夜行観覧車

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著者 : 湊かなえ
  • ¥ 1,620
  • 双葉社 (2010年6月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575236941

夜行観覧車の感想・レビュー・書評

  • よくできたミステリー・サスペンスを読むならやっぱり彼女。
    みんな、性格悪いけど、悪いやつというほどではない、いい子は書かない、できるだけ、というスタンス。悪いなぁ。笑
    でもこれまで読んだ『告白』『少女』『贖罪』などと比べると物足りなさを感じてしまった。年のせいかな。うーむ…。

  • (2013.04.28読了)

  • 重たいなー。ちょっとしんどかった。わからんでもないけど。家族に許すって言葉は合わないってのは、考えさせられるね。

  • 「告白」の後味が悪すぎると聞いて、
    この人の本は避けていたけど、
    装丁のかわいさにやられて借りてみた1冊

    高級住宅街で起きた殺人事件の犯人は
    本人の自供により被害者の妻と断定されたが、
    いったい理由は何なのか?

    読めば読むほど、人って主観しか持ち合わせない
    ということを思い知らされる
    分かり合えないとまでは思わないけれど。
    引き金になるものって得てして
    他人には理解できないのかもしれない

    登場人物にムカついて、理解して
    理解して、ムカついて・・の繰り返し!
    結構おもしろかったと思う

  • 湊かなえさんの本を読み始めると、途中で止められなくなる。
    ひばりヶ丘
    遠藤家
    高橋家
    小島家
    家族とは…

  • 『坂道病。
    足元が傾いているような気分になってくる。
    それをふんばり続けていくうちに、自分が傾いていることにも気付かなくなり、ふとしたことで転がり落ちてしまう』

  • 外から見た出来事。内側から見た出来事。
    ラストの展開が意外でニンマリ

  •  どの登場人物もとても人間臭く、目を覆いたくなることもしばしばだけど、どれも他人事じゃない、自分の物語であるように感じた。ほんのちょっとしたことで坂道を転がり落ちていってしまうことの怖さを味わいながら一気に読了。物語の結末は高橋良幸の最後の方の言葉に集約されていると思うのだけど、その通りだと思う反面、もどかしさも感じる。

  • 嫉妬、妬みといった人のマイナスな部分の連鎖がきれいに執筆されている。

  • 淡々と読んでしまった。
    続きの気になる面白さはある。
    熱中して読みたいとき、本のせかいに引きずり込んでくれる作品でした。

  • ひばりが丘にて殺人事件が発生した。
    被害者は父親。犯人をめぐり、ばらばらだった住人達も互いを理解していく。。。

  • テレビでドラマ化もされていた湊かなえさんの小説『夜行観覧車』を読了。現在の壊れかけている家庭とそれらの家庭があるプチ高級住宅地で起こる殺人事件を巡る壊れた人たちののお話。湊かなえさんの小説は読んでいてハッピーになる物は無いので覚悟していたが本作も、例外ではなく読んだ後は少しばかり思い気持ちになってしまった。覚悟はしていましたが。相変わらず、既に事件の核心はわかってしまっているところから登場人物達の心の動きを描き出す事に寄って事件の裏側にある病巣を描き出そうとするスタイルは変わらないが上手です。

  • なかなか読み始めることができなかった作品であったが、いざ読み始めてみるとほんと一気に読破したといった感じでの短期間での読了。

    ほんとのところはどうなのかもいう真相がとうとう最後の最後までわからないというもどかしさを痛感させられたが、それが湊かなえ作品の特徴だといえば妙に納得させられる。

    「こうやって他人を貶めているうちにも、今度は自分が加害者やその身内になる可能性があることを、なぜ考えないのだろう」(p319)

    ここにこの作品の本質が込められていると思う。

  • 容疑者が多くて、一体誰が犯人?と盛り上りましたが、わかってしまえば、そうなんだという感じ。ドラマの方が盛り上がったかな。

  • ”長年くらしたところでも、一周まわって降りたときには、同じ景色が少し変わって見えるんじゃないかしら”という、最後の言葉がなんだか印象的でした。 年齢を積み重ねていくうちに、変に物事を斜に見てしまいがちで、ちゃんと確認もせずに、今までの経験等から人の気持ちを憶測し、分かったつもりになったりして。 推理小説を読んでいて、殺意のキッカケになるのは人と人との気持ちのすれ違い。 大切な場面でしっかりと向き合うことが大切なんだろうなぁ。 人と関わることに臆病にならずに、目指すはおせっかいおばさんでしょうかね?

  • 2015.7.17 読了

    ある高級住宅地のお向かい、
    遠藤家と高橋家、お隣の小島さんの
    それぞれ目線で進行されてゆく。

    お互いの家庭に それぞれ問題があり、
    遠藤家は 一人娘の中学受験の失敗からの
    反抗期などなど。。。

    互いの 家庭の問題が 実に リアルで、
    読んでいて苦しくなるくらい。

    ほんとに こういう描写
    うまいですよね。。。

    終わりも 湊ワールドっぽく
    モヤモヤな終わりで、
    モヤモヤして いやなんだけど、
    もはや この終りじゃなかったら
    逆に 物足りないのかも。。。?

    もはや 完全に コテコテのファンかしら??( ≖ิ‿≖ิ )

    なんやかんやと 言いながら、
    ひきこまれて どんどん読み進みました!

  • 互いに干渉していなかった二つの家族が影響しあう物語です。

    人並に家族を疎ましく思った時期もありました。今はそういう感情は湧いてきません。何がきっかけかといわれると、社会人になって実家と距離を置くようになったことが一つの要因ではないかと思います。年がら年中一緒にいると、相手のいいところが見えなくなります。適度に距離を保って接した方が何かとトラブルもないのではないでしょうか。

    人との関係性においても、たまにはリフレッシュ期間が必要だと思います。それは仕事にも通じるものと思います。あまり根を詰めて物事を成し遂げようとしても、却って悪影響が出ると思います。この三が日で、ゆっくりリフレッシュしたいと思いました。

  • ワイドショーを文字に起こした感じだった。読んでウワッとなってしまった。

  • 湊かなえの中では心にたまらず読めたかな。

  • 高級住宅地で起きた殺人事件。
    犯人は誰ぞな?っていうことは大して重要ではない。

    人は大きい家に住んでようが、小さい家に住んでようが、常に周りと比較してしまうコンプレックス星人。
    子供も親も、何がきっかけで卑屈のスイッチが入るかわからない。

    ピラミッドの縮図のような街で、癇癪を起こす彩花と殺人衝動に走る真弓は見ていて辛かった。
    家族であっても、ちゃんと思いを伝えるってことは必要だね!

  • 2015-11
    期待してたほどしゃなかった。
    登場人物みんなやな人間ばっか。
    結末はなんか物足りなかった。

  • 高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。
    遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。その家族と向かいに住む家族の視点から、
    事件の動機と真相が明らかになる。『告白』の著者が描く、衝撃の「家族」小説。

    裕福でいっけん幸せそうに見えた高橋家でおきた殺人事件がきっかけ?で近隣の家族内の問題などが描かれてる作品。

    彩香…癇癪持ちすぎ。親も手につかないくらい大変なことになってる
    啓介…じぶんの娘がこんなに暴れてるのに見てみないふり、他人事。こんな人とは結婚したくない。

    高橋家長男の彼女…ほんとに、ある意味この人が意味不明。ケータイ取り上げて、テレビのコンセント抜いて、ケータイ持って帰るって…しかもこの後、1度も出てこないというね。なんだったんだろ、あの人は。。

    いろんな人がクセがあって面白い。事件自体が問題なんじゃなくて、周りの家族の描写が一番に重点が置かれてた。よかった!

  • ミステリーで殺人事件が起こればそれは犯人やその動機やトリック、事件の真相に面白みを感じるものだと思っていました。
    そういう意味では読み終わった直後の印象は物足りなさを感じました。

    でもこの物語の主人公は殺人事件の当事者家族ではなく、そのお隣さん家族。
    憧れと僻みを抱いていたエリート一家で起こった事件をきっかけに、自分達の家族のあり方を考え、完結していっていると思いました。

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夏のジオラマ (集英社みらい文庫)

小路 幸也

夏休みに読みたい、子供たちのちょっと不思議な謎解き冒険物語。

小学生のとき、夏休みはどんなことをして過ごしましたか?
この物語では、6年生の少年少女たちが、ちょっと不思議な体験をします。
学校で一緒に“共同自由研究”をしていた仲間の少年一人が忽然と姿を消したり、直後に謎のジオラマのような箱を見つけたり。
次々と謎を解明していく彼らは純粋で、相手のために一生懸命に手を貸す姿には心が温かくなります。
出会いと友情を大切にした優しい作品、夏休みを思い出しながら読んでみてはいかがでしょうか。

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