- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575312072
感想・レビュー・書評
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セブンについてあまり何も知らなかったので勉強になった。
すごく先見の明がある会社なのだなと思った。そして決断をするのがおそらく早い。変化を認知したらすぐに対応する、このスピードが他を追随させない秘訣なのかな。
変化を予測し対応する。
その時代、土地、人にあった「便利」を誰よりも理解している。
またこれを大きな時代的な施策は本社で考えて細かい土地的な施策は各地域・店舗が考えるのもFCならではだなーと思った。
それがセブンイレブン。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
セブンの「社会の変化に対応して、自らも変化する姿勢」について解説。16年12月発行なので少し古いが、そこからはどう変化してきているのか?
あとがきにあった「スマホかざせば商品情報」。18年2月期中には実装されなかったと思われ。学生とのワークショップで挙がったという「プライスカードが多言語表記になり、売り場にハラルフードが増えるはずだ」は2020年に現実となるのか。
この先がどうなるか気になりました。 -
セブンイレブンが社会情勢の変化に合わせて如何に商品を投入しオペレーションを改善し社会インフラとして消費者と向き合って来たかを、全面ヨイショしながら書いた提灯新書。
セブンイレブンが凄い企業で大成功しているのは疑いようは無いのでこういう全面肯定もありですが、セブンイレブンの依頼を受けて書いた感じが何とも。
著者は一銭ももらわずに書いたと言うんだろうけど、加盟店だけで2万店弱、従業員と取引先に推薦図書として薦めて貰えば、一時間ちょっとで読み終わる企業広報情報を繋ぎ合わせた1000円の書籍が10万部売れるのか。著者印税が10%としても1000万円。
セブンイレブンの変遷を時系列でよくまとめた本としても、the提灯本の書き方作り方としても一読の価値はあります。
(いや嫌みじゃなく編集者としての力量は大したものだと思います。同じ御用ライターとして見習いたい。) -
セブンイレブンがどれほど時代の変化に対応してきたのか感嘆せずにはいられなかった。鈴木敏文名誉顧問のインタビュー「過去のデータを見て考えるなんて全く意味のないこと」ってもう凄すぎる。第4章の「メーカーを巻き込んでのPB商品開発」はコモディティ化の時代に重要なヒントになると思う。