、再読。
    人情話、でもなく。あとあじ、もひとつ。

  • ドラマがよくて、よんでみましたが・・・
    誰にも共感できなかった・・・。

    とくに冬子。何がしたいのか、さーぱりw

  • 時にはどんな言葉よりも、
    その存在自体が説得力を持って語ることがある。

  • それぞれの話、ラストが心に突き刺さるような感じで面白かった。
    最後が曖昧で、いったいどうなっちゃったのか。気になるがこれで終わり?

    ドラマも見ようと思ったけど全然設定が違うので見るのはやめました。

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珈琲屋の人々の作品紹介

ちょっと、温まっていきませんか?淹れたての、熱いコーヒーを飲んで。東京。下町の商店街にある喫茶店『珈琲屋』。そこは、心に傷を負った者たちが集まる交差点。さまざまな人間模様を、情感溢れる筆致で描いた連作集。

珈琲屋の人々の文庫

珈琲屋の人々のKindle版

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