- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575509960
感想・レビュー・書評
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『神々の遺品』に続くシリーズ2弾目。
シリーズものだったんですね。
今回は沖縄の海に沈んでいる海底遺跡を調べる事になった探偵石神。
テンポ良く、纏まりもあるのですが、前作と比べると古代文明について書かれている箇所が少なく
ちょっと残念。
ちょうど7月に沖縄へと行ってきたので、タイムリーだなぁと。
鍾乳洞、物凄くワクワクしますよね。
邪馬台国、ムー大陸絡みの話は大変面白く、沖縄説もありかもなぁと思ったり。
でもこれって結局どこにあるか分からないから最高にドキドキするのであって、本当に発見されてしまったら、興奮する反面ちょっと淋しくなるんだろうなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今野敏氏の作品は刑事物が多いが、他にも不思議なサイエンス物・SF?。この作品もその部類で、刑事物とSFがミックスされている。楽しく一気に読めた面白い作品だった。
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沖縄の海底遺跡とムー大陸とかすごい面白い説。
それを唱えた学者が自殺するが、捏造疑惑や、自殺じゃないのではというのを謎解きして行く。
沖縄での調査が進むにつれて探偵の見方も変わっていき、当初の視点から移って行くのが面白いといえば面白いのですが、クライマックスかと思う頃、残りページ数があまりにも少なく、意外にあっけなく、えーって感じで終わってしまった感で若干モヤっとします。
あっさり解決してしまったような気もしますが、くどくなくていいのか。。。
シリーズというか、以前にもオーパーツ的な作品があったそうです、日本ではなさそうなダンブラウン的な感じでシリーズ化されるのかな、他も機会があれば読んで見てもいいかも。 -
2018.3.14-123
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前回はもっと神について深く掘り下げていたが、今回は神の話題はほぼでず、自殺の真相に迫る普通の探偵小説だった。
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タイトルに惹かれて読んでみたけど、いまいちでした。かなり一本調子でめちゃくちゃ読みやすいのが良いところかな。 古代文明メインで読むなら参考文献の方を読んだ方がよさそう。 冒頭から中盤にかけて、ちょいちょい、若者コンプレックスのありがち表現がひどかったなと。 『神は数字だったのだ』はお気に入り表現だったのかな。たしかにこのフレーズだけは印象深かったかな。
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中途半端にオーパーツの話が出てくるのが、なんだかなぁ~。
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前巻より読みやすかったです。明智君も良い味出してますね。
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沖縄が舞台の探偵小説。今野敏さんはハードボイルド風がよろしい。少年、少女の扱いが危なかしい。
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「神々の遺品」から続く石神達彦シリーズ。
オーパーツを絡めたミステリだが、どちらもちょっと中途半端かなぁ。オーパーツモノとしては然程深くもないし、ミステリとしても序盤が長くて、本格的に捜査が始まったと思ったらもう残り少ない、という具合。でも、そこからの展開はさすがという感じだった。登場人物の印象がどんどんと変わり、少女から感じる違和感もスッキリ。上手く纏まっていたと思う。