潜行捜査 一対一〇〇

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 77
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575237047

感想・レビュー・書評

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  • はみ出しデカが頑張ってギターとスケボーを探す話。一体百?

  • 現実に起きた事件を基盤にしていて主人公の家庭環境や職場でのあれこれが盛り込まれてはいたけれども、前半の重さは避けようがなかった。後半になりフィクション性が高まって(というか、そうだよね)読み物として読めるようになった。結末のあの終わり方というのは意味深。

  • 2013.11.30
    犯人を追い詰める過程は面白いが、動機が安易で今ひとつ共感しづらいのが惜しい。

  • たどりつくものだな

  • 意外な掘り出しものかも知れない。
    事件は、現実にあったような事件の話しで、進まない捜査を経て時間がたって動き出す事件。
    そしてある事実は驚きました。
    なかなか面白い警察ものでした。

  • 読んでいくと、日本人なら誰もが知っているある事件が
    下敷きにされていることがわかります。
    三億円事件に関する同種の小説も何作もありますが、
    どちらも行きつくところは似た話…。
    かなり早い段階で犯人がわかってしまいました。
    それから、警察ってこんななの?というあたりで、
    どこかで読んだような既視感も。
    が、きっちり淡々と最後まで読み切りました。

  • 読み込ませる力はあるのに、犯人の動機があまりにも無理やり。うーん、残念。

  • 日本推理作家協会賞短編部門賞を受賞後の第一作
    となる長編作。ちょうど骨のある警察小説が
    読みたいなーと思っていたので凄くいいタイミング!

    タイトルにもある1対100は主人公「幸本」1人に
    対して難航する殺人事件の本部捜査官100人との構図。
    この主人公の「幸本」が特別に孤高のスーパー刑事でも、
    警察組織からはぐれたアウトローでもないってトコロに
    親近感を持てるし、感情移入しやくすく同じ目線で
    事件を追っていけるのが醍醐味。
    あまりにもこの主人公の辿る道筋がドンピシャ過ぎる
    感も否めないけど、後半、その真相に近づいた時に
    「幸本」を待っていた驚きとショックの展開は
    上手いっす! やるなー。

    今まだ人気の高い警察小説の中でも
    人気出そうな作品かも!?

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著者プロフィール

1956年、静岡県生まれ。明治大学卒。‘94年『死が舞い降りた』で日本推理サスペンス大賞優秀賞を受賞しデビュー。2000年『鬼子母神』でホラーサスペンス大賞特別賞、’10年には「随監」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。緻密な取材が生む警察小説やサスペンス小説で多くのファンを魅了する。本書は朝鮮戦争で計画された原爆投下の機密作戦を巡る謀略を描く渾身の作。著書に『限界捜査』『ソウル行最終便』『彷徨捜査』『伏流捜査』(祥伝社文庫)『撃てない警官』『夜の署長』等。

「2023年 『ブラックバード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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