夜行観覧車

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  • 1048レビュー
著者 : 湊かなえ
  • ¥ 1,620
  • 双葉社 (2010年06月02日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575236941

夜行観覧車の感想・レビュー・書評

  • 2015.7.17 読了

    ある高級住宅地のお向かい、
    遠藤家と高橋家、お隣の小島さんの
    それぞれ目線で進行されてゆく。

    お互いの家庭に それぞれ問題があり、
    遠藤家は 一人娘の中学受験の失敗からの
    反抗期などなど。。。

    互いの 家庭の問題が 実に リアルで、
    読んでいて苦しくなるくらい。

    ほんとに こういう描写
    うまいですよね。。。

    終わりも 湊ワールドっぽく
    モヤモヤな終わりで、
    モヤモヤして いやなんだけど、
    もはや この終りじゃなかったら
    逆に 物足りないのかも。。。?

    もはや 完全に コテコテのファンかしら??( ≖ิ‿≖ิ )

    なんやかんやと 言いながら、
    ひきこまれて どんどん読み進みました!

  • 互いに干渉していなかった二つの家族が影響しあう物語です。

    人並に家族を疎ましく思った時期もありました。今はそういう感情は湧いてきません。何がきっかけかといわれると、社会人になって実家と距離を置くようになったことが一つの要因ではないかと思います。年がら年中一緒にいると、相手のいいところが見えなくなります。適度に距離を保って接した方が何かとトラブルもないのではないでしょうか。

    人との関係性においても、たまにはリフレッシュ期間が必要だと思います。それは仕事にも通じるものと思います。あまり根を詰めて物事を成し遂げようとしても、却って悪影響が出ると思います。この三が日で、ゆっくりリフレッシュしたいと思いました。

  • ワイドショーを文字に起こした感じだった。読んでウワッとなってしまった。

  • 湊かなえの中では心にたまらず読めたかな。

  • 高級住宅地で起きた殺人事件。
    犯人は誰ぞな?っていうことは大して重要ではない。

    人は大きい家に住んでようが、小さい家に住んでようが、常に周りと比較してしまうコンプレックス星人。
    子供も親も、何がきっかけで卑屈のスイッチが入るかわからない。

    ピラミッドの縮図のような街で、癇癪を起こす彩花と殺人衝動に走る真弓は見ていて辛かった。
    家族であっても、ちゃんと思いを伝えるってことは必要だね!

  • 2015-11
    期待してたほどしゃなかった。
    登場人物みんなやな人間ばっか。
    結末はなんか物足りなかった。

  • 高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。
    遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。その家族と向かいに住む家族の視点から、
    事件の動機と真相が明らかになる。『告白』の著者が描く、衝撃の「家族」小説。

    裕福でいっけん幸せそうに見えた高橋家でおきた殺人事件がきっかけ?で近隣の家族内の問題などが描かれてる作品。

    彩香…癇癪持ちすぎ。親も手につかないくらい大変なことになってる
    啓介…じぶんの娘がこんなに暴れてるのに見てみないふり、他人事。こんな人とは結婚したくない。

    高橋家長男の彼女…ほんとに、ある意味この人が意味不明。ケータイ取り上げて、テレビのコンセント抜いて、ケータイ持って帰るって…しかもこの後、1度も出てこないというね。なんだったんだろ、あの人は。。

    いろんな人がクセがあって面白い。事件自体が問題なんじゃなくて、周りの家族の描写が一番に重点が置かれてた。よかった!

  • ミステリーで殺人事件が起こればそれは犯人やその動機やトリック、事件の真相に面白みを感じるものだと思っていました。
    そういう意味では読み終わった直後の印象は物足りなさを感じました。

    でもこの物語の主人公は殺人事件の当事者家族ではなく、そのお隣さん家族。
    憧れと僻みを抱いていたエリート一家で起こった事件をきっかけに、自分達の家族のあり方を考え、完結していっていると思いました。

  • 他人から見たら狂った思考と行動だけれど、本人は気づかない。多かれ少なかれ誰にでもあると思われる部分をキャラクターの理性を解放させて描いている。私にとってはスッキリしない本。

  •  図書館より
     高級住宅地で起こった殺人事件の真相を、事件の起こった高橋家、その隣に住む遠藤家、そしてその近所に住む小島さと子、それぞれの視点から迫っていくミステリー。

     『告白』の湊さんらしい人間のドロドロっぷり(笑)。コンプレックス、エゴ、親からのプレッシャー、ストレス、現実逃避……、事件の真相は? というミステリ的な興味はもちろんありますが、読めば読むほど明らかになっていく、各人物たちの抱えた黒い部分に嫌悪を覚えつつも、
    筆の巧さ、そしてなによりも舞台や各人物の境遇の置き方が巧くその黒い部分にどこかしら共感や理解を覚えながら読み進めてしまいます。

     一見幸せそうに見えた高橋家と娘が常に癇癪を爆発させている遠藤家、しかし事件が起こったのは高橋家の方。しかし読み進めてみると遠藤家でなぜ事件が起こらなかったのか、なぜ高橋家で事件が起こってしまったのか、という境界線がぼんやりと見えてきます。

     読んで思ったのは家族という共同体の曖昧さ、そして家族の平穏は常にギリギリの綱渡りの上で成立しているのではないか、ということでした。

     個人的に小島さと子の悪意がなかなかに強烈でした。善良そうな人かと思いきや、自分の価値観のためにやること、そして何よりそれをとがめられた時の反論が
    理解はできてもまったく共感できないもので、こんな行動原理でこうも自分が正しいように言い返せるんだな、とある意味感心してしまうほど。そんなさと子ですが、終盤では意外な面もみれて、人間って分からないな、とも思いました。

     まとめ方が少し雑というか、無理やり話を希望を残した感じで終わらせようとしているのが、少し違和感がありましたが、改めて「やっぱり湊さんだなあ」と思わせられる作品でした。高橋家の子どもたちは本当に頑張ってほしいなあ。

  • 父親が被害者で、母親が加害者ーー。高級住宅街に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。残された子供たちはどのように生きていくのか。その家族と、向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。

  • 面白いけど読みやすすぎた、というかんじ?

    話題作だったので期待しすぎたかも。

    あまりすっきりしない。
    登場人物達が嫌悪感を抱かせるようなのが多いからか?それも狙いなのか。?とにかくリアルに人間を描いたような描写がうますぎるのか。そんなかんじ。

  • 身の回りに起きてもおかしくないようなリアル感が怖かったです。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。その家族と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。『告白』の著者が描く、衝撃の「家族」小説。

    【キーワード】
    単行本・家族・ドラマ化・ミステリー

    【映像化情報】
    2013年1月18日-3月22日ドラマ化
    出演:鈴木京香 他


    +2

  • 「告白」や「白ゆき姫殺人事件」の方がおもしろかったのは、どんでん返しを期待し過ぎたからなのか…。

    読んでてイライラする程、登場人物達が描写がうまい。

  • おもしろそうだと思い、読んでみたかったから

    *図書館の所蔵状況はこちらから確認できます*
    http://opac.lib.kitami-it.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB50090718&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

  • つまらない。話が暗すぎる。展開がなかった。

  • どんなどんでんがくるかと思って読み進めていたけど、しっとりジワジワくる結末だった。読み進める手が止まらないのは告白同様。読後感たっぷり。

  • 高級住宅街で、一家の主が殺された。

  • ドラマ観終わってから原作を読みました。原作かなり劣ってます。後味もなんだか悪い。

  • 高級住宅街「ひばりが丘」の外れに分不相応な家を建ててしまったことで、半崩壊した遠藤家。傍からは理想的な一家に見えていたお隣の高橋家での殺人事件と次男の失踪。自分が人にどう見られているのか心配でたまらない。隣の家の芝生は真っ青に見える。どの人物からも疑心暗鬼と嫉妬が繰り出されるまさに湊ワールド。

    家の中でも大きな声で不用意な発言をしないようにしたいと心の底から思わせられた。

  • 予想どおりの湊かなえ。ドラマ化したんだっけ?閉館間際の図書館で、とりあえず手元に未読の活字が欲しくてチョイス。ミステリとしては及第だろうけど、ドロドロしてて後味悪いだろうな、と予想した通りの作品でした(´・_・)。登場人物全員気持ち悪いんだが、桐野夏生ほどグロくないのが救いか・・・。

  • 先が気になって一気に読んだ。読み応えがあったし、面白かった。
    表明では幸せに見えても実はそうじゃないことなんてたくさんある
    この作品ではご近所付き合いが煩わしいものに書かれているけど、私はずっとご近所付き合いが良好だから、こんなところには住みたくないなぁと思った。

  • 閉鎖的な空間のなかでの人間関係とか、家族の関係とか感覚とかにはリアリティーがあるが、キャラが物語に操られ過ぎている…特によしゆきがひどすぎる。もう、ぐちゃぐちゃだ。胸くそも悪いし。最後の落とし前が意味わからん。
    坂道病とか、そういう陳腐なのは、作者が陳腐なのわかってて使ってるかどうかは定かじゃないが、嫌いじゃない。

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直接的に感情移入できるような文章では無いにもかかわらず、徳永が煩悶する姿を見るにつれ引き込まれ、クライマックスでは感情の昂ぶりを抑えられなくなってしまいました。 終盤の意外な展開は著者の芸風にも合ったシュールな仕上がりで不思議な読後感を作り出してくれます。

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