越境捜査2 挑発

著者 :
  • 双葉社
3.24
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本棚登録 : 173
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575236873

感想・レビュー・書評

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  • なかなか面白かった。
    警察官の矜持と巨悪に潰されないよう戦うハードボイルドで良かった。

  • ふむ

  • おもしろい、言葉も構成も拍手喝さい!こういう本を書いてくれたことに心から感謝。

  • 巨悪に立ち向かう刑事・鷺沼がかっこよく、最後の最後まで応援したくなる読後感のいい小説。
    キャラクターが一人一人たっていて、金で動くような宮野の存在もどこか憎めなくて、ストーリーを追うごとにむしろすきになっていきます。
    鷺沼を胃袋で籠絡する宮野がなんとも可愛い。

    一つ難があるとすれば、事件同士が複雑に絡み合って先が読めないのは面白いけれど、途中ごちゃごちゃしすぎて中だるみした感は否めず……。
    少しでも気を抜いて読んでいると「これは誰でどうしてこうなったんだっけ」というようにすっきりしなくなるので、さらっと読める文章のわりにあまり気軽に読める小説ではないです。

    ですが登場人物がとにかく魅力的なので、他の作品にも興味がわきました。

  • 名コンビ鷺沼・宮野復活。
    越境捜査シリーズ2。
    ドラマの柴田恭兵と寺島進でばっちりイメージがついてます^^

    パチンコ業界の闇に迫る。
    警察の癒着も激しい。最後に一矢報いる爽快感が◎

  • 越境捜査シリーズ2作目。
    前作でキャラがすっかり立ち上がっていたので、安心して読めた。
    が、もう少し深くまで抉られるかと思っていたので、やや期待しすぎたかな。残りページの薄さに焦った。

    宮野の性格は付き合いたくはないが、彼の手料理は食べてみたい。

  • 冒頭前作のその後についての記述があり思わずホッとした・・・・

  • 一作目よりも“キャラクターもの”的色合いが濃くなっていたのに、まず少々鼻白むも、良く練られていて小出しに明かされていく“謎”が心地よく、割と夢中になれた。

    終盤からクライマックスにかけて…、多少(というかかなり)強引な展開に苦笑しそうになるも、後味の良い結末が用意されていたので許せるかな。

    ラスト…………
    「不二子ちゃんかよ?」と一人言を言いそうになってしまった(笑)。

    映画化や連ドラ化したらウケそうな作品だな、と思ったが、実は既に二時間ドラマ化してるのね。

    2012.01.11.了。

  • なかなか面白い。

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著者プロフィール

1951年、千葉県生まれ。立教大学卒。出版社勤務を経て、2001年『時の渚』で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。04年『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞。ミステリーをはじめ警察小説、山岳小説の名手として絶大な人気を誇る。主な著書に『ソロ』『K2 復活のソロ』(祥伝社文庫)他。21年逝去。

「2023年 『希望の峰 マカル―西壁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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