君の膵臓をたべたい

  • 6893人登録
  • 3.90評価
    • (732)
    • (830)
    • (554)
    • (133)
    • (48)
  • 992レビュー
著者 : 住野よる
  • 双葉社 (2015年6月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575239058

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

君の膵臓をたべたいの感想・レビュー・書評

  • わりとありがちなストーリー。リアルな青春もの。ただ、病気じゃなくて、突然殺されてしまったのはびっくりした。

  • 切ないのにどこか心が優しくなれる本でした。
    だれしもに当たり前に明日があるわけではないこと。
    「1日」の価値は同じでなければならないこと。
    人が死ぬこと。人が生きること。
    友達がいること。友達がいないこと。
    当たり前だと思っていたことが決して当たり前でないこと。
    人と関わることで形成された女の子と
    人と関わることなく自分を形成した男の子
    「共病文庫」に記された彼女の本当の気持ちは優しくて、暖かくて、ジーンとしました
    男の子の心にいつの間にか溜まっていた暖かい感情が一気に溢れ出す瞬間。私は涙が出ました。

  • 主人公の女の子が膵臓のがんにかかっていて、それを共病文庫に記録していた。
    ひょんなことからそれを見てしまった男の子との恋愛に胸を撃たれました!

  • 膵臓の病気を抱えた少女桜良の様々な言葉に感動する泣ける小説でした。名前を明かされていない主人公は感情の起伏が小さいく、状況を俯瞰する目を持っており、利益不利益で行動を選択します。それでも、突然にクラスメイトの死をつきつけられるには幼く、負をまとった彼女の言葉に翻弄されてしまいます。

    優しくて切なくて、儚くて美しい。そんな感じの気持ちを読み終えた後感じました。タイトルとの関連もとてもよかったです。大変読みやすくこれから映画にもなるので是非読んでほしい小説です。

    nnyk
    本館2階学習室(日本の小説)
    913.6 Su

  • 不治の病に侵されながら、ふつう以上に明るく振舞っている少女さくらと内気な僕。僕はさくらのペースにたまどいながらも、命の大切さ、人とかかわることのあたたかさを知る。さくらの最期はそれはないだろう?

  • 既にレビューが1000件近いので箇条書きにメモ。
    ・タイトルのインパクトが大きいが、数ページ読めば背景はすぐに理解できた。
    ・表現が珍しい。主人公の名前が最後の最後まで分からず、主人公目線での自身の想像で名前部分が表現される。
    ・女の子、個性強い! でも何となく現実感もある。
    ・主人公が文学読書に沈溺している設定なので、設定年齢にしては思慮深く気の利いた発言をすることに違和感が少ない。
    ・軽妙な会話。今時の高校生らしくも有り、でもこんな洒落た会話できる男がいるのか?、とも思ったりも。
    ・どんでん返しが有るが、伏線が張られていたので驚きはしない。でも、どう展開させるんだろう?と。
    ・終盤に向けて、主人公や周辺の変化が加速する。表現や校正が変わってリズムも変わる。
    ・ちょっと涙ぐんだが、ちょうど精神的に疲れていたせいか泣くまでには至らなかった...
    ・全体に面白かった。既に次の作品が出ているようなので、機会を見て読んでみたい。

  • 映画化とその主題歌がMr.Childrenだったのが読み始めた理由だけど、面白かった。

  • 意味のない事を言ったんだから追求しないでくれる?
    バカかもしれないとはたまに思うけど、馬鹿にはしてないよ

  • 登録者数におどろきだ。これはタイトルのインパクトで勝ったのではないかな? 若い人は感動するかもしれないけど、私はあまり感動はなかった。もちろん泣きましたよ。人が死ぬ話ですから。いつもそばにいる人を大切にしたいものです。別れは理不尽に突然やってくるから

  • 二人の価値観の違いが、話を面白くしてなかな、と思います。
    主人公は現実的、控えめで深い優しさ、女の子の無邪気さ、儚さ、
    それぞれのキャラに愛着が湧きます。

    最後に辿り着くまでは、とても深くて、人間味があって、現実的かつ非現実、最後は意外にも、ありきたりな言葉で締めくくる。

    こんなところに、住野よるさんのユーモアが感じられるかな、と思います。

    凄く良い作品でした。

  • また同じ夢を見ていた・よるのばけもの に続いてようやくデビュー作を読みました。

    『読後、きっとこのタイトルに涙する』という帯や、冒頭からヒロインが亡くなることも書かれているので人が死ぬ話というのはあらかじめ予想がついているのだけど、最後まで読んでみた結果、泣きのポイントがわからず。
    主人公が「うわああああえぐえぐっ」と次ページにわたり三行も泣き叫んでいたところでしょうか?あえて文章で表現せず台詞で号泣というのは私にはある意味新鮮でした。
    純愛、友達、病気、死、悲しみを乗り越えて成長する主人公の青春物語、というのに泣けないとなると非情な人間のように思われそうでなかなか書きにくいのですが・・・
    まず、ヒロインのさくらちゃん、自由奔放キャラはいいけどクラスの人気者というのがピンときません。主人公と正反対のタイプで人気者だ、という表記があるけれど、その魅力が伝わりませんでした。明るくて活発な女の子=人気者 という構図?
    意味のない喩えを繰り返す会話もおしゃれだと思っていそうでちょっと恥ずかしいです。電車で横に座った中高校生からこんな会話が聞こえてしてたら鳥肌が立っちゃいそう。読みながらも少しイラッとしました。
    膵臓の病気→医学の進歩によって普通の人と変わらない生活を送れる→リュックの中には注射器と大量の薬→暴飲暴食→アルコールまで接種→それが原因かはわからないが入院→入院長引く・・・
    もしかしてモルヒネでも打ってるの?普段の生活結構無理してるのでは?病人以前にそもそも未成年で飲酒はダメでしょ・・・と突っ込みどころ満載でした。
    病名は明かされていないので、そこにリアリティは求めちゃいけない作品なのかもしれません。
    そんなわけで、いくつもの要素が重なって、さくらちゃんが死んでも主人公が泣き叫んでも全く泣けませんでした…。

    3作そうだったのですが。読むタイミングが私には合わなかったのでしょうね。
    最新作もまた同じテイストで青春ファンタジーの内容ならもうお腹いっぱいなので読まないかも。

  • ちょっと前にメガネびいきで加藤浩次が読んで号泣し、おぎやはぎの矢作に薦め、矢作も号泣ぬて言っていたのを聞き「ほへー」と思った。

    妹から借りて読んだ。面白かったけど号泣はしなかった。

    キャラも話も会話も薄っぺらいと思うけど、それでもよく出来てるなって思う。
    主人公がキザな野郎だけど他人とは思えない程ひねくれてるし。女の子も可愛い!甘酸っぱい!
    だけど自分が小説に求めてるものとは違う、もし主人公がこの小説を読んだらくだらないって思うんじゃないかな。でも「だから何?」って感じ。売れてるし。
    ああ、自分は意地悪な視点で読書してるなあ…。本はもっと、まっすぐに読まなきゃ、それを思い知った。

  • 日常の大切さ、自己完結せず生きて行く事の大切さ、異質なものを受け入れる事への勇気など、色々と考えさせられました。

  • 全体的に薄いというか、ラノベっぽい。
    桜良の笑い方とか主人公の泣き方とか、いかにもラノベというか漫画っぽくてあんまり得意ではなかった。
    話も特記するほど内容がないような…。
    主人公の名前もキーワードになるのかと思いきや、全然大したことなくて伏線にもなってなかった。勝手に二葉亭四迷かと思ってたよ。

  • 好きな世界観です。
    「君の膵臓を食べたい」という言葉の意味するところが、非常に素敵でした。
    自分とは正反対の存在にたいする憧れ、とても共感できる。

    「言葉は往々にして、発信した方ではなく、受信した方の感受性に意味の全てはゆだねられている。」
    この一説がお気に入りだ。

  • 本を読んで泣いてしまったのは、セカチュー以来かもしれない。人付き合いの苦手な不器用な男の子のココロが成長して行く様子に涙が止まらなかった。福岡在住なので、ストーリーに知ってる場所が出てくるとうれしいし、ミッフィの✖︎の話など、ストーリーに関係ない会話も私的にはツボで、大好きな作家さんです。

  • 思ってたのと違ってて、不覚にもちょっと涙ぐんでしまいましたよ。変にお涙頂戴では無く、でも泣ける話だった。こういう青春ものもいいですね!

  • 人嫌いな少年が余命数ヶ月の少女と関わっていくことで人として成長する話。
    余命わずかだけど明るく振る舞う女子と出会う男子という構図は食傷気味なのであまり魅力的なキャラに感じなかった。いつもガムを勧めてくるクラスメイトの方が魅力的。
    ヒロインがお年寄りが言いそうなDEATHジョークをガンガン飛ばしてくる。
    主人公の名前に当たる部分は【秘密を知ってるクラスメイト】や【仲良し】で伏せられてるのが読み進めるとっかかりになった。
    ヒロインが死んでからのネタばらし的なくだりはやや面白かった。

  • ストーリーはある程度想像できる内容で、あまり驚きもなく泣けなかった。でも、全然性格の違う2人にこそ出会う意味があり、かえってその方がお互いの気付きや発見になる、っていう気付きはあった。
    色々と突っ込みどころが多いので、心の中で突っ込みを入れながら読む面白さもあると思う。

    彼女は、周囲中心でなく一人の人間として「誰かにとって意味のある私、価値ある私」になってみたかった。
    彼は周り関係なく一人として生きていたが、周囲の人に興味が薄く、関係を築くのが下手だった。

    本当は、死が近い彼女ならば、普通は愛し愛される彼が欲しいでしょうにと思った。彼女は彼に対してそういう気持ちがあったが、相手の気持ちを探ってみてもその手応えがなさそうだし、迷惑をかけることにもなるので、付き合い方を彼に必要な人間になるように合わせて変えながら交流するうちに、彼も彼女を必要に思うようになり、基本的な性格も変えることができたっていうことなのかも?と考えたりした。

    大事なものは目に見えない、外見でなく内面ってこと?ただの読者を惑わすフェイクなのか?と思えるところもありよく分からなかった。
    そんなに深く読む話でもなかったかな。

  • 著者のデビュー作。2016年の本屋大賞を受賞。

    【あらすじ】
    内向的な主人公が病院の待合室で偶然拾った文庫。それは、不治の病を患った同級生が綴り始めた日記だった。家族以外には明かしていない彼女の秘密を知った彼は、彼女のやりたい事に寄り添う事になる。

    【感想】
    一言で言えばボーイ・ミーツ・ガール物だが、結末を序盤に配置する構成から何かあると思わせて興味が続く。目を引くタイトルの理由は開始数ページで明らかになる。
    寿命が短いはずの彼女が主人公を含む同級生の前では悲壮感なく振舞う姿が却って儚い。中盤の甘ったるい場面に挿入された現実も印象的だった。終盤の展開は意外で感動が薄まった感じがしたが、日記の内容は遅効性の毒のようにジワジワ効いた。

  • 話題作ではあるが、そんなに長編でもないので、簡単に読めるだろうと思っていたら、作中に没入してしまった。「世界の中心で・・・」のように最後は恋人を失くして慟哭する予定調和的な物語かと思っていたら、あまりにもショッキングな終焉に唖然とした。癌は緩和治療が進歩して痛みもある程度抑えられようになり、ゆっくり死んでいけるので患者にも家族にとっても優しい病気だと思っていたら、この別れは酷い。作中に伏線としてあったが、これがまさか効いてくるとは思わなかった。しかし遺言があっただけ残された者にとっては救いなのかな。図書館で読んでいたのでいい歳をして泣けて困ったよ。

  • 余命わずかの少女とクラスメイトの少年のちょっと変わった交流を描いた物語。女の子が明るくて元気で、男の子を振り回してるって感じだけど、男の子もそれを受け入れててすごくいい関係。面白くていっき読みした。病気ものだけど全然悲愴感なくて、でも生きることを考えさせられるいい作品だと思う。

全992件中 1 - 25件を表示

君の膵臓をたべたいに関連するまとめ

君の膵臓をたべたいを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

君の膵臓をたべたいを本棚に「積読」で登録しているひと

君の膵臓をたべたいのKindle版

ツイートする