きっと嫌われてしまうのに

著者 :
  • 双葉社
2.67
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本棚登録 : 131
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575240603

感想・レビュー・書評

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  • 『ラブコメ』的な感じかな?と思って読んでたらぜんぜん違った。これはこれでおもしろい。どんな感想書いてもネタバレになるけど、とりあえずもう一回読まなくては!

  • 正直好みではなかった。
    言葉を選ばずいうと胸糞悪い終わり方。

    父親の性癖が無理

  • 読んでいる途中から「あれ?」っと思いつつ…ラストは驚愕でした。

  • +++
    高校入学後、充はユキちゃんにひとめぼれした。それまで遊び人キャラだったが、
    人が変わったように彼女を前にするとまともに話すことも出来なくなってしまう。
    しかし、周りから「ストーカー」扱いされるほどの猛アタックの末、二人は付き合うことになった。
    しかし、ふとした瞬間ユキちゃんは寂しそうな無気力なような表情を見せる。
    彼女にはある秘密があった――。高校生にふりかかる残酷な現実。
    最終章で世界が一転する二度読み必至のどんでん返し!
    +++

    高校生の熱烈純愛物語かと思わせて、実は複雑な問題を潜ませている物語である。素直な読者はあっという間に騙され、最終章でがらっと世界が様相を変えることになる。その快感は味わえるのだが、内包している問題についての嫌悪感は強く、二度の大震災の扱われ方にも共感できなかった。何とも後味の悪い一冊だった。

  • 途中でもしやと思った展開。。。赤と白だったかな(謎)

  • 初めての作家さん
    こう言う風にやるんだ~
    サクサク読めました

  • ラスト、あまりの衝撃に胸を打たれた。
    充とユキちゃんがあまりにも素敵なカップルだったのに、あんなことになった理由が苦しい。
    冒頭から、あまりにもユキちゃん一直線の充がまぶしくて。
    あの父親のことは疑いつつも、ユキちゃんがあまりにもパパ大好きな風だったので、杞憂ならいいと思っていたのに。
    真相を知って、色んな事がすとんと腑に落ちて、ああ、そういうことか、と。
    その後、彼らが救われることを心から、心の底から願わずにいられない。

    ただ、正直言うと、あのタイトルはちょっと、、、

  • 読み進めるにつれ覚える違和感の正体は想像のもうひとつ上をいってた。ああ、苦しい。

  • 最後が衝撃だとかなんとか、という新聞か何かの紹介を読んで、ずっと読んでみたかった本。

    途中から、二人ユキがいて、それも親子だろうとは思っていたけど、確かに最後の1ページで、全てが繋がった。

    ほのぼの高校生の恋愛話かと思っていたら、気持ち悪い父親の話だった。

  • タイトルにひかれて読んでみましたが
    残念ながら私にはこの作者が読者に何を伝えたかったのか理解することができませんでした。

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著者プロフィール

1968年生まれ。作家。著書に『男の出産』『マリコはたいへん!』など。またコンビ作家「松久 淳+田中 渉」として、映画化もされた『天国の本屋』シリーズ、『ラブコメ』シリーズなどがある。オフィシャルサイトhttp://www.matsuhisa.com/

「2013年 『男のミカタ2 酒の席で説教はやめてください』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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