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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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たとえば、高級車や宝石が家からなくなったら大騒ぎだけどな、タオルが一枚なくなっても、それほど問題ではないだろ。おまえは自分を、タオルだと認識しているんだよ。
― 248ページ -
「ただ、君の辞書に万が一、『人助け』だとか、『助ける』だとか、そういった言葉が残ってたら来てくれよ」という僕は、彼女の辞書にはそれらの単語がない、と知っていた。
― 266ページ -
そして、少しませた言い方をするその幼稚園児に、「ぼくは大きくなったら何になるの?」と訊ねると、「パン!」と快活に即答されたので、笑ってしまった。「パン?パン屋さん?」と聞き返すと、首をぶるぶると横に振り、「じゃなくて、パンだよ!パン!」と言う。大きくなったらパンになる、とはずいぶん難易度の高い夢に思えたが、とりあえず、「美味しいパンになってね」とだけは伝えた。
― 191ページ
みんなの感想・レビュー・書評
一体主人公はどこに連れて行かれたのか、
一緒に行動していたマツコデラックス(私のイメージですが)は
なぜ最後に走りだしたのか?
一人ひとりに別れを告げるような
主人公のけなげな姿に心を打たれたのか。
謎が残る作品でした。
読んでいたときはそうでもなかったけど、思い返すとなんだか面白かったな~って思う。
私は特にロープ背負ってる彼女の話が好きです。なんだか彼女の生き方って力強い!主人公の星野くんも彼女に関しては、安心しただろうな。いや、一番安心できないかもしれないけど。
最後も行く末が気になりますが、このモヤモヤした感じで終わるのも、想像がかきたてられてまたいいのかもしれませんね
ものすごく不思議な作品……だと思う。
続きが気になって気になって……続編は出ないのだろうか?
『より楽しむために』を読めば、謎は解けるのか?
5人のひとと同時に付き合っていた主人公が、それぞれの女性たちに別れを告げに行く。五股とか現実にはありえんだろうと思うけど、テレビで十二股もかけてた時期があったよとかいう芸能人がいたからまあありえなくはないのかもしれない。けれど、別れを告げられた女性たちの反応はどうなんだろう。あまりにもあっさりとしすぎてないか?ひとりぐらいは狂乱して泣き叫ぶタイプもいそうなのに。でも星野はそんな女性すきにならないか... 続きを読む »
しれっと5股をかけている主人公が彼女にひとりひとり別れをつげていく物語。
5股もかけているのに、どこか誠実で憎めない主人公。
奇想天外でおもしろい。
伊坂さんらしい文体は相変わらず。読みやすく、嫌いではないけど。 ただ内容はよくわからなかったし、入り込めなかった。 伊坂さんの最近の小説を読んでよく思う”なぜ?” がこの小説にもいろいろちりばめられている。 自分で考えろってことかな?
おもしろくなくはない。すごい素敵ではっとさせられるセリフが多い。
でも、もうちょっとなんかあってもよいかな、なんて思ったり。
5股をしていた主人公。優しいのか優柔不断なのかは分からないが、それぞれの女性を愛している。が、はめられたのか、実は最悪な人間なのかは分からないが借金を作り、どこか恐ろしい所に飛ばされる運命となる。しかも、怒りっぱなしのマツコのような女に監視されるというオマケつき。絶対絶命である。彼が最後のお願いとして、5人の女性にお別れを言いに行くのだがというお話。
これだけ書くと女の敵でザマーミロと言いたくなるのだが、憎めない主人公であり、だんだんとマツコいや繭美といいコンビになってくる。映画化されるなら、ぜひ繭美はマツコにしてほしい。
五股かけて付き合った女性との別れ話。ラーメン大食い、覚醒剤、盗賊、癌検診、幼友達の連作短編。伏線と落ちを用意しているところは相変わらず上手いし、また、よくこんなネタが浮かぶなと感心もする。12.5.5
五股かけてる男が膨大な借金を理由に“バス”にもうすぐに乗せられてしまう。そのため、五人の女性に別れを告げにいく話。
五人の女性とも魅力的に描かれていて
どのコがいいかな?と自分自身も考えをめぐらせてしまった。別れを切り出しても、しょうがないかーてな感じで、今時の恋愛の形を描けてるかんじがし、すんなり読めた。最終話の6は
自分的にはいまいちだったが、全体通して面白かった。
伊坂幸太郎っぽい話。
「あのバス」に乗らなきゃいけないから今付き合ってる複数の女性と別れに回る話。
あんまり引き込まれる話はなかった。
最初のほうはつまらなそうだなあと思ったけど、最後はいい展開でした◎
他の方がおっしゃるように、先が気になりますね。
最近の伊坂さんの作品とは違う系統なので、変なかんじでした。
これは余談ですが、わたしは最近の作品のほうがすきです(笑)
伊坂流の小説テクニックは堪能できる。
だが、それだけだ。
小噺を寄せ集めただけで、そこにはひとつの作品としての思想は感じられなかった。
あらためて、引き出しの多い作家さんだな。とは思った。
ある事情でどこかへ連れて行かれる前に付き合っていた5人の女に別れの挨拶に行くという、パターン化された設定に気づいた時はちょっと退屈かもしれないと感じたのですが、読み進めていくうちに、ブッラクユーモアを含んだ展開を楽しむことができました。案内人の女の存在は『死神の精度』を連想させます。
同氏の「死神の精度」のようなイメージで読んだ。
突拍子ない感じが面白い。
「バス」の行き先が気になって最後まで読んだが、
読後は「ああ、繭美はそんな女じゃないのに…」と思って終わった。
少々消化不良。

≪内容覚書≫
全6話の内、最終章以外の5話を50人の人にお届けする、
ゆうびん小説、だったらしい。
太宰治の未完「グッドバイ」へのオマージュ作品。
五股をかけていた男、星野が、
借金を...





