- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575307641
感想・レビュー・書評
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以前"マツコの知らない世界"に戸田さんが出ていた回を録画してあったのをやっと見てすぐに読んだ。字幕翻訳という特殊な世界のイロハ---例えば文字数の制限や、日本語という言語での字幕ならではの制約等---に興味があったので。でも本作では(戸田さん自身が書いているわけではなく旧知のライターさんのインタビュー形式)そこに触れている部分よりハリウッドスターや監督たちとの交流関連が多かったかな。
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戸田奈津子さん。洋画を観るたびに、エンドロール出てくるお名前。長きにわたり数々の作品の字幕に携わられ、スターとの深い親交を結ばれる、その人となりが知りたくて、読みました。
読んで、戸田さんが好きな事に突き進むバイタリティー、行動力、集中力、多少のことは気にしない明るさ、そして何より映画と旅が大好きなんだとよく分かりました。
私の好きな、ヒュージャックマンの丁寧な応対や、その他のスター達の戸田さんだから知り得る顔も分かり、改めて映画が観たいと思いました。 -
戸田さんがどんな人生を生きてきたかしれて面白かった。具体的なコツというより、戸田さんのことを詳しく知りたい人のための本かな
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人間は誰でも、いつの時代でも、その人の生まれた時代の中を生きています。
別の時代の人々は彼らの言葉を聞いて、その時代の息づかいを知るのです。 -
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中学か高校の頃に一瞬映画字幕者を目指したことがあったけど、戸田奈津子の別の本で現実を知りその熱は随分冷めたもの。この本はでも只の自慢ともとらえられなくもない彼女の仕事とスターとの交友歴でした。まぁまぁ。読了日 2015
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序盤は時代背景など面白かった。
ただ、どんな思いで仕事に取り組んできたか、乗り越えてきたか。そんなエピソードを期待していたけど、スターと会ったという表面的な話の羅列で内容が薄かった。質問内容が私の期待とは違った。 -
映画スターとの話よりも、翻訳や通訳の仕事をするようになるまでにどんな勉強をしたかや、仕事の内容について知りたかった。
映画スターとの関係について自慢話ばっかりみたいな感じになっていて、戸田さんが好きなだけに、ちょっとがっかりしてしまった。 -
戸田さんは、映画好きから字幕翻訳の道を目指すようになった。字幕翻訳の専門教育のない時代、習得しながらの仕事。どんどん、忙しくなる。その頃は、映画を見ると、字幕翻訳はほとんど戸田さんだった。 各国の映画スターとも広い交友が生まれ、満足の人生だろう。
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言わずと知れた映画字幕翻訳の第一人者。
スターの裏側の話も面白かったが、生い立ちの部分がもっと欲しかったし、知りたかった。