ランチのアッコちゃん

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 6376
感想 : 1010
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  • Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575238198

作品紹介・あらすじ

ランチのアッコちゃんは、柚木麻子さんの小説です。
あらすじは、恋人に振られ意気消沈しているOLの主人公が有能な女性上司アッコさんとお弁当を1週間交換するというものです。2014年には本屋大賞にノミネートされています。等身大の女性の気持ちが描かれているので、読むと元気が出ると人気の作品です。様々なことに挑戦し、日々成長していく姿を目の当たりにすることができます。

感想・レビュー・書評

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  • 以前なにかの書評欄で見かけて、面白そうだな~と。表紙が印象的なので、今回、図書館でたまたま見つけて借りてみました。勝手に想像してた話と全然違いましたが、とっても楽しく、あっと言う間に読んじゃいました。身近にありそうな日常での、ある意味おとぎ話、みたいな感じでしょうか。。気軽に読めるので、しばらく読書から遠ざかってしまったなぁ~という人もぜひ。本読む愉しさを思い出させてくれる一冊です。私は我慢できず一気読みしちゃいましたが、1話ずつであれば隙間時間にも読めます。ちょっとした行動で、世界が拡がっていく、、、そのきっかけをくれる人が身近にいたらラッキーですよね。でもそのラッキーをうまく活かす事ができる人だけが運を引き寄せる事が出来るのかもしれないなぁとも思います。

  • めちゃくちゃ面白い!

  • Butterを読んだことから、柚木麻子さんの他の作品を読みたくなって手に取りました。

    サクサク読めるんですが、何となく自己啓発的な内容も感じました。
    一見クールで豪快なのに、すごく思いやりに溢れてるアッコさんのキャラクターもいいですね。

  • アッコちゃんシリーズの最初の作品でしょうか?表紙からもう楽しくなる!センスいいです。ちなみに私はシリーズの「幹事のアッコちゃん」を先に読みました。柚木先生は軽い気持ちでテンポよく読める作品が多いですね。
    こちらは主人公のOLと上司の「アッコ女史」のお話。途中で2人の関係性が少し変わっていきます。1~4話が収録されていますが、3、4話はこの2人は脇役です。もっと2人の掛け合いを楽しみたかったので、そういう展開の話は1エピソードだけで良かったのでは?と思いました。続編あるのでいいんですけどね。
    どうでもいい話。私はどうしてもアッコさんをヨーコフチガミで想像してしまうのですが、わかる方いませんか…?笑

  • 「3時のアッコちゃん」を先に読んでいて、痛快だったのでそれを期待していたら、こちらは期待程ではなかった。
    期待しすぎたのかもしれない。
    アッコちゃん、なんだか大学時代の先輩を思い出すんだよね。
    真っ直ぐにブレない芯が一本あって。
    人生何回目?みたいな貫禄もあって。
    大好きなの。
    アッコちゃんが出てくるのは最初のふたつだけだったけど、他の短編にも時たまチラッと出てくるからそこでテンションがちょっと上がったりね。
    楽しく読めました。

  • 食欲の冬が止まらないw

    ってな事で柚木麻子の『ランチのアッコちゃん』

    漸く出会えた本♪

    楽しみに読んだけど何処かで読んだことある様な……

    原宏一の『女神めし』や原田マハの『旅屋おかえり』と同じ様な内容w

    まあ、ほのぼの暖かくなる様なお話。

    仕事で、人間関係で疲れている人にオススメかな?
    ⁡⁡
    ⁡2016年52冊目

  • 朝井リョウ氏のエッセイで度々出てきた柚木麻子さんの作品を読んでみたくて借りた一冊。アッコさんに会いたいとすぐにアッコさんファンになり、面白くてあっとゆう間に読み終わった。美味しそうな食べ物が出てきて心がほっこりするストーリーたちだった。

  • テンポ感が良く、ふふっとさせてくれる作品でした

  • 自分が弱っているときほど、見聞が狭くなっていることにも気づかず、気が滅入ったり追い詰められたりしてしまう。そんな主人公に気づきを与えてくれるアッコさんの優しさに、ほっこりした気持ちになる。それと同時に、優しさに触れた主人公の気持ちに共感しかない。
    1、2話目はアッコさんのお話で、3、4話目は東京で働く女性のお話。アッコさんのお話は好みだが、他2話はそうでもなかったため、★4。

  • 明るくスカッと美味しい小説

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著者プロフィール

1981年生まれ。大学を卒業したあと、お菓子をつくる会社で働きながら、小説を書きはじめる。2008年に「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。以後、女性同士の友情や関係性をテーマにした作品を書きつづける。2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞と、高校生が選ぶ高校生直木賞を受賞。ほかの小説に、「ランチのアッコちゃん」シリーズ(双葉文庫)、『本屋さんのダイアナ』『BUTTER』(どちらも新潮文庫)、『らんたん』(小学館)など。エッセイに『とりあえずお湯わかせ』(NHK出版)など。本書がはじめての児童小説。

「2023年 『マリはすてきじゃない魔女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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