福島 飯舘村の四季

著者 :
  • 双葉社
4.00
  • (3)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 19
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575304251

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 人間の登場が少なすぎる。

  • ペン記者で、写真は素人と言う烏賀陽氏が飯舘村の1年をとり続けた。
    本当に美しい村です。こんな美しい村を一握りの人たちの強欲と、大勢の無関心が、放射能で汚した。

    飯舘村に対する政府の対応が簡単に書かれているのですが、どうして情報を持っていながら、すぐに避難勧告を出さなかったのか。そのことに本当に怒りを覚えます。見殺しにしたのです、政府は。でも、その反省もなしに、まだ原発を推進しようとする愚か者たち。

    烏賀陽氏のように1年間飯舘村に通い続けてみなさい、と言いたい。

    本当に美しい村です。だから余計に哀しい。

  • とにかく読むこと。感動します。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1963年1月京都市生まれ。
1986年、京都大学経済学部を卒業し朝日新聞社に入社。名古屋本社社会部などを経て1991年からニュース週刊誌「アエラ」編集部員。
1992~94年に米国コロンビア大学国際公共政策大学院に自費留学し、軍事・安全保障論で修士号を取得。
1998~99年にアエラ記者としてニューヨークに駐在。
2003年に早期退職。
以後フリーランスの報道記者・写真家として活動している。
主な著書に『ヒロシマからフクシマヘ 原発をめぐる不思議な旅』(ビジネス社 2013)、『フェイクニュースの見分け方』(新潮社 2017)、『福島第1原発事故10年の現実』(悠人書院 2022年)、『ウクライナ戦争 フェイクニュースを突破する』(ビジネス社 2023)などがある。

「2023年 『ALPS水・海洋排水の12のウソ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

烏賀陽弘道の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×