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君の膵臓をたべたい

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著者 : 住野よる
  • 双葉社 (2015年6月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575239058

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君の膵臓をたべたいの感想・レビュー・書評

  • これ、男性(特に元男子)が読むとクラクラ来るだろうな~、と思った。
    実は昨年『今年読んだ本の中で一番面白かった』と知り合いのおぢさん(私より年下だけど)にすすめられて読むことにしたのだが、なるほどね、って感じ。

    作者についての詳細がほとんどわからない(男と言うことくらいで)のだが、少々回りくどい言い回しが鬱陶しい、と思ったものの、読んでいるうちにだんだん慣れて来て、楽しくなってきたのが可笑しい。
    ちょっとブラックな青春だね!

  • 話題の本だし映画のCMも流れ始めたので読んでみた。
    ストーリーとしては、単純な恋愛ものではなく、咲良を通して人との関わりを知る主人公をうまく描き感動的なものであると思う。だが主に主人公である男子高校生の語りと咲良との会話で成り立つお話は、親世代の歳のせいか、どうにもなじまなかった。三分の二くらいまで平坦でやめようかとも思ったが、タイトルの意味が知りたくて読んだ。
    二人の始まりが少し無理矢理な気もするし、連れ回す彼女と面白くなさそうについていく彼も少しイライラする。
    ああ若者の感覚がわからないのかも…
    10代20代だったら間違いなく☆5つだったかもしれないんだけど。
    文庫のところはさすがに鼻の奥がツンとしたかな。
    でもこれからが楽しみな作家さんだと思う。

  •  話題になっている本というだけで色々と余計なフィルタがかかってしまうのが残念。
     以前読んだ住野さんの別の本と雰囲気が似ている。わけあり自由系女子と、ふりまわされ達観系男子。最初の一行でもう結末は分かるので、どうなるんだろう!というどきどき感はない。そのわりに、ぐいぐい先を読みたくなるので、面白かったのだと思う。言葉遊びみたいなやりとりと、そこに含まれるひやっとした感情がちぐはぐだ。
     ストーリーよりも、タイトルの方が秀逸だなと思う。膵臓である必然性はなかったように思うけれど、言葉としては、たとえば心臓でもなく肝臓でもなく膵臓であることにはちゃんと意味があるのだろう。話題になったのはタイトルによるところが大きいような気がする。あと、loundrawさんの装画も素敵。
    2017/7/24

  • 全体的にラノベっぽくて、普段ラノベを読んでるかあまり活字に触れない人が読んだら面白いんだろうな、という感じだった。普段長編小説や新書を沢山読んでいる人には物足りないと思う。期待し過ぎていたこともあるからか、悪い意味で期待を裏切られた。

  • 非常に簡単に読める。
    泣くのは嫌だったが、結局泣いてしまった。ずるい。

  • 先入観を持たずに何も知らずに読めてよかったです。実写化される前に読めて本当によかった。

    思ったことは何でも伝えた方がいいね、伝えられるうちに。この本を手に取ることを選択できてよかった。

  • 学校内で人当たりの良い女子高生(ヒロイン)と、それと正反対で人と関わりを持たない男子高校生(主人公)の話。
    二人は同じクラスで、ひょんなことから主人公は、ヒロインが膵臓を患っていて残り僅かな命であることを知ってしまう。
    それを知っているのはクラス内で主人公だけで、そこから主人公とヒロインの関係が始まる。
    恋愛・・・とは違うけど、お互いがお互いに憧れている。そんな関係。

    作中に出てきた名言が心に残ったので記録しておく。
    「生きるっていうのはね、きっと誰かと心を通わせること。そのものを指して生きるって呼ぶんだよ。・・・自分たった一人じゃ自分がいるってわからない・・・そういう人と私の関係が他の人じゃない私が生きてるってことだと思う。私の心があるのは皆がいるから。」
    「偶然じゃない。私たちは皆自分で選んでここに来たの。君が今までしてきた選択と私が今までしてきた選択が私たちを合わせたの。私たちは自分の意志で出会ったんだよ。」
    これが印象的だった。
    そんな考え方があるのかと、素直に思った。
    心のどこかに留めておきたいと思った。

    しかしヒロインの死に方がどうしても納得できない。
    なぜ通り魔に殺される必要があったのか?
    死と直面して、本当は死ぬのが怖いのにそれでも精一杯生きていた。
    それなのに通り魔に殺されるなんて、そんな仕打ちあります?
    ただでさえ怖い思いをして生きているのに何でさらにそんな怖い思いをさせたのか。
    精一杯人生を生きている彼女にはせめて天寿を全うさせてあげてほしかった。

  • ‹amazon書評より›
    ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。読後、きっとこのタイトルに涙する。デビュー作にして2016年本屋大賞・堂々の第2位、75万部突破のベストセラー。

    ーーー
    想像以上に面白く、感動した作品でした。
    いやいや、そんなでもないやろ、と思ってましたが、すごくいい!
    主人公は「小説家」みたいな名前の男子高校生。彼の名前は作品中では「地味なクラスメイト」のように表現されていて出てきません(ラストにはでてくるけど)。
    「僕」は人と関わらずに生きてきましたが、ひょんなことから「君」と出会います。膵臓を患い余命わずかな「君」は、死がまじかであることを感じさせず、少しずつ「僕」を変えてゆく。
    「僕」と「君」の丁々発止のやりとりも軽快だし、地の文もスムーズに読めます。
    なによりラストが感動的で、図書館の本で読みましたが、改めて買おうかと思ってしまいました。
    今年読んだ中ではイチかもしれません。

  • 何とも強烈なタイトル。にもかかわらず表紙はまったく別の雰囲気を醸し出していて、全く内容の予想がつかないまま、映画化の作品と言うことで読んでみた。
    高校生が主人公と言うことで、文章もサラッと読みやすいので中高生向け小説と思われる人も多いようだけれど、私は純粋にこの子達の世界に入り込んで一気に読んでしまった。
    余命わずかな病気を抱えてと言う設定もよくあるパターンかもしれないけれど、この子達の心の葛藤が初々しく感じたのは自分が歳を取ったから?
    原作にはない12年後が加えられていると言う映画の方も楽しみです。

  • 感動した。まさかそんなことで死ぬとは。

  • インパクトのあるタイトルで気にはなっていた本。映画化されるということで先にげんさくを読んでみた。
    よくある高校生の純愛物かと思って読んでたけど、好きだの愛だの恋だのをこえた人間関係を描いている。
    いつも人との関わりを避けて一人で生きている主人公は、彼女と会うことで人と人との繋がりに意味を見出していく。
    反対に人との繋がりで生きていると感じる彼女は、反対に人との関係性を持たずに自分を確立する主人公に憧れる。
    お互い知らない間に相手みたいになりたいと思い、最高の褒め言葉として贈るのが「きみの膵臓を食べたい」であった。この部分を読んだ時にジーンときた。良い本だ。

    ただ、このような地味な男の子が可愛くて明るい女の子と上手くいくという展開はあくまでフィクションにしか思えず、現実を見て寂しくなった。

    旅行先の描写は福岡で梅ヶ枝餅を久しぶりにたべたくなった。

    主役の女の子は頭の中で広瀬すずを当てはめて読んでた。ぴったりじゃないか。

  • 世界の中心で愛を叫ぶ的な、青春ドラマ

  • 人と人が関わる時、その関わりきは大抵名前が付くけれど、彼女と彼の関係には名前があるとは思えない。
    『ただの高校生のただのラブストーリー』。
    『それに多くの人々が共感しただけ』。
    読む前はそう思っていました。

    違った。
    全然違う。
    じゃあ何って言われても、ネタバレになるから答えられないし、そもそも私には言い表せそうにありません。
    彼女と彼は10代という大切な時を生きた。
    定理を多く残した数学者も、罪を犯した受刑者も、とある文学賞をとりそうでとらない作家も、ロックバンドのボーカルも、病院の主治医も、お母さんも、私もその時を生きたはず。
    私たちは彼女と彼と変わらない。
    きっと私たちもこの作品のように生きてたはず。たぶん。
    そして、私たちは10代を終えてしまったけれど、まだまだこの先をこの2人のように生きていかなければならないのだと思う。

    この作品は、彼が読んできた本の一つになるべきだ。
    彼が読んできた本が彼を生んだように、この作品も私や誰かを生む何かになるべきだ。
    いつか、私や誰かは彼女に出会う。
    もう出会っているかもしれない。
    きっとこの作品は、そういうことを発しているのだと思う。

    この作品が著者のデビュー作だというのは驚きもあるが、納得できる部分もある。
    それは良い意味でだ。
    次の作品が楽しみであるし、順調に作品を書いて売り続けてほしい。
    この作品も、これからの作品も、著者も、著者の生活も大切にしていってほしい。

  • 意外なラストのあとの日記を読むシーンはグッと来ます。素晴らしい小説だと思います。私と妻と中学生の息子の3人とも一気読みしました。
    なんだけど、主人公の女の子が男の子に好意を持つ経緯がどうしてもピンとこないのです。。文学青年の妄想?という感覚が意識の底から消えず、号泣の二歩前くらい。(十分か。)
    タイトルで勝負あった、感ありますね。

  • 学校長オススメ
    図書室だより夏号(2017年)掲載

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    偶然、僕が拾った1冊の文庫本。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった―圧倒的デビュー作!

    読む価値はある。僕自身は充分に楽しんだし、それなりにぐっと来た部分も有った。
    という事をまず前段に置いての評価になります。
    デビュー作としては及第点で、これからが期待出来る作家ではあると思う。が、習作の域を出ないお涙頂戴小説であることは否めず、題名の秀逸さと世間の持ち上げ方で作品の質以上の評価が付いてしまったと思われる。綿々と続いてきたヒロインが不治の病という小説を焼き直しの焼き直しの焼き直しですが、そういう小説好きだし毎回泣きたいのでむしろきっちり泣きの経絡秘孔をケンシロウのようにバシバシ突いて欲しい!これはちょっと泣きという点で弱かった。ジャギ程度の突きでしかなかったと思います。

  • 映画公開前にどうしても読んでおきたかった。
    額面通りの号泣こそはなかったですがやっぱり後半は泣いてしまいました。
    今日という日が2度と来ないように、明日という日が当たり前の様に来る保障はどこにも無い訳で、後悔のない生き方をしようと改めて思う。
    『死』をテーマにしているけど、哀しみを乗り越えるだけじゃなくてその先にちゃんと希望があって、恋愛小説の甘酸っぱさや推理小説の謎解き要素も加わって、最後まで目が離せない1冊でした。良作です☆

  • まったく性格の違うふたりのクラスメイト。
    交わることのなかった2本の線は、治ることのない膵臓の病気をきっかけに、互いを求め近づいていく。

    自分の殻を破って成長するふたりの健気さに、少しずつストーリーに引き込まれていく。

    最後の最後に用意されているどんでん返しによって、感動のラストにつながります。

  • ラノベっぽい。映像化しやすいだろうなと思った。
    泣いたという感想が多かったけど、うーん。。

  • 何回読み返しても感動してしまう。この本はこのタイトルしかない!

  • 上手くないなと思った。
    それはすぐ気付く。
    話にふくらみもないし、緩急もない。
    フラットで一直線。
    伏線や設定が効いてるのかもわからない。
    リアリティのない描写もある。

    でも、読み進められる。

    とゆーか、2人のやりとりを
    もっと聞いていたくなる。
    読後感もいい。少し喪失感もある。
    (見守ってたのに。)気分は親戚の兄ちゃんだ。

    僕は2人を好きになっていた。

  • 前評判が凄くて、最初から身構えて読んでいたら疲れた(--;)不治の病の彼女と本と孤独を愛する彼の不思議な関係(゜_゜)死を意識しながらも、前半は淡々と進んでいく…今まで親しくなくても、知っている人が余命宣告されているのに、普通に接することが出来るって凄いな彼は!(*´ー`*)と思っていたら、余命一年の余裕だったのね(゜゜;)いざその時が来るとやっぱり…(T-T)突然だったしね(´・ω・`)彼女の残した「共病文庫」は泣いてしまうわ・゜・(つД`)・゜・

  • 所謂セカチュー系
    思春期の爽やかさや甘酸っぱさ文章全体から溢れていて、少し恥ずかしくも懐かしさを感じた。
    タイトルとは対照にストーリーは通俗的だが、綺麗にまとまっており気持ちよく読むことができた。

    10年前の学生時代に読んだらどんな気持ちだったのだろう。そんな後味を残して読了。

  • 昨年の本屋大賞2位。映画化も知ってたけれど、あまり先入観なく読んだ。
    まだ蕾のような恋、、最後までじれったいのだけれど、この絶妙な欲求不満具合がまたたまらない。なんとなくセカチューを思い出すのだけれど、燃え上がる愛とか、深い悲しみというのではない。しかし、ジワリジワリとハートが揺さぶられる。
    人を好きになるということ、自分にとってかえがえのない人とはこういうことか!
    とアラフィフ胸キュンおやじも考えさせられました。
    脱帽です。ギャフン(≧∀≦)

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