幹事のアッコちゃん

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著者 : 柚木麻子
  • 双葉社 (2016年2月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575239447

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幹事のアッコちゃんの感想・レビュー・書評

  • 1話ではイマドキな男性、久瀬涼平が主人公。
    彼はちょっと面倒な男。
    細面の整った自らの容姿にコンプレックスを抱きつつも、見とれもする。
    おでん屋のカウンターはなんか不衛生な感じ、とのたまうし、古臭い体育会系の考え方は大嫌い。
    そんな自意識過剰な涼平だが、どういうわけか忘年会の幹事をやることになる。
    さてそこでお待ちかね、我らがアッコちゃんに鍛えられていく。
    文句ばっかりで結局戦わない、批判を恐れる、まずは食べログ、寂しがり屋でプライドが高い。
    でも、だからこそ生まれるアイディアがある、とアッコちゃんは言う。
    「先を読むから大きな失敗を避けられる、自分の世界を持つ強さがある、人に流されない」(46頁)
    なるほどな。
    イマドキの人間と、古い人間のマリアージュで新しい味が生まれる。
    なんて斬新で魅力的なんだろう!

    「アンチ・アッコちゃん」「祭りとアッコちゃん」でアッコちゃんは新しい扉の先に行く。
    「今ないものではなく、今あるものを工夫する。どうにもならないことがあるなら、まずどうにかなりそうなことから充実させる。」(179頁)
    アッコちゃんはいつもパワフル。
    でも、弱いところも、苦手なところもある。
    決してスーパーウーマンではないからこそ、弱点を強みに変えられる。
    私たちはそんなしなやかさを持っているだろうか。
    柔軟性を使っているだろうか。
    まずは自分の目の前から。

    さあ、明日のランチは何にしよう?

  • 大好きなアッコちゃんシリーズ。これで終わりじゃないよね!?と思えるラストだった。まだまだ続きを読んでいたい一冊。

  • 柚木麻子さん「幹事のアッコちゃん」、2016.2発行です。私の気のせいだといいのですが、「ランチの~」「3時の~」に比べてキレが悪い気がしました。期待し過ぎたのかもしれません!

  • アッコちゃんシリーズ第三弾、今回も面白くてスラスラ読めました。柚木麻子さんの本にはよく自由が丘が出てくるので親近感をもって読んでます。
    アッコちゃん、どこまでのぼりつめるのかなぁ。私も頑張ろうという気持ちにさせてくれるお仕事小説です。

  • アッコちゃんシリーズ完結!なのかNY編に移行するのかは謎なラスト。
    現実では、海苔は海外にあんまり受け入れられてないし、ちょっと上手くいきすぎじゃないかなあとアンチの人にシンパシーを感じる私は思うのであった。

  • 読みやすくて一気に読めた
    このシリーズは読んだ後に仕事をがんばろうって思える

  • 読むと元気になるというキャッチコピーは
    「食」というキーワードではなく

    自分で気づいてはいない、進むべき道筋を
    アッコさんに気づかせてもらうと爽快感からだと予測。

    ただ今回の主人公達が
    あまり切迫してないからなのか
    爽快感が消化不良。

  • アッコちゃんが活躍するのに、なぜかあまり面白くなかった。いや、さらさら読めて楽しいけど、それだけ、みたいな。。今作では、アッコちゃんの下で働きたいとは思わなかった。自分が変わったせいなのかもしれない。初回作をもう一度読んで確認しようっと。

  • 初めて読んだアッコちゃんシリーズ。もともと柚木麻子さんは同じ仏文出身ということもありシンパシーを感じていて好きだったので、やっと読めたアッコちゃんシリーズでした。

    この本ってストーリー性のある自己啓発本かビジネス書かなんかですか?ってくらいたくさんのひらめきをくれるし、世界中の女性をハッピーにしてくれますね。出会えてよかった〜ってすごく思いました。

    "問題を可視化し、物事をすっきり単純化するセンスだ。"
    "この格差社会で唯一の平等が誰にでも二十四時間が割り振られているってことだもの。タイムイズマネー、時間は何よりも敬意を払うべし!"

    とってもフレキシブルなアッコさん。私もそんな女性になりたいなと強く憧れました。

  • やっぱり自分に小説は向いてない。ただそれだけ。

  • 安定の元気が出るお話でした。
    でももう終わりでしょうか。

  • 今回は全編にアッコちゃんが登場!幹事のスペシャリストとして。三智子も成長しアッコちゃんとの別れ。いつかまたひょっこり帰ってきそうだけれど。

  • さらっと。ほぼわかった。

  • アッコちゃんシリーズ第3弾

    収録諸篇はいずれも面白くて元気をもらえる好短編だが、中でも忘年会幹事のアッコさんとアンチのアッコちゃんが俺は好きだなぁ。
    エネルギーの塊でポジティブシンキング、前へ前へのアッコさん。そのアグレッシブな姿を読むのもいいもんだが、エネルギー充填中のアッコさんとか、ちょっとトリッキーなワザを使うアッコさんという、いつもとは別の顔を見せてくれるのも嬉しいもんで。

    ラストのあれは、シリーズ終了ということでエエのかな?
    アッコさんとこれで逢えなくなるのは寂しい気もするが、クオリティ下げたアッコさんを読みたくない気持ちもあるので、あれでいいんだろう。
    とか言うても、ファンの熱狂的な後押しで復活しそうな予感もするし、とりあえず柚木さんもアッコさんも、時に備えて雌伏して下さいませ。

  • やっぱり楽しいなあ~このシリーズ!
    元気になります!

  • 2017.3.29 読了


    幹事のアッコちゃんて、
    幹事してたの 1話目だけやん。。。

    まあ いつものような感じでしょうか。

    アッコちゃんも 三智子も成長はしていて、
    この先 どうなるんでしょうか。

    若干 話がうまく行きすぎな感も。

  • アッコちゃんは、原点に戻るのね。
    この本を読むと元気をもらえる。強くなくてもいい。そのままでいい。時間は、24時間みんなに平等に与えられてるんだから、それをどう使って何をやっていきたいのかは、自由

  •  アッコちゃんらしいお話ばかりで、納得の一冊です。

     三智子も成長して、アッコさんから卒業。シリーズもこれで終わりなのかしら。

  • 大好きな「アッコちゃん」シリーズ。
    今回はアンチ・アッコちゃんの話があるんだけど、
    多くの人が憧れ尊敬し惹かれるような人でも、
    その人に対して、マイナスの感情を持つ人というのはいて、
    それはやっぱり妬みや嫉みから来てる。
    その人と自分は違う良さがあって、
    違う人生があるってことを認められたら、
    逆にその人に近づく1歩になるのでは。
    今回は、アッコちゃんの色んな面を知ることができるエピソードばかりで、
    余計にアッコちゃんのファンになった。
    また続編あるといいな。

  • 間違いない。アッコさん。
    近くにいてほしい。
    みちこの成長を見習いたい。

  • 三冊目。
    もはや安心の、水戸黄門みたいな(^o^)

  • あっこさんの予想もできない行動や発言は、前の2作目に引き続きくすっとわらえて楽しかった。

  • アッコちゃんシリーズ。強く見えるアッコさんの内側が少し見える短編集。少しでもbetterな方法を取ることやまず5日間変えることで習慣を変えていくことも勇気をもらえる。誰にどう思われても自分の人生は自分のものだから時間を大切にしていきたい。

  • シリーズ第三弾の今回は、入っている四編ともアッコちゃんと後輩の話。
    『幹事のアッコちゃん』は、澤田三智子の後輩との話。
    幹事になったものの、前回の幹事である三智子のおせっかいもうっとおしいと思っていたり、前時代的な飲み会も面倒だと思っている今どきの若者。そんな若者がアッコちゃんと出会うと…。
    『アンチ・アッコちゃん』は、アッコちゃんに憧れたにもかかわらず、何もかもうまくいかなくて、アッコちゃんに対して敵対心を持ってしまった同世代の女性の話。
    『ケイコのアッコちゃん』は、稽古に励むアッコちゃんの話。
    いきなりリーダーとしてプロジェクトを任された三智子でしたが、生来の誰とも敵対したくないノーと言えない性格のために苦労しているところでアッコちゃんとお稽古事に。
    『祭りとアッコちゃん』は、事業を拡大してきたアッコちゃんの会社に買収話が。しかも担当は三智子。それなのにアッコちゃんからの指示は一緒に祭りに参加しろと。
    今回の四編は、アッコちゃんのプライベートな部分も出て来たり、アッコちゃんにも新たなる旅立ちが。
    ややカリスマ的なアッコちゃんにも弱みはあるし、後輩の三智子もいつまでもダメで地味なOLではない。
    成長が感じられて面白かったです。

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幹事のアッコちゃんの作品紹介

背中をバシッと叩いて導いてくれる、アッコさん節、次々とサク裂!妙に冷めている男性新入社員に、忘年会プロデュースの極意を…(「幹事のアッコちゃん」)。敵意をもってやって来た取材記者に、前向きに仕事に取り組む姿を見せ…(「アンチ・アッコちゃん」)。時間の使い方が下手な"永遠の部下"澤田三智子を、平日の習い事に強制参加させて…(「ケイコのアッコちゃん」)。スパイス絶妙のアドバイスで3人は変わるのか?そして「祭りとアッコちゃん」ではアッコ女史にも一大転機が!?突破の大人気シリーズ第3弾。

幹事のアッコちゃんのKindle版

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