白戸修の逃亡

著者 :
  • 双葉社
3.08
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本棚登録 : 143
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575238327

感想・レビュー・書評

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  • また巻き込まれてる?というか巻き込まれにいってる気もする白戸修。
    前作に出てた人たちも登場していた。
    ハラハラするけど、読み進めたくなる展開になっていました。

  • 物語冒頭からいきなり逃亡せざるを得なくなった白戸君を、今まで出てきたたくさんのキャラたちが助けて奮闘してくれます。この本は長編でほとんどの場面が追手と駆け引きをしながら逃げているだけ。なのに最後まで一気に読ませてしまうリーダビリティはさすがです。逃亡を助けてくれるみんなは今まで出てきたキャラのはずなんですが、実はほとんどのキャラがうろ覚えで残念でした。前の2作は白戸君のお人好しすぎるイメージが強すぎて周辺の人たちはあまり印象に残らなかったのでしょう。もう一度前2作を読んでから再読してみたいです。

  • 2019.01.14
    前回作に比べて爽快感がなかったなあ•••。

  • 5年ぶりに読んだら、出てくるオールスターキャストがどんな話やったかさっぱり覚えてなくて、この世界に全く入っていけなかった。大倉氏の著作はマニアチックだが、この作品はその極めって感じだった。

  • 白戸修が今度は大きな事件に巻き込まれていく。
    トイレで服を取り替えられ、”松崎”にされ、街中の人に追われる。危機一髪のときに助けてくれたのは今まで関わった事件で出会った人たち。白戸修ファンにはたまらない長編。
    乱闘やカーチェイスなどハラハラするシーンもあるのに、なぜかずっと安心感が漂う。今までの作品の登場人物が出てきたときニヤニヤしてしまう。読み終わったあとは幸せな気持ちと読み終わってしまって残念な気持ち。

  • 爆破予告の犯人、松崎に間違えられ、多くの人に追われることになった白戸修。
    しかし、行く先々で過去に事件で関わった人たちが救いの手をさしのべてくれる。
    果たして彼は白戸に戻れるのか!?初の長編!白戸修シリーズ第3弾。

  • 読めば読むほどテンションが上がります!!!!!!!次は一体誰が出てくるのか、わくわくしてサクサク読み進めちゃいます

  • 白戸修、またしても中野で事件に巻き込まれる。
    仕事で、防災研究家の聖田の取材に付き合うことになった白戸。半ば強引に中野に連れてこられ、たまたま入ったカフェのトイレで突然謎の男と衣類を全て交換させられる。姿を消した聖田や謎の男を追ってカフェを出ると、急に周囲の人々が白戸を捕まえようと追いかけてくる。白戸と衣類を交換した男は、とあるイベントを中止に追い込んだ爆破予告犯として追いかけられていた人物だったのだ……様々な人の助けを借りながら白戸修、逃げる。

    今までの短編で出てきた人たち大集合の巻。みんなもっと早くいろんなこと説明して!ってなる。
    メガトンコミックフェスタは要するにコミケだよね。オリキの件とかコミケとか、大倉さんオタク界隈に明るい。話としてはそんなことで大量の人捕まえにこないよとか目印が衣類だけってそんなバカなとかみんな無双すぎるとかツッコミ所は大量にあるんだけど、まあ白戸くん頑張ってきたよねって再確認するだけで十分な長編なんだろうなあ。事件簿は図書館で見つからなくて読んでないんだけど、そっちも読んでればより懐かしくて楽しめたのかも。連続ドラマからのスペシャルドラマ的な位置づけで平和に読めた。

  • 面白かったです。
    巻き込まれ型だからこそ、どんどん事件が大きくなっていく感じとか、助けられるってのは良かった。
    ご都合主義に見えるようでラストでなぜを明かすのはギリギリ保ってたかな。

  • 過去の登場人物大集合らしい。過去作覚えてなくても面白かった。次から次へ助っ人がくるのはそれだけ過去にトラブルに見舞われていたってことで。事件真相よりトラブル回避のところが面白かった。

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著者プロフィール

大倉崇裕(おおくら たかひろ)
1968年京都府生まれ。学習院大学法学部卒業。97年、「三人目の幽霊」で第四回創元推理短編賞佳作を受賞。98年、「ツール&ストール」で第二十回小説推理新人賞を受賞。2001年、『三人目の幽霊』でデビュー。代表作である白戸修シリーズ、福家警部補シリーズ、警視庁いきもの係シリーズは、いずれのシリーズもTVドラマ化されている。

「2022年 『殲滅特区の静寂 警察庁怪獣捜査官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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