3時のアッコちゃん

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著者 : 柚木麻子
  • 双葉社 (2014年10月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575238778

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3時のアッコちゃんの感想・レビュー・書評

  • 気分爽快なのです。なんだか元気も出てきます。

    おかっぱ頭の無表情な大女。
    あのアッコさんがまた教えに来てくれました。

    ガッチガチに凝り固まった価値観に風穴をあけ
    違うところを見つめていた目線を
    グイ~ンと強引に変えてしまい、
    気が付くと見つけているのが
    錆びついた想像力を働かせる脳細胞を動かすボタン。

    4編のうち2編にしか中心的にアッコさんが出てこないのも、
    そんなに私に甘えてどうするの!と言われているようで
    私には丁度良く感じました。

    4編とも、元気をもらえました。
    アッコさんがチョイ役しか出てこない2編は
    関西圏の話でしたが…。
    お笑いをこよなく愛する関西圏の方々は
    色々なことに柔軟な気がします。

    イノシシにも、わかりづらい駅地下にも
    関東にはない考え方にすごいなぁと。

    そこらへんに転がっているヒントをつかむには
    頭の柔らかさが必須なので、お笑いで鍛えないとダメか
    と思った一冊です。

    アッコさんが放つ、青い光。
    次はどんな形で受け取れるのか、
    今から心待ちにしています。

    梅田の駅チカ。すごく気になりますね。
    今度是非挑戦してみたいです。

  • 冒頭───
    ソーダ味のアイスキャンディーの最後のひとかけをかじりとると、前歯の付け根から頭のてっぺんにかけてぴりりと白い稲妻が走った。もしかすると、虫歯があるのかもしれないが、治しに行く時間もお金もありはしない。目の前がチカチカしたせいで、だらしなく腰かけているレジ台の前に客が立ったことに、澤田三智子はしばらく気付かなかった。ずっと店内をうろつき本をめくっては棚に戻す、を繰り返していた背の高い女がようやく購入する商品を決めたらしい。骨っぽい大きな手で目の前に本のタワーが積み上げられる。
    ───

    前作「ランチのアッコちゃん」は、まだまだ人気があり、図書館の予約待ちが多くて時間がかかるので、先に最新刊のこちらを発売当日に予約したら、あっという間に入荷し読めました。

    前作の評判が高いので期待して読み始めたんだけどね。
    ちょっと期待外れかな。
    つまらなくはないけれど、それほどの人気がどこにあるのかなあ、と考えても、私の頭ではあまり思いつきませんでした。
    アッコさんが、様々な職業の女性たちを助ける物語なのだろうけれど、
    ちょっと軽すぎるかなあ。
    文体のせいもあるんだろうが、女性の悩みが深刻には感じられないので、
    魔法使いほどの女性には感じられませんでしたね。
    それと、この本は四つの話から成り立っているのですが、後半の二話にはアッコさんが全く登場しません。
    「ランチのアッコちゃん」もそうだったのかな?
    なんか無理してそのシリーズの本に仕立て上げたような気が------。
    そんなこともあって、評価は微妙です。
    第三話の『シュシュと猪』はとても面白かったですが。

  • 「ランチのアッコちゃん」の続編。
    アッコちゃんとあだ名される黒川敦子女史。
    会社を離れても、ユニークさとパワフルさは変わりません!

    かっての部下でアッコちゃんを慕う澤田三智子は、今は高潮物産の契約社員となっています。
    シャンパンの企画会議を仕切ることになっているのだが、お茶を出すぐらいの立場の弱さ。
    やる気も起きないでいたところに、アッコさん登場。
    紅茶の本場イギリスで学んできたという腕を見せ付け、見る見る会議を変えていく!?

    「メトロのアッコちゃん」は、地下鉄の駅ホームで、「東京ポトフ&スムージー」の店を出しているアッコさん。
    オペレーターとして働く女性と知り合い、すごい勢いでお節介しまくり。神出鬼没の活躍~!

    「梅田駅アンダーワールド」は就職試験に落ち続けて、大阪まで受験に来た女子大生。
    わかりにくい駅からやっとたどり着いたときには遅刻という。
    しかし‥?

    「シュシュと猪」
    六甲山から時々、猪が降りてくるという町。
    不本意な転勤で、関西に馴染めないキャリアウーマンだったが、名物いのししのベティちゃんに懐かれ、近所のシュシュ専門店ともかかわりが出来ていく。

    それぞれ立場や事情は違っても、働く女性への応援歌みたいなところは共通しています。
    アッコちゃんが後半は出てこなくて、店の名前がチラッと出るだけなのは、ちょっと拍子抜け。
    そういえば、一作目でも、アッコちゃんは最初の予想ほど出ない感じでしたっけ。
    読者の期待がわからないのだろうか‥ 意外と、作者はアッコちゃんを書き続けにくいのか?
    ある意味、アッコちゃんに助けられるのを待ってるだけでは駄目ってことだったりして。

    全体に、元気が出るお話ではあります。
    アッコちゃんの胸のすく活躍は、また見たいものですね☆

  • 柚木麻子さんの本は6冊目。
    【ランチのアッコちゃん】(ちなみに私はブクログで★3つをつけています)の続編と言うことで楽しみに読みました。
    【ランチのアッコちゃん】では前半2話はアッコちゃんの物語でしたのでとても面白かったのを記憶しています。
    この【3時のアッコちゃん】でも、前半2話はやっぱりアッコちゃんの活躍が面白かった!
    が…、後半2話で失速気味に…。
    アッコちゃんの物語である前半2話は2014年初出ですが、後半2話は2012年、2013年初出なのですね。

    ■3時のアッコちゃん
    時間ばかりが過ぎゆく会議。
    アイデアが出てこなくても、そこに居続けることが大事。
    なんて、大きな勘違いなんだけど…
    毎日、30分だけ、と決めた会議。
    お茶とお菓子が凝り固まった頭をほぐし、誰もの口が滑らかに動き出す。
    ギスギスしない。そんな時間にこそ、良いアイデアが浮かぶんだろうな。
    アッコちゃんが用意するお茶とお菓子。
    想像するだけで幸せな気分になる。

    ■メトロのアッコちゃん
    何のために働くのか。
    生きるために働く? 
    働くために生きる?
    ほんの少しわがままで傲慢になっていいじゃない!
    それで自分が取り戻せるなら。
    自分らしく生きられるなら。
    自分が好きになれるなら。
    何だか勇気が湧いて、元気になれる読後感!

    ■シュシュと猪
    神戸・岡本が舞台なのですが…
    猪のベティにはちょっと感情移入できなくて…

    ■梅田駅アンダーワールド
    大阪人の私としては梅田が舞台なのはとっても嬉しい!
    大阪人にとっても迷路の地下街。
    そこに迷い込んだら…
    最後はお笑いで締めくくる?
    大阪ってやっぱりそんなイメージなのでしょうか…?

  • 前作がどんな内容だったっけ?と頭を働かせながら読んだけど、そんな事関係ないやと思えるくらい、短編で簡潔で面白かった。
    アッコさんみたいな人が近くにいたら、思ってる事どんどん言ってくれて視界が広がっていくのかな~~

    「シュシュと猪」が1番好きかも。タイトルだけ見たらどういう内容??って感じだけど。
    関西が舞台の小説が読みたくなった。

  • 柚木作品の「一気読み誘い度」は高い。

    みんな手探りでもがいている。
    もっと自分を見つめてみよう。
    頑張る女の子を応援するお話、4つ。

    第1話 3時のアッコちゃん
    この第一話は、シリーズ1作目の「ランチのアッコちゃん」と同じ、澤田三智子がヒロインで、ドラマでも放送された。
    停滞する新商品のプロモーション会議、美味しいお茶とお菓子で心を開いていくメンバーたちだが、バブル期の成功が忘れられない部長の前では心萎む。

    第2話 メトロのアッコちゃん
    ブラック企業で働く榎本明海は疲れ切っている。
    ある日、地下鉄乗り換え駅にあるジューススタンドでスムージーを渡されて…
    地下鉄ホームの青いランプの話、初めて知りました。

    第3話 シュシュと猪
    岸和田塔子、東京から神戸に転勤になったデザイナーが、立派な関西人になってしまうまでに長くはかからなかった。。
    ドタバタとコミカルな話。
    関西文化の押しの強さとノリに辟易する塔子なのに、苗字が「岸和田」ってのが…
    アッコちゃんは登場せず、お店の商品を買って来たというエピソードのみ。

    第4話 梅田駅アンダーワールド
    梅田ダンジョンのことを書きたかっただけなんじゃないかと…(笑)
    就活中の若林佐江は背水の陣で、大阪まで面接に向かう。
    東京の国立で一緒に暮らすおばあちゃんの「知らない街で何か食べれば、それは旅行になる」という言葉がなんだか良かった。
    ここでは、「アッコちゃんを探せ」状態でした。
     

  • 安定の読みやすさ。
    さらっと読める厚み。
    今回も、アッコさんみたいな人が近くにいればいいのになって思うような内容でした♪

  • ドラマが気になって「ランチのアッコちゃん」を読んだのが半年ほど前。少し時間があいた。

    「ランチ〜」と、この「3時のアッコちゃん」の第1話までドラマ化。つまり三智子がメインで出てくる話まで。ドラマが入ってたからここいらはすんなり読めたかも。

    タイトルに「アッコちゃん」がない話には、アッコさんも三智子も出なくなった。出ないのに「東京ポトフ&スムージー」のキーワードでどれもつながってる。でもそれがなくてもどれも良い話で、一気読み。

    後ろ向きな主人公たちが次第に変わっていく姿がすごく気持ち良い。
    地下鉄や地下街って本当に難しいよね。

  • 『ランチのアッコちゃん』の続編。ドラマを見ていたので第一話はドラマになっていた話。アッコちゃんは今回も少ししか顔を見せない。もっとでしゃばってもいいと思うんだけれどなぁ。帯のとおり働く女子、就職活動中の女子に読んでもらいたい本。大阪市民からすれば他県民が梅田をラビリンスだと思っていることがびっくり。私には他の土地のほうがよっぽどラビリンス!むしろ梅田なんて地上から行こうとするほうが信号がなくてむずかしいと思うのに!

  • 『ランチのアッコちゃん』を窓口で返却したときに、
    図書館の方が「この本人気なんですよね。この続きで『3時のアッコちゃん』というのが出たんですよ~。予約されてみますか?」
    パソコン画面を覗くと、予約人数が意外に多くてビックリ。何ヵ月先ぐらいになるのか単純計算出来ず(笑)、お薦めされたので、予約して帰ったのだった。

    レビューを見返してみると、五ヶ月前だ。
    なんだか予約したのはもっと前だったような感覚だ。

    ランチのアッコちゃんと、構成の仕方はおんなじだった。
    東京ポトフのアッコちゃんが画面にバーンと出てきて話が進むにつれ次第に街に溶け込んでいるふうな描写。一方で働く女性たちひとりひとりがクローズアップされていく。
    どんなことがあっても(心強いアッコちゃんが)貴女の街の貴女のそばに居ますよ…だから、自分を見失わずに頼るときには頼って、そして頑張って!!というメッセージも
    込められているのかな!?と感じられました。

    読みやすい爽やかな風を感じる作品でした。

  • アッコちゃん、ある種の人間を見ると放ってはおけないタイプ。
    会議で美味しいお茶を振る舞われたら、気分がほぐれていい方向に向かい出すのは間違いない。
    美味しいものを食べているときって、気分もゆったりしているもんだもの。もっと食事にこだわりたくなるわ。
    『梅田駅アンダーワールド』は、自分も地下街を迷っているような気分に。
    迷いながら、自分のことに気づけたのだから、就職活動で大阪まで出てきたのも無駄ではなかったということよ。
    やって無駄になるということはナイってことね。
    いやー、こちらはソース味のものが食べたくなった(笑)。

  • つかず離れず、の絶妙な位置から絶妙なお節介を焼いてくれるアッコさん。
    今回も元の部下と、ブラック企業に勤めるOLを開眼させ、颯爽と去ってゆく。
    去った後はもう、彼女自身はすっかり影を潜め、屋号がチラッと出てくるだけ。
    でも、その後の主人公たちもやっぱり何かから(何かに?)開眼し、読後感は爽快。
    なによりアッコさん自身、重要人物のはずなのにその描写が俯瞰と言うか一歩引いた立ち位置?がイイ。私も背中推してほしいなぁ。「まずい、もう一杯」みたいなスムージーは要らないけど(笑)

    あと1~2冊続いてくれないかなぁ。
    そしたらもう、ランチ、3時まで来ちゃったんだからもうディナーと晩酌しかなくなる??
    それはそれで、どんなケータリングになるんだろう。いやポトフは決定か(笑)

    あとね、『シュシュと猪』でファミリアの手提げをぶらさげた女子高生って、さらっとあったのだけど、私、神戸はよく分からないのだけど本当にそういうお店なりが無いとしたら、もしかしたら朝井リョウ氏の『スペードの3』のあのファミリア?
    だったら面白いのだけど。私、そちらを読んだとき咄嗟に柚木さんを思い浮かべたくらいだったので。

  • アッコさんシリーズ好き。
    就活の話はがんばれーと思うけど、就活なら行く場所もっと下調べするよ。梅田はよその人からしたらあんな感じなのかな?東京より分かりやすいと思うけど。

  • 【図書館】わぁ、東京ポトフ&スムージー、大阪にも出店したのね。アッコちゃんが直接ストーリーを進めていくのは2本だけ。アフタヌーンティーいいな。日替わりのスムージーをのんだら、もっとしゃっきりできるかなぁ。美智子はついに正社員か。六甲のイノシシやら梅田のダンジョンやらよく知ってるところが出てくると、あのあたりかなーなんて思い返してしまう。梅田はずっと改装してるから本当に迷ったら大変だよね。

  • 『ランチのアッコちゃん』でアッコさんのファンになってしまいすぐに続編を購入。
    アッコさんがメインで出る2作を含めた全4作の短編。
    働く女性が読んだら絶対に元気が湧くような、そんなサプリみたいな小説だと思う。
    働いてない人やこれから就活をする予定の学生にも、意識を変えるきっかけになるんじゃないかな。
    もっと若い時にこんな本に出会えてたらなぁと思う。何でもそうだけど。
    でもまだ人生長いし、色んないい本にたくさん出会って、良い人生にしたいな。

  • アッコちゃん、またスキルアップ。
    派遣から契約社員になったものの、またため息をついている三智子の前にふらりと現れる。
    1日30分だけのティータイムを兼ねたシャンパンの販促イベントのブレインストリーミング。
    イギリス仕込みのアフタヌーンティーを提供しつつ、三智子を見守るアッコちゃん。
    だんだんと三智子の視点も変化していく。

    夏はポトフは売れないので、スムージーも扱うアッコちゃん。
    ホームの一画でスムージーを強引に飲ませる理由は。

    東京から神戸のデザイン事務所に移ってきた塔子。
    関西のノリに慣れず、悶々と暮らす。

    最後のチャンスの就職面接は初めて訪れる大阪梅田の会社だった。
    迷宮のような地下街で右往左往する彼女は。

    アッコちゃんが出ないとヒロインがやたらと走るなあ。
    そして、どれもなんだか切なくて涙が出そうになる。なんでこんなことに必死なんだろう。
    客観的にみるとそんな風にも思えるのにね。
    3時にお茶を飲んで、縮んだ心と狭くなった視界をふわっと広げたいな。

  • 前作同様、アッコさんが迷える働く女性の背中を後押し!
    強引とも思えるその方法で、最初は戸惑うが、アッコさんの助言通りに行動することで道が、希望が見えてくる。

    今回は、アッコさんの経営するスムージー&ポトフの屋台が、全国へのチェーン展開をするまでになっている。
    さすがアッコさん!有言実行、かっこいい!

    読み終わったあとの爽快感が気持ちいい。
    読む前よりも少し前向きな気持ちになれる一冊。

  • ランチのアッコちゃんの続編。読みやすく、短編なのであっさりした一冊。

    前作でポトフを作っていたアッコさんが、今作はティープロフェッショナルを名乗ったり、スムージー屋さんの店長をしていたり、相変わらず強引で無茶苦茶な展開ですが、読んでいて生活に気をつけようと意識させられる気持ちのよい作品です。


    「それを飲み干してください。スムージーは空気に触れると、酸化して栄養価が減りますから、なるべく早く」

  • 相変わらずアッコさんがかっこいい。読んでてお腹が空くのに、読み終わると元気になってる。

  • アッコさんの言葉は金言だわ。

    他人をうらやましく思う心も、正直ある。
    でも、上を見てもきりがないし、自分の人生なのだから、他人ではなく、自分の価値観で物事を見極めたい。

    日々の生活をおろそかにせず、今手の中にあるものを大切にしながらも、目的地についたら電車の席を離れるような気持ちで、時には大胆に手放してみる。

    そんなふうにして、もっともっと居心地のよい、自分の立ち位置を探していきたいものだ。

  • 『ランチのアッコちゃん』を手に取って読んだら、こんなにも、面白い本があるの?と、重い、『3時のアッコちゃん』を直ぐに読んでみた。

    行方不明(?)のアッコちゃん登場!!!
    アートグレイに、ショートブレッド。
    ダージリンに、キュウリのサンドイッチ。
    ウバに、ビクトリアケーキ。
    アッサムに、スコーン。
    シャンパンに、クリスマスプディング。
    と、月曜にから金曜日までのお茶の時間が、とても楽しそうで、会議もうまくいきそうかもしれない。
    先日、読売新聞の日曜欄でも、クリスマスプディングの話が掲載されていた。
    ドライフルーツを入れたマドレーヌを焼いたばかりで、紅茶に、アップルティーで、味わいながら読んでいた。
    シャンパンにも調和するなんて、、、
    発想が、よいなぁ~と、思いながら、読み進んだ・

    「メトロのアッコちゃん」も、東京の無尽なるメトロと、交通網を、把握して、突然先に行った人物より先に、目的地に着くアッコ酸には、驚く!
    ブラック企業と、思っていても、その仕事しか自分にはないと、思いこんでいる明海に、仕事とは、、、、なんであるか?を、スムージーを通して、教えている。

    「シュシュと猪」も面白い組み合わせである。
    武庫之荘に住んでいたから、岡本の住宅地も、良く知っているから、余計に、楽しく読んでしまった。

    「梅田駅アンダーワールド」も地元名ので、地名が、良く分かる。
    ここは、私の庭の様な場所であったので、トレビの泉、三番街、ホワイティ、泉の広場、大好きな場所ばかりが、登場する。
    就職に、必死の佐江は、はだしになって、面接に駆け抜けるのだが、、、会社は、遅刻を受け付けない。
    だけど、次に時間の面接の子が、迷子になりそうなのを助けてあげる。
    そう、関西人の気質そっくり。
    そして、彼女も、関西の人から、新しい自分の才能を再確認する。

    4話の内、アッコちゃんは、最初の2話しか登場しないが、店の名前とか、伏線が、出てくる。

    少し、難い本を読んだり、社会派小説の後には、この本は、最適!
    「心においしい短編集」と、書かれてあったが、短編なので、直ぐに読めてしまう。
    又、料理、免疫力、東京、梅田の地理、そして、『猪から田畑を守るーおもしろ急いたとかしこき防ぎ方』等の本を参考にして、小説を作成していることに、驚きを感じる。

  • 『ランチのアッコちゃん』が気に入ったので続編も読んでみました。
    四作のうち前二作はアッコちゃんが出てきますが、残り二作はアッコちゃんの立ち上げた店の名前だけが出てくる感じです。そして三作目のモチーフが四作目に少し出てきます。
    ポトフだけでは夏場は厳しい。それに気づいてあっさりと他の道も探り、すぐに実行するアッコちゃんは素晴らしい。
    アッコちゃんに振り回されつつも元気になる女の子たち。出来すぎだけど、それもまた物語としてはいいのかもしれない。

  • 会議・職場環境・就職活動
    働いている人にとっての身近な題材を使いつつ
    働くコト、食べるコト、生きるコトについて
    アドバイス?というか、助言をもらっているような気がしました。

    本を読んでいたら、無性に大阪に行きたくなり、
    巨大迷路で迷子になりたくなりました。

    アッコちゃんがどこまで出世(?)するのか
    今後の展開も楽しみなので、続編が出版されるとよいなぁ。

  • 前作『ランチのアッコちゃん』よりは好き。3時のティータイム、朝から飲むヘルシーなスムージー、どちらも美味しそう。
    どの物語も、上手くいきすぎという点が気になるものの、スカッと気持ちの良い読後感です。
    4編ともアッコさん主役にしてもらっていいんですけどね…。

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3時のアッコちゃんの作品紹介

アッコ女史ふたたび! 大人気の「ランチのアッコちゃん」に、待望の続編が登場!!
澤田三智子は高潮物産の契約社員として、
シャンパンのキャンペーン企画チームに入っているが、会議は停滞してうまくいかない。
そこに現れたのが黒川敦子女史、懐かしのアッコさんであった。
イギリスでティーについて学んできたというアッコさんが、お茶とお菓子で会議の進行を激変させていく。
またもやアッコさんの底知れぬ力をまざまざと見せつけられる三智子であった――
表題作ほか、「メトロのアッコちゃん」「シュシュと猪」「梅田駅アンダーワールド」を含む全4編。

3時のアッコちゃんのKindle版

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