- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575239188
作品紹介・あらすじ
警察、犯人、被害者家族-前代未聞の騙し合いが始まる!巧妙に仕組まれた"誘拐ビジネス"。神奈川県警を嘲笑うかのような闇の犯行に、異色の捜査官・巻島史彦警視が再び立ち向かう。累計135万部突破の大ヒット警察小説、待望の第2弾!
感想・レビュー・書評
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面白かった!ですが
前作が良すぎたので物足りさを感じるかも。
途中までどんな展開になっていくのかわかりません。
後半は予想ができてしまうが、逆にそれが良くて加速!1を読んでいたので期待しながら楽しんで読めた。厳しく言うとご都合主義かもしれないですな。 -
11年ぶりの第2弾。
作中随所に、7年前の人質が遺体で見つかった営利誘拐事件とか、去年の「バットマン」事件とか、前作の事件が出てくるが、頭の中では忘却の彼方であり(笑)、久しぶりに再読してみようかな。
今作は、犯人側の描写から始まるせいか、あるいは一定の矜持(人質を殺さない)を持っているせいか、犯行後も二人の兄弟には逃げおおせてほしい、と念じながら、クライマックスの展開の頁を繰った。これって、ストックホルム症候群に似た感情?
最後に、主犯格のアワノが「レスティンピース」と、巻島に告げ、二人の今後の対決を暗示させるような終わり方であり、第3弾を期待して待つことにしよう。
再読記録に、再読のレビューを書きました。 -
「犯人に告ぐ」で初めて雫井さんを知り、やられてしまったわけだけど、この2は某所で評価が低かったためなんとなく今まで手を出せずにいた。でも、読んでみるととてもおもしろかった。思わず犯人の側についてしまい、成功を祈ってしまったほどだ。巻島警視と淡野の頭脳戦も深かったし、身代金受け渡しの場面はドキドキした。続編があるんだよね。
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前作から10年以上経っているので、全く「バッドマン事件」が思い出せない!思い出せないから、巻島のすごさもイマイチ分からず、犯罪グループの主観で読み進めてしまった。結局、巻島登場でも主犯格の淡野は逮捕できず、次に続く展開に・・・出来れば、これで完結して欲しかった。
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よく考えられてるなーと思った。でも捕まったのが偶然の要素が強すぎないか?
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ちょっと長かったかな。3も借りたので時間があったら読もうかなぁぐらいかな。
実は読書メーターでは読友さんを含め完全に低評価は自分だけでした。結構波紋を呼んだよ...
実は読書メーターでは読友さんを含め完全に低評価は自分だけでした。結構波紋を呼んだようです。
なおなおさんも「女主人公がもう少し文のために伝えるべきでしょ」という意見でしょうか?自分は今でもこれは変わらない。でも、「あの環境では伝えられない」とか「伝えられるほど強くない人もいる」というコメントを貰いました。
自分だったら絶対に文のために伝える。石にしがみついても、弁護士・被害者の会に相談しても!
なので、悲劇のヒロインに徹してしまったために、リアリティがなくなりました。
でもこれは自分の考えですので、いろんな考えがあって良いと思います。一緒の意見であればとても嬉しいです。共感ほど嬉しいことはありませんね。凪良さん、もう少し読んでみます!
もう忘れかけているのですが、私も同じように、女主...
もう忘れかけているのですが、私も同じように、女主人公が文のために真実を話してほしかったという考えです。
あの話に共感はできませんでした(-_-;)
色んな意見をいただいたのですね。読み手によって色んな考え方があるので勉強になりますね。
自分も結構こういうのあるんですよ。
例えば、マチネの終わりに、とかもダメでした。
多分感情移入...
自分も結構こういうのあるんですよ。
例えば、マチネの終わりに、とかもダメでした。
多分感情移入できない何かがあるんでしょうね。
読書しながら自分を発見し、色んな方の意見を聞けるのは素晴らしいと思います。今後も是非コメントくださいね!では~