熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 685
感想 : 125
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575306026

感想・レビュー・書評

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  • なぜカジノにはまったのか、もっと深く書いて欲しかった。
    半分以上は自慢。

  • 自慢じゃないけど・・・で始まる自慢話みたいな本。前半は恵まれた学生までの話と自分がどれだけ優秀な経営者だったかの話。ギャンブル狂の話は後半以降から。ギャンブルに狂い出す内面の暴露を期待していたが、表面的な事実の羅列しかない。

  • なかなか面白かった

  • 20180505
    テレビでみる井川さんから、全く想像できないぐらいつまらない文章。時間だけがかかって、読みにくい。
    ギャンブル依存になぜなるのかが、全くわからない。

  •  
    ── 井川 意高《熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 20131113 双葉社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4575306029
    https://matome.naver.jp/odai/2138450440329442001
     
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/19430505
     Ikawa, Mototaka 大王製紙会長 19640728 東京 /5[2007-20110916]
    http://twilog.org/awalibrary/search?word=%E4%BA%95%E5%B7%9D&ao=a
     
     106億円を使い込んだ前会長は今…現在もギャンブル依存症!?
    ▽中毒に陥った原因は幼少期(の家族麻雀)にあった!
    ── 《爆報!THEフライデー 20180309 19:00-20:00 TBS》
     
    (20180309)
     

  • もうスケールが違う。ギャンブル依存症ってどうしようもないですね苦笑

  • 自身のカジノでのギャンブル資金の融通のため、総額106億円を超える巨額の不正融資を自身が会長勤める会社の子会社から引出し、特別背任で有罪、執行猶予なしの懲役4年実刑が確定した著者の手記。
    本人自身の執筆なので、どこまで真実が記載されているのかはちょっとわからないが、少なくとも甘やかされて育った単なる金持ちのボンボンによる事件ではなかったようでである。
    途中にある、芸能人、財界人とのつきあいの模様も、カジノ問題と直接は関係ないが、面白い。
    また、終わりの方で、ノンフィクション作家の佐野眞一氏の本事件の記事内容があまりにでたらめだとして、解説を付けて反論しているところも興味深く、たとえ有名作家の取材であっても、週刊誌の記事をそのまま鵜呑みにするのは要注意、とあらためて気づかせてくれた。

    金額の大小はあるものの、ギャンブル依存症の本人が依存症になるまでと、依存中の心理については、普通のギャンブル依存症と同様であると思わるので、今後日本にもできるであろうカジノの関係者は依存症対策の参考書としてぜひ読んでいただきたいと思った。

  • ★まるで深みのない自己分析★筑駒、東大を経て3代目として大王製紙に入り、社長まで務めた。子会社から100億円以上を勝手に借りてバカラで破たんした人物だけに、ギャンブルに至る心情と中毒性を掘り下げると思っていたら、想像の遥か上を行くほど浅い内容だった。

    自分の育ちやビジネス経験を振り返るのはいいとして(それもボンボン感丸出しだが)、ただただバカラの高揚感だけを語る。2~3日も飲まず食わずでギャンブルに興じられる神経と、その当時の仕事ぶりとのバランスなど、書くことはほかにいくらでもあるだろうに。「単に金を動かせる立場にいたから金額が大きくなっただけ」というのはその通りかもしれないが、経営者なのに会社が稼ぐ金の重さはまったく感じなかったのか。

    出所後にタレントの麻雀大会に出ているようだ。せめてその後の生き方にホリエモンほどの覚悟と戦略性があるならいいのに、それすら感じられないはあまりにバカバカしい。

  • 若干自慢気に語る語り口調が全然反省の色が見えず最低。この本の印税で少しはお金返したらいいのに。

  • 返済したとはいえ、出所後にお祝いする人、新たにビジネスを持ちかける人、世の中には色んな人がいるんだな。

    社員に迷惑をかけた後ろめたさから私だったらこんなに自分の意見を表せないが、そんな肝っ玉では社長の座は務まらないんだろう。

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著者プロフィール

1964年、京都府生まれ。東京大学法学部卒業後、1987年に大王製紙に入社。2007年6月、大王製紙代表取締役社長に就任、2011年6~9月に同会長を務める。社長・会長を務めていた2010年から2011年にかけて、シンガポールやマカオにおけるカジノでの使用目的で子会社から総額約106億8000万円を借り入れていた事実が発覚、2011年11月、会社法違反(特別背任)の容疑で東京地検特捜部に逮捕される。懲役4年の実刑判決が確定し、2013年10月から2016年12月まで3年2カ月間服役した。著書に累計15万部のベストセラーとなった『熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録』(双葉社、のちに幻冬舎文庫)のほか、『熔ける 再び そして会社も失った』『東大から刑務所へ』(幻冬舎)がある。

「2023年 『熔ける日本の会社』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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