熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録

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著者 : 井川意高
  • 双葉社 (2013年11月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575306026

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熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録の感想・レビュー・書評

  • 元々意思と頭が弱く、論理的思考が出来ない人なのだろうけど、ここまでのめり込んだ一番の要因は借金斡旋する仲介者の存在かな。世間知らずのボンボンがカモにされただけというか。
    創業一族の3代目の実像が垣間見えるという点では面白さはあるが、前半の2/3は基本的には金持ちが自費出版で書いた自伝的内容でしかなく、肝心のギャンブル依存の記述は残りの1/3であり、かなり期待はずれ。
    著者は自己分析が出来てないというか、そもそも依存症の自己分析なんて事が無理なのかもしれない。ギャンブル依存について知るには専門書を読んだほうがいいのかもしれない。

  • カジノで会社の資金を106億円以上使ってしまった会長の懺悔録。
    読んでると会社の為にすごく頑張って貢献した人なのにね・・・
    ギャンブル依存症って怖い。経営者としてお金があると考えが甘くなってしまったのだろうけど。
    真面目にやってても、人生何でつまずくかわからないものです。

  • 100億を超える巨額の資金をギャンブルに使って逮捕された大王製紙の御曹司の手記というか、懺悔本?
    印税は全額社会福祉事業に寄付するらしい。

    あの筑駒を出て東大に現役合格というから、頭のいいかたなのは間違いないのだろう。そして、みなさんが思うほどそうでもない、とご本人は書いているが、やっぱりお金持ちの御曹司で捉えるお金の桁が一般人とは違う。
    100万円ならすってもいい、なんてなあ。
    父親には、鉄拳制裁も含めてかなり厳しく教育されたそうだが、小学生のうちから賭け麻雀を家族でやったり有名な料亭に出入りしたり、十代のうちから父親に連れられて著名な財界人と酒席を共にしたりもしたそうだ。大企業を引っ張るのに必要な、経験も人脈づくりも含めた帝王学だというが、ふーん、そんなもんか。縁のない私には全然わからない。
    やたらと著名人、芸能人の名前も出てくるけど、今回のことにはあまり関係ないような…。

    仕事という面ではなかなかのやり手だったようだが、公私の区別がつけられなかったのは、どこかに創業家の息子という甘えがあったと言われても仕方があるまい。
    言い訳もできない、己の罪の重さは重々承知、罰は粛々と受け入れる、と繰り返し書いているが、どこか他人事っぽく見えてしまうのはなぜだろう。

    庶民の僻みと言われてしまえばそれまでだけど、素直に受け止められなくて星二つ。

    無事に勤めあげて出所したら、今度こそはギャンブルにおぼれることなく、持ち前の能力を発揮して社会貢献してください。

  • 自身のカジノでのギャンブル資金の融通のため、総額106億円を超える巨額の不正融資を自身が会長勤める会社の子会社から引出し、特別背任で有罪、執行猶予なしの懲役4年実刑が確定した著者の手記。
    本人自身の執筆なので、どこまで真実が記載されているのかはちょっとわからないが、少なくとも甘やかされて育った単なる金持ちのボンボンによる事件ではなかったようでである。
    途中にある、芸能人、財界人とのつきあいの模様も、カジノ問題と直接は関係ないが、面白い。
    また、終わりの方で、ノンフィクション作家の佐野眞一氏の本事件の記事内容があまりにでたらめだとして、解説を付けて反論しているところも興味深く、たとえ有名作家の取材であっても、週刊誌の記事をそのまま鵜呑みにするのは要注意、とあらためて気づかせてくれた。

    金額の大小はあるものの、ギャンブル依存症の本人が依存症になるまでと、依存中の心理については、普通のギャンブル依存症と同様であると思わるので、今後日本にもできるであろうカジノの関係者は依存症対策の参考書としてぜひ読んでいただきたいと思った。

  • ★まるで深みのない自己分析★筑駒、東大を経て3代目として大王製紙に入り、社長まで務めた。子会社から100億円以上を勝手に借りてバカラで破たんした人物だけに、ギャンブルに至る心情と中毒性を掘り下げると思っていたら、想像の遥か上を行くほど浅い内容だった。

    自分の育ちやビジネス経験を振り返るのはいいとして(それもボンボン感丸出しだが)、ただただバカラの高揚感だけを語る。2~3日も飲まず食わずでギャンブルに興じられる神経と、その当時の仕事ぶりとのバランスなど、書くことはほかにいくらでもあるだろうに。「単に金を動かせる立場にいたから金額が大きくなっただけ」というのはその通りかもしれないが、経営者なのに会社が稼ぐ金の重さはまったく感じなかったのか。

    出所後にタレントの麻雀大会に出ているようだ。せめてその後の生き方にホリエモンほどの覚悟と戦略性があるならいいのに、それすら感じられないはあまりにバカバカしい。

  • 若干自慢気に語る語り口調が全然反省の色が見えず最低。この本の印税で少しはお金返したらいいのに。

  • 返済したとはいえ、出所後にお祝いする人、新たにビジネスを持ちかける人、世の中には色んな人がいるんだな。

    社員に迷惑をかけた後ろめたさから私だったらこんなに自分の意見を表せないが、そんな肝っ玉では社長の座は務まらないんだろう。

  • GOONを使うようになってから、大王製紙って会社を認識するようになってそんな時に出会った本。
    グループ会社の余剰資金にまで手を出しカジノにのめり込んでいく様は一体どんなだったのか、何がそうさせたのか興味があった。
    つまるところ、井川さんはギャンブル好きだったのだろう。ギャンブルに依存するだけの要素を持ち合わせていた。誰もが抜け出せなくなるほどのめり込むなんてわかってたらギャンブルに手をつけるわけない。

    中盤に出てくる芸能ネタは面白かった。

    井川さんがシャバに出てからのこれからが楽しみである。

  • 前から読みたかったティッシュ王子の本。読みやすかった。個人的には、もう少しカジノにはまっている状況を書いて欲しかった。

  • 北さんからの推薦本

    大王製紙元会長。
    仕事に関する章は面白い。
    特に、王子→北越へのTOB 時の製紙連合会でのやりとりは面白い。
    その他の章は…いらないかな。

    読後の人物像
    仕事は本当に「できる」方。
    自己評価が恐ろしく高い。
    表現がどこか言い訳がましい。
    ご自身をプラグマティズムと評しておられるが、「そうありたい」のではないか。

    借金は全て返済済と何度も繰り返されており、さらに今後の大王製紙を心配しておられるが、現状の大王製紙を見るに、奮闘している。
    返済のために北越紀州に株を売却したために生じている問題の方が深刻である。

  • 大王製紙の元会長、井川意高氏の懺悔録。大王製紙連結子会社から106億の個人的借入を行い、特別背任罪で懲役4年の実刑を受けた原因となったギャンブルの怖ろしさが生々しく描かれているとの期待は裏切られる。

    ギャンブルにのめり込んで行く様は、淡々と描かれており、ギャンブルの怖ろしさよりも、社会復帰に向け、誹謗抽象を払拭するための一冊だと思われる。

    個人的借入は全て返済されていることや、借入時に運転資金には手を出さなかった行など、必要以上のバッシングから身を守りたいのだろう。

    ギャンブルで身を滅ぼさないよう、近寄らないことが鉄則だと思われる。

  • 経営者としては、かなりの手腕でいらしたんですね。
    マスコミのネタにしてなんぼ的な手法で、貶められたのが著された理由なんでしょうね。

  • カジノ法案を議論している議員はこの書を読んでいるのだろうか?

  • 購入してまでは読まなくても良いかなという本でした。
    仕事のことを述べている箇所はとても面白かった。芸能人の裏話的なところは全く不要だった。こういう世界もあるのだなあと分かったのは面白かったけれども。
    子会社からの借り入れをどうやったら防げたのかとか,カジノへ溺れるのを防げたのかとかを知りたかったけれども,本書にはそういうのはあまり書かれていなかった。
    佐野氏との確執の箇所は,小保方氏も著書でジャーナリストに文句をいっていたけれども,みっともないなあと思った。自分の本なので何を書くのも自由だけれど。

  • カジノで会社のお金を使った大王製紙元会長の著書。内容的には自身がどのように育ち、会社でどのような実績を残したかを振り返り、カジノへ傾斜する経緯、交遊録など、普通の人が経験しない人生を垣間見れて興味深かった。

  • カジノの仕組みがわかり興味深い。文章はつまらない。有名人が知り合い自慢。やんちゃだった自慢。仕事はできた自慢。

  • ギャンブルの底なし沼にはまり込んでいく自らの状態を描かれていたが、女性タレント等との派手な交友歴の章には正直ムカッと来た(笑)フィクションとして読むなら面白いかもしれないが、全部現実に起きた事なんよね。100億スッたって??いくら御曹司と言えど、ギャンブル中毒だったと言えど、この金銭感覚はどれだけ考えてもワケが分からない。学生時代はベンツを乗り回しバイトの経験も一切ないという著者なので、シャバに出てきた暁には時給制の仕事にでもついて千円を稼ぐ苦労をぜひとも味わってほしいと思う。

  • 著者の懺悔録ですが、ビジネス書として十分参考になる一冊です。本書でも触れてますが、経営者としては優秀だったと思います。「組織で人が働いている以上、そこで働いている社員が有する価値観を知っておかなければ、トップの人間が会社を正しい方向に導くことはできない」(P70)、「コストを徹底的に削減し、営業部員との意思疎通、コミュニケーションを密にします・・・。こういう抽象的な言葉が飛び出したときには、私はすかさず具体性を問うようにしていた」(P111)、マカオのカジノ王スタンレー・ホーが吐いた名言「客が勝って帰るのは怖くない。客にはいくらでも勝ってほしい。負けた客がカジノに来なくなるのが一番怖いのだ」(P259)は示唆に富んでいると思う。

  •  盛り上がった時にマスコミが報じない裏側とか、当事者のホンネとか、やらかした人の懺悔本の楽しみ方っていろいろあって、つい読んでしまう。田舎の閉塞感とか、共感できる部分も多々あるんだけど、ここまで会社から金引っ張れたり、42歳で社長になったりって、やっぱり創業家のぼんぼんだから。まあ非上場かつ小さな会社だったらここまで騒ぎにはなってなかったかもだけど。

     それにしても、かなりの規模の上場企業で創業家が経営の中枢にいるケースってたまにあるけど、ガバナンスってこんな感じなんだろうか? 
     
     のぞき見趣味的には、華麗なる交友関係が面白かった。渡辺淳一の小説のモデルになったという人物が登場する小説が気になる(笑)。

  • 考えさせられた。色々

  • 大王製紙前会長の井本意高の懺悔録。

    著者は大王製紙の創業家に生まれ会長職になりながら、カジノに依存していくさまを冷静に書き綴っている。

    しかし、前半は真っ当なビジネス本になっており驚いた。
    父親のスパルタ教育・赤字子会社を立て直したエピソードなどは参考になる。

    後半は、芸能界との華麗なる交流やギャンブル依存症への顛末になってくるのだが、読みやすい。

    氏をホリエモンが援護してきている点も興味深い。
    いつか、華麗なる復活を成し遂げるのではないかと、ひそかに期待してしまう。

  • カジノで巨額損失をだし、関係会社から109億円もの資金を個人的に借り出した大王製紙元会長の懺悔録。
    本人がカジノにはまっていくくだりも興味深いが、それより、会長だからと言って億単位の金を個人口座に振り込んでしまう関係会社の管理体制の杜撰さに驚いた。社内のチェックや社外監査などどうやってごまかしていたのか?

  • マカオのカジノの内幕が明らかに

  • 優秀な方なのだろう。
    一般の物差しからのはみ出し方が、プラス方向へもマイナス方向へもとてつもなく大きく、やろうとしてできるものではない。

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