トラップ

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575238457

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  • 相場英雄『トラップ』双葉社。

    警視庁捜査二課第三知能班・西澤警部補シリーズの第2弾。『土管』『手土産』『捨て犬』『トラップ』の4編を収録。

    今回も西澤の成長と、詐欺や横領犯と頭脳戦を繰り広げる刑事たちの姿が描かれる。いずれの短編もすっきりとした事件の解決は描かれず、逆にそれがリアリティを形成しているようにも思う。

  • 警視庁捜査二課、知能犯を追う通称ナンバーたちの続編。長編ではなく、連作短編集でひと作品ごとのまとまりがよく、すんなり読める。次々と手柄を挙げる主人公・西澤に最後にどんでん返しが・・・続編も楽しみ。

  • 短編集だけど少しずつ繋がっているので長編の醍醐味も味わえる。一課モノとは違って初めから犯人がわかっているので読者もいつもとは異なる観点から読むことができるので新鮮。

  • 警視庁捜査二課第三知能犯係に所属する西澤を主人公して様々な知能犯罪に立ち向かう。

    捜査過程に様々なトラップ(罠)があり、まさにタイトル通り。

  • 捜査2課の西澤を中心に進む。知能犯捜査でもストーリーが面白い。警察内部の事情の描写がリアルでうまい。

  • 失敗を重ねて成功していく西澤をみて応援したくなる。そしてこれでもかと西澤を打ちたたく作者もきれい事がきらいな人なのかも知れないと感じる。真藤さんが三知に残るのはうれしいけど、昇進できなかったのは悔しい。

  • ナンバーシリーズ2作目。「ナンバー」「トラップ」と読んでようやく「リバース」の前提がわかりスッキリした。「ナンバー」に引き続き安定感あり、主人公も成長し、キャリアの後輩を指導しながら事件を追いかける丁寧な描写も良かった。

  • 2017_05_23-046

  • 相場さん、初読。
    西澤さんと小堀さんがイイ感じなので、その辺をもっと突っ込んだお話を期待したいところです。
    でも、無情な結末。

  • 続編。前作より主人公の西澤が成長していた。でもやっぱり最後にどんでん返し。

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著者プロフィール

1967年、新潟県生まれ。専門学校卒業後、時事通信社へ。経済部記者を務める。2005年『デフォルト 債務不履行』で第2回ダイヤモンド経済小説大賞を受賞しデビュー。『震える牛』がベストセラーに。『血の轍』『ガラパゴス(上・下)』『不発弾』『トップリーグ』他、映像化作品多数。主な著書に『ファンクション7』『偽金 フェイクマネー』『復讐の血』『共震』『アンダークラス』『Exit イグジット』『レッドネック』『マンモスの抜け殻』『覇王の轍』がある。

「2023年 『心眼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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