- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575306026
感想・レビュー・書評
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GOONを使うようになってから、大王製紙って会社を認識するようになってそんな時に出会った本。
グループ会社の余剰資金にまで手を出しカジノにのめり込んでいく様は一体どんなだったのか、何がそうさせたのか興味があった。
つまるところ、井川さんはギャンブル好きだったのだろう。ギャンブルに依存するだけの要素を持ち合わせていた。誰もが抜け出せなくなるほどのめり込むなんてわかってたらギャンブルに手をつけるわけない。
中盤に出てくる芸能ネタは面白かった。
井川さんがシャバに出てからのこれからが楽しみである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前から読みたかったティッシュ王子の本。読みやすかった。個人的には、もう少しカジノにはまっている状況を書いて欲しかった。
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北さんからの推薦本
大王製紙元会長。
仕事に関する章は面白い。
特に、王子→北越へのTOB 時の製紙連合会でのやりとりは面白い。
その他の章は…いらないかな。
読後の人物像
仕事は本当に「できる」方。
自己評価が恐ろしく高い。
表現がどこか言い訳がましい。
ご自身をプラグマティズムと評しておられるが、「そうありたい」のではないか。
借金は全て返済済と何度も繰り返されており、さらに今後の大王製紙を心配しておられるが、現状の大王製紙を見るに、奮闘している。
返済のために北越紀州に株を売却したために生じている問題の方が深刻である。 -
大王製紙の元会長、井川意高氏の懺悔録。大王製紙連結子会社から106億の個人的借入を行い、特別背任罪で懲役4年の実刑を受けた原因となったギャンブルの怖ろしさが生々しく描かれているとの期待は裏切られる。
ギャンブルにのめり込んで行く様は、淡々と描かれており、ギャンブルの怖ろしさよりも、社会復帰に向け、誹謗抽象を払拭するための一冊だと思われる。
個人的借入は全て返済されていることや、借入時に運転資金には手を出さなかった行など、必要以上のバッシングから身を守りたいのだろう。
ギャンブルで身を滅ぼさないよう、近寄らないことが鉄則だと思われる。 -
経営者としては、かなりの手腕でいらしたんですね。
マスコミのネタにしてなんぼ的な手法で、貶められたのが著された理由なんでしょうね。 -
カジノ法案を議論している議員はこの書を読んでいるのだろうか?
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購入してまでは読まなくても良いかなという本でした。
仕事のことを述べている箇所はとても面白かった。芸能人の裏話的なところは全く不要だった。こういう世界もあるのだなあと分かったのは面白かったけれども。
子会社からの借り入れをどうやったら防げたのかとか,カジノへ溺れるのを防げたのかとかを知りたかったけれども,本書にはそういうのはあまり書かれていなかった。
佐野氏との確執の箇所は,小保方氏も著書でジャーナリストに文句をいっていたけれども,みっともないなあと思った。自分の本なので何を書くのも自由だけれど。 -
カジノで会社のお金を使った大王製紙元会長の著書。内容的には自身がどのように育ち、会社でどのような実績を残したかを振り返り、カジノへ傾斜する経緯、交遊録など、普通の人が経験しない人生を垣間見れて興味深かった。
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カジノの仕組みがわかり興味深い。文章はつまらない。有名人が知り合い自慢。やんちゃだった自慢。仕事はできた自慢。
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ギャンブルの底なし沼にはまり込んでいく自らの状態を描かれていたが、女性タレント等との派手な交友歴の章には正直ムカッと来た(笑)フィクションとして読むなら面白いかもしれないが、全部現実に起きた事なんよね。100億スッたって??いくら御曹司と言えど、ギャンブル中毒だったと言えど、この金銭感覚はどれだけ考えてもワケが分からない。学生時代はベンツを乗り回しバイトの経験も一切ないという著者なので、シャバに出てきた暁には時給制の仕事にでもついて千円を稼ぐ苦労をぜひとも味わってほしいと思う。