偽りのスラッガー

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 59
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575236576

感想・レビュー・書評

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  • おもしろかった。
    野球のミステリーっていろいろあるけど、作者がスゲー調べてることが分かる作品。
    野球好きなら興味あるかもしれません。
    でも、一度引退したスラッガーが戻ってくるって。。。
    新庄剛志みたいって思ったけど、ちょっと違ったかな(笑)

  • めっけもん。作家の名前は知らなかったが、プロ野球ネタのミステリーということで手に取る。主人公のアキさんがハードボイルドで恰好いい。

  • この作品は「サウスポーキラー」の続編のような作品で、「サウスポーキラー」で登場した主人公の沢村やブルドッグのような女性記者も登場します。
    内容的には試合中の事故で再起不能の大怪我をした主人公の秋草がドーピング疑惑のかかるスター選手である立花のドーピング調査をする目的に選手復帰し、立花のドーピング疑惑を解明するにつれ明らかとなる真実にたどり着くストーリーです。
    ドーピングや金にまつわるプロ野球界の闇を扱った内容も良かったですね!
    最後の場面で沢村と秋草が対決する野球シーンは臨場感があり素晴らしかったです。

  • 野球のことに詳しくない私からしてみれば、主人公の野球バカにはついていけないのですが、何かを好きになっている人間は状況がどういうようになってもそのことで頭がいっぱいになって他のことはおろそかになっていく様子がとても印象的でした。
    そして、ヒトそれぞれの欲によって視野を狭められた立花の空元気がわかるような気もします。
    ただ、作品としては面白かったのですが、よく資料を見て考えたのが私には窮屈で仕方がなかったです。

  • 引退した元スラッガーが、薬物使用者を探すためカンバック。
    最後は、疑惑のスターが海外に行く話

  • 「サウスポーキラー」とリンクした人物がちょこちょこ出てきて、フフっとなった。
    どうにもこの著者、流れが似た作品ばかりだけれど、好みなストーリー展開。
    クライマックスの(CSじゃなく)野球シーンは臨場感があって秀逸。

  • 水原氏の作品を読んでいつも思うのは、特定の分野でのプロフェッショナルな人々がリアリティを保ちながら人間味のある描き方をされていること。
    レビューでは酷評が多く見られますが、文体も素直ですし、ミステリーというより「特定分野のプロが主人公の小説」として考えれば、結構面白く読めると思います、

  • 少しじれったい感じ・・・

  • 現役を引退した天才スラッガーが、大学時代の野球部キャプテン栗林が、GMとして手腕をふるっている球団内のドーピング調査と称して現役復帰。
    調査を進めていく中、ドーピングの首謀者を探していく中、浮かぶ上がってくる真相が面白かった。
    トップハンド・トルク という言葉をこの小説で初めて知った。

  • ドーピング疑惑の選手を探す事を条件に選手に戻った内容だが物語に無理があり面白みがない。 がっかりした本。

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