- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575236545
感想・レビュー・書評
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人はしくじるときにしくじれるかどうか
中学から高校時代って、背伸びして大人になろうとする。
子供は嫌だ、早く大人になりたいって。
この本に出てくる高校生たちもそんな感じがする。
自分も可愛くない高校生だったけど、この本を読んで一つ後悔したことは、この本の高校生みたいにもっと一生懸命受験勉強すればよかったってこと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっとずるいけど、土屋さんの気持ちはとてもよくわかるような気がする。
高校生はしんどいけど、大人になるのは簡単。でももう戻れない。-
男子として土屋さんに惹かれるけど、高校中退して同棲という選択は自暴自棄なのかなって・・・男子として土屋さんに惹かれるけど、高校中退して同棲という選択は自暴自棄なのかなって・・・2017/05/20
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医学部を目指す高校3年生の宮本達大は、学業優秀でクラスメイトからも一目置かれる存在であった。そんな彼が小さな出来心からクラスメイトの悪事を密告し、事件に発展。追い込まれた状況で、彼は予想外の行動に出て・・・家族・友人・恋人など周りの人々と関わりながら、成長性していく主人公の1年間を描いた小説。(2010.1.5)
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2018.3.9
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成長小説をはじめて読んだ。成長には喜びも悲しみも悔しさもまちがいもなにもかも必要なんだな。図書館
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主人公を裏切った元彼女彼女の数年後の後悔を思うとすごくつらいこの本を見てからスーパーで本くずや和三盆を探してみたりしてます
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高校3年生でクラス委員に選ばれてしまった宮本達大。
担任の清水先生に頼まれた取引は、先生の代わりに朝の出席をとれば、三者面談を免除するいうこと。
達大は両親の離婚後、母親とうまくいっていなかったので、いい取引だった。
もう一人のクラス委員の土屋との取引は、先生の使っている小部屋での喫煙だった。
達大は自分の堅苦しい性格を、清水先生に「もうすこし考え方にあそびをもて」
と言われたことにムッとした。
土屋の余裕たっぷりの態度も気に入らなかった。
母親とケンカしてムシャクシャした気持ちの時に、清水先生と土屋を困らせてやろうと、
ある計画を思いついて実行する。
その結果、自分がどんなことに陥るかなんてことには思いもよらなかった。
現在の医療問題や、福祉問題、市民活動やらと、ちょっとづつ関わりながら達大の1年間の成長を追っていく。
ハイティーン向けですね。